フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月12日(木) 晴れ

2019-12-14 15:49:48 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ(+ウィンナー、牛乳、紅茶の朝食。

 玄関脇の駐輪スペースの段ボール箱の上の座布団はナツのためのものだったが、今朝、ここにブーが寝ていた。ブーは野良猫のオスで、ナツのことが好きだった。乱暴なオス猫からナツを守ろうとして、しかし図体が大きい割に強くはなく、よく怪我を負っていた。そういうブーのことをナツは「そばにいさせてあげるけど、べたべたしないでね」という感じであった。6月にナツが死んでから、ブーは悲嘆に暮れていた。ナツロスである。しばらく姿を見せなかったが、ここ数日、この座布団ので上で寝ている姿を見るようになった。毛並みは悪くない。この冬を元気に乗り越えてほしい。 

10時半に予約している整骨院へ行く。 

昼から大学へ。 

落葉を見ると掃かないといけないのではないかと思っていまう(笑)。 

3限は大学院の演習。Y君が修論の途中経過を報告した。 

 昼食は「ミルクホール」で買って来たパン2個。ベーコンポテトと餅ナントカ(あんこが入っている)。

5限は講義「ライフストーリーの社会学」。

講義の後に学生(文構の1年生)が前にやってきて、私のゼミに入りたいのだがGPA(成績評価値)はどのくらい必要ですかと聞いてきたので、今年は全員受け入れたと答える(もちろん来年もそうなるかどうかはわからないけれど)。また、GPAのみで決めるわけではない(志望理由書の内容や面接も併用している)と答える。とにかく「ウェルカムですよ」と言っておく。

ところで今日の講義で、明治・大正時代から始まった文化の型としてのライフストーリーの変遷も1990年代に入った。バブルの前後でライフストーリーの社会的背景は大きく変化した。その変化を学生たちは実感していない。学生たちはバブルが崩壊した後に生れたから、「失われた世代(ロスジェネ)」と聞いてもピンと来ない。持っていたものを失ったのではなく、あらかじめ失われているからだ。

バブル崩壊から今日に至る30年を経済の視点から理解したい学生にはこの本を勧める。

 山家悠紀夫『日本経済30年史ーバブルからアベノミクスまで』(岩波新書)

 お勧めついでに、1月18日(土)に小野記念講堂で開催される「小津安二郎」のシンポジウムを紹介しておこう。

プログラムはこんな感じだ。

京都の句会でお世話になった宮本明子さん(同志社女子大学助教)も登壇する。 

7時半、帰宅。

私がソファーでカメラをいじっていると、ハルが膝の上に乗ってきたので、接写する。 

夕食は豚丼。 

 厚切りのロースを焼いて特製ソースをかけたもの。

最近、テレビの料理番組でやっていたものとのこと。 

先日拾って雑誌の間に挟んでおいた落葉が水気がすっかり抜けていい感じになった。 

パソコンに貼って使っているカレンダー。来年の1月~3月分を貼ることにしよう。 いよいよ年末だ。

深夜、ウォーキング&ジョギング。

1時半、就寝。