フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月26日(木) 晴れ

2021-08-27 11:58:46 | Weblog

7時45分、起床。

私が一階の部屋の雨戸を開けにいくときチャイも一緒に付いてくる。外に出ない飼い猫にとって、いつもいる二階のリビングから出ることは、散歩のようなものなのだろう。ポストから新聞をとっている妻を網戸越しに眺めるチャイ。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

パラリンピックが始まって、再び新聞の一面がコロナとメダルの二本立てに戻った(+自民党の総裁選。相変わらずの派閥政治であるが、自分の言葉で政治を語れる人に出て来ていただきたいものである)。

本日の『おかえりモネ』。菅波と亮が束の間顔を合わせる。脚本家は、モネをめぐる三角関係、さらには未知をくわえた四角関係に展開させる気なのだろうか。思わせぶりな場面だが、決して面倒なことにはならないだろう。それは朝ドラに相応しくないからだ。『スカーレット』でも、主人公の夫と陶芸の弟子の間の三角関係が一瞬出現したが、ドロドロしたものにはならなかった(実際はドロドロしたものであったようだが)。

チャイが何かの空き箱に顔を突っ込んで抜けなくなったようである。二進も三進もいかないとはこういう状態のことをいうのだろう。

救出してやる。こういうことがあるので、長い時間目を離したままでいることができないのである。小さな子どもとまったく同じである。

今日は昨日より蒸し暑い。書斎の冷房の温度を1度下げる。

ブログを書いてアップする。

原稿を書く。

2時頃、昼食を食べに出る。暑いけれど、これも日課の気分転換である。

『ドクターX』のロケは今日はないようである。

今週二度目の「中川」に行く。

今日は鯖の味噌煮定食を注文する。

すぐに出て来た。揚げシュウマイが2個ついている(前回は酢の物だった)。

煮汁がサラサラとしていて上品は味付けだが、私は味噌煮はもっとトロリとしたものの方が好きなので、ちょっと物足りない。でも、茄子はとても美味しかった。

チャイが私の帰宅を待っていたかのようにリビングの外に出たがったので、出してやる。

畳の上に寝そべって毛づくろいする猫を見ているとのんびりした気分になるものである。

和猫ではないのだが(サイベリアン)、色合いが畳に合っている。

原稿の続きを書く。

4時からKさんのゼミ論相談(オンライン)。ネット空間におけるサードプレイスとしてオンラインゲームがテーマなのだが、私自身はそれがどういうものであるかについてよく知らない。一口にオンラインゲームといってもいろいろなタイプのものがあるようで、Kさんのやっているそれがどういうものか今日詳しく教えてもらって、たしかにそれならサードプレイとしての条件を備えているということがわかった。

ゼミ論相談をしている間は書斎のドアのところには「授業中」の札を出しておく。札は「録音中」「授業中」「会議中」「カフェ中」という4種類しか作っていなので、「授業中」というのが一番近いだろう。

ゼミ論相談を終えて(1時間ほど)、夕方の散歩に出る。

「スリック」に顔を出す。

ラストオーダー(5時半)10分前で、先客はいなかった。私が本日最後のイートインの客だろうか。

グレープフルーツのセパレートティーを注文。

マダムとおしゃべりをする。毎朝飲んでいるミルクティーの簡単な(本当はNG的な)煎れ方、ウォーターサーバーのない生活は考えられないということ、魚は中トロが一番好きであること、でも、ごはんのおかずとしてはお新香が一番ということ(すべてマダムの場合)、などなど、とりとめのない会話に終始する。これ、カフェの会話の基本である。

閉店時間(6時)を20分ほどオーバーして店を出る。

今日の東京の日没は6時15分頃である。早くなったものである。

東急プラザで花とパンを買って帰る。

夕食の時間まで原稿の続きを書く。

夕食はカレイの干物、冬瓜のそぼろあん、茹でトウモロコシ、玉子と玉葱の味噌汁。栗ごはん。

先日、「中川」で昼に鰯の甘辛煮を食べたときは夜が稚鮎の唐揚げだったが、昼に鯖の味噌煮を食べた今日はカレイの干物である。魚は魚を呼ぶのだろうか。

デザートは葡萄。

食事をしながら『プレバト』を追っかけ再生で観る。俳句夏の炎帝戦で優勝し、今回、特待生昇格を狙った神山宣子がなんと「才能なし」であった。優勝はまぐれあたりのホームランだったのか。いや、才能は秘めているのだが、コンスタントに一定のレベル以上の作品を作ることが大変なのである。それができるようになった人が、特待生であり、名人である。

原稿を切りのいいところまで書いて、風呂に入る。

風呂から出て、今日の日記とブログ(構成)。

2時、就寝。