フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月24日(火) 晴れ

2019-12-25 21:10:14 | Weblog

11時、起床。

普通の時間に目覚めたが、秋学期の疲れが出たような感じでなかなか布団を出られなかった。学期と長期休みの間にいつもこういう日がある。

トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶のブランチ。

西蒲田一郵便局に郵便物を出しに行く。

ついでに葉書用の切手のシート(楽器シリーズ2)を購入。年賀状の返信用として。一応、年賀状は買ってあるのだが、相手によっては絵葉書で返信をすることもあるので。

妻と6時に家を出て「パン日和あをや」に行く。毎年恒例のクリスマスディナーを今夜予約している。平日の夜なので京浜東北線も南武線もとても混んでいた。

矢向の駅前風景。

線路沿いの道を鹿島田方面に歩く。風が冷たい。

6時半に「パン日和あをや」に到着。

今夜の予約客はわれわれだけのようである。カウンターの中には奥様だけでなく、お仕事から帰ったばかりのご主人もいらした。

手前のグラスはシャンパンのように見えるがノンアルコールのドリンク(私用)。妻はアルコール飲料を注文。去年と同じパターンだ。

最初のオードブルプレート。生ハムとカマンベールチーズとイチジクのジャムと全粒粉のパン。オリーブオイルは完熟したオリーブから作ったもの。

次のオードブルプレート。サーモン、クリームチーズ、ポテトと香草、マッシュルールとネギ(?)のマリネ、丸パン。オリーブオイルはまだ熟していない青いオリーブから作ったもの。

われわらの食べるペースが速いので、奥様に「いつもそうなのですか?」と聞かれた。はい、食べるペースは私も妻も速い。通常、オードブルというものはワインなどを飲みながらつまみとして食べることが想定されているわけであるが、二人とも飲まない上に、おしゃべりをしながら食べる習慣がない。フランスの諺であったか、「レストランでおしゃべりしている男女は恋人同士であり、黙々と食べている男女は夫婦である」というのがあったが、その通りである。ただし、お店の方交えての(巻き込んでの)おしゃべりであればよくするが、今日は奥様が喉を痛めていて声が出にくい状態だったので、話しかけることを控えていたというのもある。

マイタケのスープ(熱々だった)、ほうれん草のキッシュ、サラダ。

今日の主菜はカリーである(写真は二人前)。南インド地方のカリーだろうか(今シーズンの「孤独のグルメ」で取り上げられていた)、スープ状というよりも煮込料理の食感。1つは海老と大根とココナツのカレー、もう1つはチキンバターカレー、ヨーグルト、ライス。手前の液体はナンプラー(左)と、もう1つは何であったか思い出せません(果物の味わいだった)。

ナンとチャパティ(一人前)。チャパティは写真を撮る前に半分食べてしまった。

ごちそうさまでした。私は食後にチャイ。

妻はアイスクリーム。

食事を終えて、お茶を飲みながら、ご夫妻とあれこれおしゃべりをする。奥様もおしゃべりの輪に加わっていただいた。

2時間ほど滞在し、お店を出る前に空いている方のテーブルでご主人に写真を撮っていただく。

年内の営業は25日まで。年明けは8日から通常営業である。

よいお年を。

来るときは風が冷たかったが、帰るときは風がやんだようだ。

9時過ぎに帰宅。

八木アナウンサーがお休みの「明石家サンタ」を見ながら、年賀状の作成。

2時、就寝。


12月23日(月) 晴れ

2019-12-25 01:34:16 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ(+ウィンナー)、牛乳、紅茶の朝食。

庭先の山茶花が咲いている。うちの山茶花はみんな赤だ。

11時半に予約している接骨院へ。

1時間ほどの治療を終えて、昼食を食べに出る。

今週は「よいお年を」週間だ。馴染みの店を回って「よいお年を」の挨拶を交わすのだ。

今日は下丸子の「喜楽亭」だ。

基本的に月に一度うかがっている。

メニューはいろいろあるけれど、

注文するのはいつもこれ。チキンカツ定食だ(今年は一度、チキンカツが完売で、メンチカツ定食を注文したことがある)。ご飯は軽めでお願いしている。

たいていいつも客は私だけで(午後2時過ぎに来ることが多いのだ)、今日もそうだった。ご主人と雑談を交わしながらの食事が慣例である。

どうぞよいお年を。

蒲田に戻ってくる。いろいろ買物をする。

東急プラザの花屋で仏花を買う。

「ユザワヤ」では本来の書いたいものはなかったが、特売コーナーにスティック糊があったので3本購入する。

100円ショップ「キャンドゥ」では、茶こしとインデックスを購入。

茶こしは研究室で使う。いままでもあったのだが、最近、行方不明になってしまったのだ。

インデックスは文献の整理用に使う。正月休みに作業をするつもりだ。

帰宅して仏壇の花を替える。しかし、この菊の花はまだ残しておくことにする。

今日新しく買った仏花の中の菊の花はほころび始めてまだ時間が経っていない。これもいずれ上の写真のようにふっくらとしてくるだろう。菊ってすごいな。

夕食は広島菜を使ったチャーハン、蓮根と挽肉の炒め、サラダ、卵とキャベツの味噌汁。

広島菜は句会の主宰の紀本さんからいただいたもの。いい塩味と食感である。

デザートは先日、卒業生のモエさん(論系ゼミ6期生)からいただいたお菓子(「資生堂パーラー」のチーズケーキ)。

東急プラザの「くまざわ書店」で文庫本を5冊購入した。

『群像短篇名作選1970~1999』(講談社文芸文庫)

『群像短篇名作選2000~2014』(講談社文芸文庫)

雑誌『群像』の名作選。各冊18篇で計36篇。そうそうたるメンバーだ。しかし、一番驚いたのは価格である。各冊とも2300円。文庫本ですよ。私は価格を見ないでレジに持って行って、5冊で一万円弱したので、「えっ」と思ったが、もちろんそんなことは顔に出さず、財布から一万円札を出した。

上林暁『聖ヨハネ病院にて 大懺悔』(講談社文芸文庫)

上林暁は『昔日の客』の中に登場する作家の一人だ。私小説一筋の人で、晩年、脳溢血で半身不随、言語障害の後遺症を背負いつつ、作品を生み続けた。

野間宏『暗い絵 顔の中の赤い月』(講談社文芸文庫)

先日、『日本近代短篇小説選(昭和篇2)』の中に載っていた「顔の中の赤い月」がよかったので、それを含む野間の初期短篇集を購入した。

価格はそれぞれ1500円。これが講談社文芸文庫の標準的な価格である(『群像~』の方もそんなものだろうと早合点していた)。 

獅子文六『てんやわんや』(ちくま文庫)

 1948年11月から49年4月にかけて毎日新聞に連載されたユーモア小説である。子供の頃好きだった漫才の獅子てんや・瀬戸わんやが獅子文六とこの小説のタイトルからコンビの名前をとった(無断借用だったらしい)ということは知っている。しかし、これまで一度も彼の作品を読んだことはなかった。

それが今日、読んでみようかという気持ちになったのは、東急蒲田駅のホームのラックにあった「獅子文六展」(神奈川近代文学館)のチラシを手にとったからである。「近年、レトロでありながらモダンな作品世界が新しい読者の心をとらえ、再び〈獅子文六ブーム〉が起こっています」とそこには書いてあった。そうなのか、知らなかった。

昼食にチキンカツ定食を食べたので、それをカロリー的にチャラにすべく、ウォーキング&ジョギングを4キロほど。

2時、就寝。