フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月1日(月) 晴れ

2021-03-02 14:35:11 | Weblog

8時半、起床。

今日から3月。

3月は春である。三寒四温が二寒四温、一寒四温へと移っていく(そんな言葉はないけど)。明後日あたりがその「一寒」にあたろうだろう。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

10時半から大学院の社会学コース会議(オンライン)。

会議を終え、昨日のブログをアップしてから、大学へ。

馬場下の交差点のところのかつて「天や」だった場所に「丸亀製麺」が営業を始めている。

大学に来るのは2月17日の文学部の入試以来である。

研究室のドアを開けようとして、驚いた。開かないのである。15センチくらいは開くのだが、何かがドアの向こう側にあってそれ以上開かないのである。「あっ!」と私は心の中で叫んだ。ドアの内側付近に積んであった本や報告書が崩れてドアの開閉ができなくなったのだ。たぶん2月14日の夜の地震のときだろう。17日は研究室に寄らずに帰ったので気づかなかったのだ。

片腕をドアの隙間から差し入れて、手の届く範囲の本を払いのけながら、少しずつドアを開けていき(ラッセル車みたいだ)、どうにか中に入ることができた。やれやれ。

1時過ぎに印刷会社の人が来て、ゼミ論集の版下(PDFファイル)を渡す。表紙の色は「サクラ色」に決めた。11冊目のゼミ論集である。これまでは表紙の色はこれまでのゼミ論集と並べた時の配色を考えて決めることが多かったが、全部のゼミ論集を並べて眺めているのは私だけで、卒業生は1つ上の先輩たちともう1つ上の先輩たちのゼミ論集しかもっていないのだから、方針を変えて、彼らにとって「いい色」「きれいな色」「素敵な色」・・・(この言葉はあまり使いたくないが)「かわいい色」を選ぶことにした。

乱雑になっている室内を印刷会社の方は驚いたようだったが、触れてはいけないことに思ったのだろう、何も言わなかった。「先月の地震のせいです。しばらく研究室に来なかったもので」と私が説明すると、「ああ、それは大変でしたね」と安堵したような返事をされた。部屋が乱雑なのは必ずしも地震のためだけではないのだが、詳しい説明は必要あるまい。

昼食はコンビニおにぎり。普段買うものよりちょっと値段が高い。鮭(はらみ)はそれほどではなかったが、たこめしは美味しかった。

あちこち本や書類が崩れた部屋の片づけをしながら、2時からの教授会はパソコン(オンデマンド)で参加した。

教授会の最後に本年度をもって退職される先生方のご挨拶があるので、研究室を出て、リアル会議が行われている38号館AV教室に向かった。

教授会が終わり、研究室でもう少し作業をしてから、大学を出る。キャンパスの八重つばきがちらほら咲いている。

次に大学に来るのは2週間後、ゼミ論集の搬入のときである。

夕食は初めて見る料理と、サラダ、松前漬け、玉子と玉ねぎの味噌汁、ごはん。

肉巻き揚げ出し豆腐のモッツァレラチーズ。チーズメーカーのサイトにあったレシピをもとに作ったそうだ。とっても美味しい。

食事をしながら『天国と地獄~サイコな2人』第7話(録画)を観る。佳境に入ってきた。

昨日放送された『村上RADIO~怒涛のセルフカバー~』をタイムフリーで聴く。山下達郎と同じように自身のレコードコレクションからの選曲である。彼のトークと合わせて聴きごたえがあった。

風呂から出て、『ジェットストリーム』を聴きながら、今日の日記を付ける

1時45分、就寝。