フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月19日(木) 小雨のち曇り

2019-12-20 20:46:58 | Weblog

8時、起床。

トースト、牛乳、紅茶の朝食。

9時半に家を出て、大学へ。まずは本部キャンパスに行く。

昨日、勘違いで入れなかった高田早苗記念図書館へ。実際は、ここは会津八一記念博物館の入口で高田早苗記念図書館へは裏口のようなところから入るのであった。

裏手の小さな入口から入って階段を上がって3階に図書館の入口がある。本当に慎ましい佇まいだ。しかし、ここには社会科学系の本を中心とする50万冊の蔵書があるのだ。

書庫の中の階段を下りて1階の書架にお目当ての堀米庸三『わが心の歴史』はあった。借り出しの手続きをする。貸出期間は2カ月だが、もちろんそんなに長く手元に置いておくつもりはない。なにしろ学内にこの一冊しかないのだ。昨日の私のブログを読んで、興味を持った人がいるかもしれないから、読んだらさっさと返却します(もちろん必要な個所はコピーを取って)。

11時に研究室に着くと、ドアの前で卒業生のユカさん(論系ゼミ4期生)が待っていた。6月に神戸で彼女の結婚式に出たとき以来である。旦那さんが東京に単身赴任しているのだが、先週末から東京にやって来ていて、今日の夕方、旦那さんと一緒に神戸に戻るそうである。彼女自身はいま会社を休んでいる。というのも・・・

彼女に言われるまで気づかなかったのだが、彼女はおめでた(いま6カ月)で、かなり悪阻がひどかったため、数か月前から休職し、ようやく体調がよくなったので、正月明けから職場復帰するそうだ。

おめでとう、ユカさん。(この写真で見ると確かにお腹が大きいね)

「タビビトの木」にランチを食べに行く。最近、ここに来る頻度が高くなった。

二人とも同じもの注文。タシのベジタブル・ミールス。容器に入っているのは三種のカレーとヨーグルト。

ドリンクは私はカフェラテ。彼女はノンカフェインの菊花茶。

私は3限から授業があるので、この後、彼女は戸山図書館で本を読んでいくつもりとのこと。久しぶりに学生気分を味わってください。2月にまた東京に来る予定があるとのことなので、そのときまたお会いしましょう。よいお年を。そしてお体大切に。

3限は大学院の演習。教育研究科のS君が修論の内容の報告。

演習を終えて、ユカさんからいただいたお菓子をおやつに食べる。

高田早苗記念図書館から借りた堀米庸三『わが心の歴史』の冒頭の文章「人と時の流れ」に目と通す。なるほど、こういう内容だったのか(内容をここで紹介しようとすると一仕事なのでやめておきます)。

5限は講義「ライフストーリーの社会学」。

7時半、帰宅。

夕食は、鶏のささみのソテー(チーズと大葉をはさんで)、焼売、サーモンのサラダ、白菜と油揚げの味噌汁、ごはん。

澤田瞳子さんから新作『稚児桜』(淡交社)をお送りいただく。ありがとうございます。

それにしても、今年は3月に『落花』(中央公論新社)、6月に『月人壮士』(中央公論新社)、9月に『名残の花』(新潮社)に続いて4冊目の出版である。3か月に1冊のハイペースである。働き盛りとはこういうことを言うのだろう。

2時、就寝。