フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月21日(土) 晴れたり曇ったり、一時雨

2021-08-22 13:22:39 | Weblog

7時45分、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

最近、チャイはリビングのドア(廊下に出る)のところに寝ていることが多い。涼しいからということもあるかもしれないが、私がリビングに出入りするタイミングで自分も廊下に出たいからである。

しかし、書斎には連れていけないので(作業ができない)、昨日のブログはリビングの食卓で書くことにする。

9時頃から再開した足場の設置作業は昼過ぎに終わった。暑い中、ご苦労様でした。長雨の影響で、屋根の工事の方はもう少し先になる。

昼食は何を食べようか決まらないままに家を出る。すごくお腹が空いているというわけではない。でも、あっさりしたものではなく、それなりにしっかりしたものを、量としては軽めで食べたい気分だ。というわけで「てんや」で天丼を食べることにした。「天味」がやっていれば直行するところだが、だいぶ前にラーメン店に商売替えしてしまい(同じご主人)、馴染みの天ぷら屋というものがなくなってしまった。「てんや」の天丼は、早稲田の馬場下の交差点に「てんや」があったので、夜の授業の帰りにときどき食べていた。いまは閉店してしまったので、一種の懐かしの味である。

夏の特丼、これにしよう。半熟玉子はなし、ごはんは軽めで注文。

メニューの写真と比べると、半熟玉子がないことは別として、ごはんが少なめなのと、天ぷらの並べ方が単調(全部同じ方向)なので、「盛り上がり感」が足りないように思われる。

食べ始めてみると、ごはんはもう少しほしかった。私の語感では、ごはん「軽め」「少なめ」というのは「七割」くらいをいうのだが、お店では「半ライス」の意味になることがしばしばある。なので「ごはん心持ち(気持ち)少なめ」というのがニュアンスとしてはいいのだが、外国人の店員さんもふえている昨今、「心持ち」という日本語は通じにくいだろう。なお、ここではごはん軽めは50円引きだった。これはありがたい。大盛無料はあっても、少盛割引のない店というのはけっこうある。しかし、50円引きというのが半ライスを前提にした割引額だとすると、「7割」で注文するというのはやっかいな話かもしれない。かといって、普通に注文して、ごはんを少し残すというのは私は(私の世代は)なかなかできない。

「一二三堂」に寄って、『NHK俳句』9月号を購入。昨日、買い忘れたのだ。

「一二三堂」はこの商店街(サンライズカマタ)に残る数少ない個人商店だ。街の本屋さんとしては東口も含めてもはやここだけである。様変わりした商店街のことや、出版業界の現状について、ご主人からあれこれ話を伺った。

まんじゅしゃげ昔おいらん泣きました 渡邊白泉

妻がゐて子がゐて孤独いわし雲 安住敦

葡萄食ふ一語一語の如くにて 中村草田男

一階の和室の網戸から外の世界を見るチャイ。

振り向けば奴(私)がいる。

妻は今日、浅草橋の教室で仕事があった。夕食は久しぶりで「梅Q」に食べに行く。

卓上のメニュー立ては猫のデザイン。以前からそうでしたっけ?

「緊急事態宣言中特別価格」ということで普段は4千円する特製うなぎ釜飯が3千円になっている。これは注文しなきゃ。もう一個はあっさりと(価格も安い)ジャコと小松菜の釜飯にする。味噌汁は私はアサリ、妻はなめこ。

釜飯が焚きあがるまでの時間は梅Qサラダで。

ジャコと小松菜の釜飯。

特製うなぎ釜飯。

妻はうなぎを少しとジャコを一膳、私はうなぎを平らげる。残ったジャコはお土産にしてもらう。

店を出たのは7時半(ラストオーダー)前だが、私たちが最後の客だった。飲食店街(食い倒れ横丁)は暗い。居酒屋系のお店はほとんど店を閉めている。

夕食を外で食べたので、夕食を食べながらのドラマ鑑賞はなし。

『福山雅治 福のラジオ』や『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をタイムフリーで聴く。

1時過ぎに就寝。