フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月11日(水) 曇り一時雨

2019-12-13 13:02:42 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

家を出る前に落葉拾い。やり出すと癖になる。新しい年中行事か。

 落葉掃くおのれを探しゐるごとく 平井照敏

戸山キャンパスの前(諏訪通り)の銀杏並木が黄葉の盛りを迎えている。 

10時半から学位委員会。今日は審査の申請件数がとても多く、審議の時間が昼休までかかった。 

 会議を終えて、「たかはし」に食事に行く。ゆるくS字にカーブする「南門通り商店街」を歩く。

看板に書かれたの電話番号の市内局番が3ケタのままになっているが、現在は「3202」のはずである。東京の既存の市内局番の頭に3を付けて4ケタになったのは1991年4月1日からであるから、この看板はそれ以前(創業時?)に作られたものということになる。ちなみに東京の市内局番が2ケタから3ケタになったのは、1960年2月7日からである。つまり東京の3ケタの市内局番というのは高度成長ー低成長(成熟する消費社会)ーバブル景気という「よき時代」の目印なのである。

肉豆腐定食(ごはん軽め)を注文。 

冬の定番である。 

食後のお茶は研究室で。いただきもの紅茶箱から「ホワイトクリスマス」をチョイス。ホワイトチョコレートとナッツの風味。 

夕方の会議まで時間があるので(先週まではこういう空き時間はことごとくゼミ論指導に充てられていた)、大手町に買い物に行く。

OAZ0ビルの地下の商店街に閉店した店の後のスペースが白い囲いのままになっているところが目立つようになった。

ここは以前うどん店があった。 

ここは以前私もよく利用した「屏南」があった場所である。 

ここは以前朝食用のパンを買っていた「神戸屋レストラン・ベーカリー」があった場所である。

つい最近、また一店(名前は忘れたが惣菜・弁当の店)閉店した。 こんな人通りの多い場所が「シャッター通り」化しているというのは異様である。よほどテナント料が高い(繁盛しているように見えて儲けが出ない)のだろうか。

 「ハンズ・ビー」ではよく鞄を購入する。 

京都への一泊旅行用に購入したリュクは先日のゼミ合宿のときにも使ったが、もっと小型の通勤用のものも欲しくなったのである。

購入したのはショルダーバッグでも愛用している「TAKEO KIKUCHI」の製品である。

 左は今日まで使っていた通勤用のショルダーバッグ。ずいぶん傷んでいる。お疲れ様でした。

ただし、リュックを背負うのはセーターにダウンコートを着る季節だけで、春になってジャケットを着るようになったらショルダーバックに戻ることになるだろう。そのときは新しいショルダーバックを購入したいと思っているが、今日「ハンズ・ビー」に行ってびっくりたのは、展示されているショルダーバッグの数が激減しいていたことである。どのメーカーも完全に主流がリュックになっていた。新しいショルダーバックをちゃんと選んで買える店を見つけなければならなくなるだろう。

4時半から定例(月イチ)の現代人間論系の教室会議。いつもは6時過ぎには終わるのであるが、今日は7時半近くまでかかった。

卒業生のキョウコさん(論系ゼミ1期生)にはお待たせしてしまって申し訳なかった。

彼女は私が京都旅行に行く一週間前に京都旅行に(ご主人と?)行ってらしたのだが、そのお土産ですと言って「松葉」のニシン蕎麦(蕎麦とニシン棒の2人前のセット)をいただいた。私もニシン棒は二人前買って帰っていたので、これで4人前になった。「被ってしまいましたね」と彼女は恐縮していたが、いいえ、これで娘と息子が年末に帰って来た時にこれで年越し蕎麦にできるからありがたいです。

夕食のリクエストを聞いたら「カーナ」のカレーが食べたいとのことなので、馬場下の交差点の「天や」の二階の「カーナ」に行く。ここに来るのは久しぶりであるが、以前、彼女と(もう一人二期生のタロウ君と)来たことがある。 

最初にサラダとラッシーが運ばれてきた。 

続いて注文したカレー(二種)とナンが運ばれてきた。ナンはかなりの大きさである。カレーの辛さを選べるように、ナンの大きさも選べるとありがたいのだが、これ一種しかない。 

カレー二種は私はマトンとチキン、彼女はマトンと野菜をチョイス。辛さは二人とも中辛。 

ラッシーは最初の一杯目は100円というサービス価格で、二杯目を頼むと通常価格(350円だったかな)。でも、二杯目の方が味も濃くて美味しかった(グラスも違う!)。

とてもナンは食べきれないと最初は思ったが、結局、全部平らげてしまった。出された料理を残せない性質(たち)なのである。おなかいっぱいだ。驚いたのは彼女も(私と同じ分量)全部平らげたことである。大食いということではなく、私と同じ出された料理を残せない性質なのであろう。 

これでは「カフェ・ゴトー」ではドリンクだけになるかなと思ったが、ショーケースにタルトタタンがあるのを見て、「スイーツは別腹」の法則が働いた。1つを半分にカットしてもらった。ドリンクは私はアップルティーのホット、彼女はアップルティーのアイス。ケーキもドリンクもアップル・アップルだ。

通常はこの倍の大きさです。 

今日も楽しくおしゃべりをした。彼女は国会議員(参議院)の秘書をされている。先日、国会は閉幕したが、野党の連合の件があるので、まだ年末年始の休みというわけにはいかないようだが、どうぞよいお年を。一緒に地下鉄に乗り、彼女は九段下で降りた。

帰宅して、玄関を上がる前に、落葉を拾う。

1時45分、就寝。