フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月11日(木) 晴れ

2021-03-12 13:38:13 | Weblog

9時45分、起床。

朝食の前に「現代人間論系新2年生の顔合わせの会」の案内のメールを担当クラスの学生たち(31名)へ出す。

「・・・当日は、特別の企画があるわけではありません。一年間、ずっとオンライン授業だったみなさんが、希望の論系に進級し、新年度を迎えるにあたって、キャンパスで、リアルな教室で、会って話をする(自己紹介や質問や相談)ということに大きな意味があると考えます。そして4月からお互いをキャンパスで見かけたときに「あっ、現代人間論系の2年生の人だ」と会釈ができたらいいと思います。・・・」

トースト(+ソーセージ)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『おちょやん』。千之助が初めて心のうちを開示した。一座のみんなにも頭を下げた。これまでのふてぶてしい態度はすべての今日のためにあったようなものである。

昨日のブログを書いてアップする。

午後2時を回った頃、散歩に出る。「ティースプーン」に顔を出す。

明日の朝食用にレーズンパンを購入。

紅茶葉(ティーバック)をこ購入。ウダブッセラワとヌワラエリヤ。どちらもスリランカ産だ。

アイスオレンジティーをテイクアウトして、歩きながら飲む。散歩日和だ。

散歩の足を矢向まで延ばす。

「パン日和あをや」に電話を入れ、席が空いていることを確認してから、線路沿いの道を歩く(空いていなかったら「ノチハレ珈琲店」など他の矢向周辺のカフェに行くつもりだった)。

矢向駅から「パン日和あをや」までは徒歩10分。散歩日和にちょうどよい。

私の行きつけのカフェはどこも感染対策がしっかりしているが、中でもここが一番しっかりしている。

客は私だけである。

今日のお目当ては毎年この時期限定の「国産牛のハンバーガー」である。ドリンクはコーラにする。

アメリカンな気分でかぶりつく。

デザートはホットショコラとクロワッサン。フレンチな気分で。

朝食用の食パンをテイクアウト。

本日のオススメのフルーツフィッセルも。

「パン日和あをや」は月曜と火曜が定休で、21日(日)が臨時休業。

店には1時間半ほど滞在した。

蒲田に戻り、本屋を覗いてから、東急プラザの屋上(かまたえん)に上る。東京の今日の日没は17時45分。だいたい一日に1分ずつ遅くなっている。

帰宅して今日の夕刊を広げる。

10年前の「非日常」をいまの「非日常」から振り返る。あれはあれで大変だったが、これもこれで大変である。震災は地域限定的で、急激な変化だったが、コロナ禍は全国的で、長期的な変化である。前者では安定しているように見えていた生活の基盤が崩壊し(存在論的不安)、後者では当たり前のものだった移動の自由と他者との接触の自由が奪われた(濃密な、あるいは孤立した、閉塞感)。生存戦略としての生活(生き方)の思想が再び求められている。それは行政に期待するようなものではなく、私たち一人一人が思案すべきことがらである。

夕食は海老とマッシュルームのアヒージョ、アスパラの肉巻き、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』第9話(録画)を観る。豊悦という隠し玉の登場でドラマは俄然面白くなってきた。このまま次回で最終回を迎える。

『イギリス 63歳になりました』、3回リーズの2回目が今夜放送されたが、それが終わった頃に、昔の卒業生からメールが届く。学生時代、私の授業で『35歳になりました』を観てから、この番組をずっとフォローしているそうである。おそらく自身の人生と重ね合わせて、いろいろな思いがあることだろう。メールには吉報が添えられていた。おめでとうございます!

深夜、近所をウォーキング&ジョギング(3キロほど)。昨日走ったから今日は休んでもいいのだが、明日は雨の予報が出いているので、走っておくことにしたのである。

風呂から出て、『ジェット・ストリーム』を聴きながら、今日の日記。

1時45分、就寝。