フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月13日(水) 晴れ

2024-11-14 11:26:01 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。目玉焼きとソーセージ抜きなのは昼食をいつもより早い時間に食べる予定だから。

2050年に単身世帯の割合が4割を越えるだろうという推計が載っていた。いわゆる「一人暮らし」である。親元を離れて暮らしている若者、独身の中高年、そして配偶者を喪った独居老人たちである。同じ単身世帯といっても意味合いはずいぶんと違う。未婚化と長寿化により中年以上の単身世帯が増えているのだ。

昨日のブログを書く。

11時半に卒業生のアリさん(一文社会学専修、2000年卒)と矢口渡の駅の改札で待ち合わせる。

この踏切の風景に彼女は魅かれたようだった。線路が緩やかに上がっているのはこの先で国道をまたぐからである。

「燈日」に行く。彼女はここは初めて。

11時半の開店で、開店時のみ予約ができるのである。

今日の食事メニュー。カフェだが、食事が美味しいのだ。娘さん(店主)とお父さまでやっている店で、食事はお父様の担当である。

注文したものが運ばれてきた。主菜+副菜2+味噌汁+ごはんのしっかりした定食だ。

私は豚肉生姜焼き。

アリさんはアジと根菜の黒酢あん。

彼女と前回会ったのは去年の5月なので、1年半ぶりである。彼女はいまある大学の研究室で秘書として働いている。週三日の勤務で、教授(理工系)のスケジュール管理、海外の出張手続き、研究室の学生や留学生のサポートなど業務内容は多岐にわたる(もう一人秘書さんがいるそうだ)。うん、秘書って感じですね(笑)。私も昔、科研費が比較的潤沢にあったとき、週一で秘書の方を雇ったことがあるが、どんな仕事を頼んでいたのか思い出せない。文系の教員で秘書を雇っている人ってあまりいないのではないかしら。

アリさんは私が早稲田で教え始めた初期の卒業生で、娘さんが二人いる(中学生と小学生)。下の娘さんがあと数年すれば中学生になるから、いよいよ待望の一人の時間が増えることだろう(彼女は長いこと専業主婦だった)。その時間を何に使うか、いまはその助走期間らしい。

食後の飲み物はカフェラテ。私はアイスで飲むことが多いのだが、今日はホットにした。お店には2時間近く滞在した。

カフェの梯子は蒲田に戻って「テラス・ドルチェ」で。

二人ともクリームソーダを注文した。このツーショットはなかなか珍しい(笑)。

私が子供の頃(1960年代)はクリームソーダといえば日曜日に家族でお出かけてデパートの食堂で注文する憧れの飲み物だったが、アリさんの世代にはもっとありふれた飲み物なのだろう、いきなりアイスクリームから食べ始めた。私の場合は、ラーメンに入っているチャーシューのようなもので、いきなり食べたりはしない。

近年、レトロブームなのか、クリームソーダを売りにしているカフェが増えている印象がある。ソーダの色もたくさんある。しかし、私にはメロンソーダがクリームソーダの原点である。

お店には30分ほど滞在した。下のお子さんが学校から帰るまでに家に戻らないとならないのだ。蒲田駅の改札でアリさんを見送る。お仕事頑張ってください。また、お会いしましょう。

私はいったん家に戻り、3時半ごろ家を出て、大学へ。

4時半から現代人間論系の教室会議。

6時半に(会議はもう少し続いていたのだが)大学を出る。

帰宅して、すぐに夕食。豚肉と玉子とニンニクの茎の炒め物、ブロッコリーのマヨネーズ・胡麻かけ、茄子の味噌汁、ごはん。

食事をしながら『モンスター』第話(録画)を観る。主人公の父親(彼も弁護士)が訴訟相手の弁護士として登場。父親と娘の間に何があったのか、次回、明らかになるようだ。まだドラマ終盤とはいえないこのタイミングで2話連続をもってきましたか。

今日。アリさんからお土産にいただいたお菓子を食べる。

あれこれの業務関係のメールのやりとり。

今日はレビューシートの締め切り日。大量のレビューシートに目を通す。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。