7時、起床。
朝食は昨日「田園ベーカリー」で買った調理パンとホテル備え付けの珈琲。
昨日のブログを途中まで書いて、部屋を出る。
妻からLINEが入る。チャイが寂しそうにしているそうだ。ふ~む、妻も素直じゃないな。寂しいのはチャイだけではないはずである(笑)。
信毎メディアガーデンでブログの続きを書くつもりで来た。ここのロビーはWi-Fiが使えるのだ(おまけに信濃毎日新聞が各テーブルに置いてある)。ところが入口まで行くと、「本日休館」の札が出ていた。休館日があるとは知らなかった。新聞の休刊日みたいなものだろうか。
その足で「栞日」に行く。午後に行くつもりだったが、ここでブログの続きを書こう。ところが、一階も二階も満席だった。めったにないことである(三連休の余波であろうか)。店主の菊地さんと奥様に「午後にまた来ますね」と挨拶して引き返す。
ちょっと早いが、いや、だいぶ早いが、「源智のそば」で昼食にしよう。信毎メディアガーデン(あるいは「栞日」)でブログを書き終えてから食べようと思っていたのだが、朝食が7時半だったので、3時間が経っている(店は10時開店)。松本旅行のときは必ず来る。
先客は一組だけ。テーブル席も空いているが、窓際のカウンター席に座る。
山家天ざる。
もちろん新蕎麦である。新栗、新蕎麦・・・秋の松本旅行の楽しみである。
野菜の天ぷら。
蕎麦湯はすっきりしている。運んできてくれたご主人とご挨拶。ご主人はずっと厨房に入っているから、パン屋さんやカフェの方のようにはおしゃべりはしないが、「また来ました」「ありがとうございます」の挨拶を交わす。
店を出ると、そのそばに、湧き水を汲む間所がある。こういう場所はあちこちにある。アルプスの城下町の天然水である。
老舗の和菓子「開運堂」。
妻へのお土産に「笹巻き栗蒸し羊羹」を買う。
食後の街歩き。街歩きをしながら山が見えるところがいい。
ナワテ通りのシンボルは蛙。土産物屋でも蛙グッズが売られている。なぜ蛙なのか、前に調べたことがあるが、忘れてしまった。
今度の日曜日に「松本マラソン」があるようだ。
松本城公園に来る。
昨日は晴天、今日は曇天、それぞれにいい。まだ雨の日に来たことはない。
気温は14度(昨日より8度下がった)。すごく寒いと思いこんでいたので、セーターにカーディガンを重ね着して、ジャンバーをひっかけてきたが、そこまでではなかった。風がないからかな。
中町通り。
「チーアン」は路地の奥にある。
ご主人の姿がなく、奥様が一人で接客をしていた。たまたまいらっしゃらないのではなく、ワンオペになっていて、入口を入ったところでメニューを見て注文を告げ、お冷は自分でグラスに注いでテーブルまで運ぶ。食事メニューがなくなったのは、奥様のワンオペになったからだったんですね。
カステラ入りジェラードと紅茶(チーアンブレンド)を注文した。
カステラ入りのジェラードも美味しかったが、添えられている牛型のビスケットも美味しかった。ビスケットのお替わりは・・・できないでしょうね。
次々にお客さんが入っては出て行ったが、テーブルの片づけが追い付かない。奥様が「満席です」の看板を入口のところに出した。「テーブルの片づけお手伝いしましょうか?」と聞いてみたが、「いえいえ、とんでもありません」と奥様が手を振った。
ワンオペへの営業方針の転換はいろいろと考えられてのことだろう。ご主人からお話を聞きたがったが、日曜だけ店に出られるとのこと。春に来るときは日月火で来ますね。
同じく中町通りにある「グレインノート」。
通りから中を覗いたら田中一光さんの新作が出ているではないか。
中段、右から三つ目の水色(逆光でよくわからないと思いますが)のコップを購入する。
ここは木工と陶器の店。このひじ掛け付きの大きな椅子は20万円。体の大きな人(外国人?)用かしら。大きさの割には安いように思うのは錯覚かもしれない。
「栞日」に向かう。途中にある古本屋「松信堂書店」のシャッターが下りていたので、閉店してしまったのかと思って写真を撮っているところに自転車に乗ったご主人らしき人が来て、店の前に自転車を停めた。これからシャッターを上げるのかしら。ずいぶん遅いな。
「栞日」は午前中に来たときほどではないが、けっこうお客さんが入っている。でも、「テーブルは空いています」とスタッフの方に言われて、ドーナツとホットミルクを注文してから、二階に上がる。
最初、ソファーの席しか空いていなかったので、そこに座ったが、途中でお気に入りの机が空いたので、そちらに移動する。
ドーナツは揚げたてだ。いつも注文するホットジンジャエールが完売だったので、ホットミルクを注文したが、ちょっと甘い。砂糖は不用というべきだったのか。
知らない出版社から出ている、面白そうな本が並んでいる。
壁に貼られているのはパルコのポスターだ。かつて「パルコの時代」というものがあったのだ。
店を出るとき、菊地さんご夫婦にご挨拶。市会議員の生活にもなれたようである。今度の日曜日の松本マラソンに出場予定とのこと。去年に続いて二度目である。去年は完走されたそうなので、今年はタイムの更新が目標でしょうか。頑張って下さいね。
私は明日が定休日だということをうっかりしていた。明日もまた来るつもりでいたのだが、次の訪問は来春になるかな。
「松信堂書店」は開いていた。夕方から営業を始めるのか(秋の夜長営業)、それとも、途中で用事があって外出していたのかな。
ホテルの近くまで戻って来て、明日の朝のパンを調達するのを忘れたことに気づく。
「パルコ」に入っているパン屋さんでドーナツと塩パンを購入した。「ねこねこ食パン」なるものにも興味があったが、トースターがないからね。
いったん部屋に戻って、7時近くに「うらしま」に夕食を食べに出る。
ここは地元のサラリーマン相手の定食屋さん(夜は居酒屋さんでもある)。
カウンター席に座ると目の前には一升瓶がずらりと並んでいる。
メンチカツ定食(ごはんは軽めにしてもらう)。小鉢二つの充実した定食である。
このメンチカツが美味しいのだ。松本旅行の楽しみの一つだ。自家製のソースをかけていただく。
店を出たのは7時半。店がにぎわうのはこれからの時間帯だろう。
部屋に戻り、オンデマンド授業の収録を行う。
いつも火曜日あたりに自宅の書斎で収録するのだが、今日はワーケーションである。旅先で夜の街に繰り出すという習慣がない私だからこそできるのである(笑)。
収録を終え、風呂を浴びたら、お腹が減った。明日の朝食用のつもりだったスープパスタを食べる。
朝が早く、たくさん歩いたので(おまけに仕事までしたので)、疲れた。
11時半、就寝。