9時半、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
今日の『なつぞら』。オープニングで、いつものアニメ画面がなつたちが制作したアニメ『大草原の少女ソラ』と連動した(顔は出ないが、『大草原の少女ソラ』のナレーションは『まんぷく』で福子を演じた安藤サクラである)。
ついに待ちに待ったなつと妹千遥の対面が実現した。
その前に千遥の娘、千夏がなつの前に現れた。マコプロダクションの見学に来たのだ。その千夏を演じるのはなつの子ども時代を演じた粟野咲莉である。別の役で再登場というのは、『あさが来た』で今井家の女中ふゆを演じた清原果那がふゆの娘役で再登場した前例がある。
「千夏」という名前にピンときたなつが千夏の手を引く女性に声をかける。「千遥?」「千遥だよね」
緊張した表情で振り向く千遥。このとき一緒に振り向いた千夏が同じように緊張した表情だったのは可笑しかった。千夏はさっきまでマコプロダクションの人たちとワイワイやっていたのである。たぶん、この場面はドラマの時間的順序とは逆に、先に撮られたのではなかろうか。
この凛とした表情、『蛍草~菜々の剣』で父親や主人の無念を晴らそうと敵討ちを決意するときの表情である。
今日はイントロ。来週に続けよ。
でも、次週の予告で気になるシーンがあった。牛舎でよろめき崩れる泰樹の姿である。あんなに背筋の伸びていた彼が杖をついているではないか。急に老け込んでしまったのか。もっともいままでが歳のわりに(90歳はいっているはずである)若々しすぎたのだけれど。泰樹が死ぬのはいやだなあ。
昼食はカップラーメン。時間の節約である。
ここ数日は録画してあるドラマも見ていない。見始めたら1時間ほどの時間を取られる。その1時間は大きい。食事をしながらNHKBSプレミアム「竹内まりやMusic&Life~40年をめぐる旅~完成版」(録画)をちょこちょことみている。1時間半の番組だが、どこから見ても(聴いても)楽しめる。「不思議なピーチメルバ」なんていい歌である(←「不思議なピーチパイ」ですね。ナイツの土屋のようなつっこみ)。
朝から曇っていたが、夕方になって陽が出てきた。
三階のベランダに出てみる(今日も終日家にこもっている)。
階段の下からハルがこっちを見ている。
ハルは基本的に二階の居間にいる。ときどき、部屋の外に出してやるのである(洗面所で水を飲みたがるのである)が、居間が日常世界で、居間のドアの向こうは外界なのである。もう若くないので、外界を探検しようという意欲は強くはない。いわんや家の外などは危険きわまりない異界であって、決して出たがったりはしない。
洗面所で蛇口から流れる水を舐める。私が掌で受けた水を飲みたがることもある。
夕食は冷豚しゃぶ、玉子豆腐、味噌汁、ごはん。
肉の下には野菜がたっぷり。
デザートは葡萄。
原稿の締め切りまであと3日となった。原稿は4章構成で残るは最後の1章である。ところがここで問題が出てきた。文字数チェックをかけたところ、1万7千文字までいっている。上限は2万字なので、残り3千字である。原稿用紙に換算して7枚ほどである。量的に考えれば、3日で7枚は楽勝である。しかし問題は最後の1章には10枚はどうしても必要なのである。上限の制限は厳しく、「多めにみてね」ということはできない。となれば、すでに書いた1~3章を削って、不足分を捻出しなくてはならない。最後の章を書き進めながら、これまでの章の見直し(リストラ)をしなければならい。やっぱり締め切りぎりぎりの作業になりそうだ。
あっ、もちろん16日午後の句会は出席しますよ。その時間(句会の後のお茶の時間も含めて)は作業計画の中に織り込み済みなので、ご心配なく。なにしろ皆勤賞は私だけですからね。加えて、今度の句会には私の娘が初参加する。娘はビビリなので(みんなツワモノぞろいだよと脅かしておいた)、彼女を一人で参加させるわけにはいかないのである。
2時半、就寝。