フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月23日(土) 晴れ、風が冷たい

2024-11-24 13:01:23 | Weblog

7時45分、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食(基本形である)。

昨日のブログを書いて、12時に家を出る。東京駅で降りて、地下鉄に乗り換えるのはいつものことだが、

今日はいつもの東西線ではなく、千代田線に乗り換える。いつもより長い距離を歩く。

大手町から二つ目の湯島で降りる。

湯島は上野から散歩しながら来たことはあるが、直接、地下鉄で来たのは初めて。

改札で卒業生のサワチさん(論系ゼミ7期生)と待ち合わせ、街歩き開始。今回のプランは彼女が立てた。目指した中華屋さんは行列が出来ていて、それではと目指したカフェが本日はお休みだった。たまたま前を通った台湾料理店「タイワンビー」に入ることにした。「ビー」は「Bee」。「台湾蜂」という意味だろうか。

サワチさんと前回会ったのは今年の6月末だったから、5カ月ぶりである。この時期に会う卒業生には来年のカレンダーをプレゼントしている。

私はワンタンメンと半チャーハンのセット(990円)。なかなか美味しい。しかも安い。

リサーチして入った店ではないが、「あたり」だね。井之頭吾郎の気分だ。

サワチさんは台湾風焼きそば。

けっこうなボリュームにビックリ(の演技)。彼女は学生時代から(卒業後も)たくさんの舞台を踏んでいる役者なのである。

会計のときに飴を勧められる。この人形は何ですかと尋ねたら、いろいろな神様だそうである。七福神みたいなものだろうか。みんな笑顔である。

人当たりのいい店員さんにわれわれの写真を撮っていただく。

湯島天神へ行く。男坂を登る。

学問の神様(菅原道真)を祭った神社である。受験シーズンになるとニュースのロケ地になる。私は来たのは初めてだが、定年退職のときではなく、就職したときに来た方がご利益があったかもしれない。サワチさんは自分の大学受験のときを含めて何度か来たことがあるそうだ。

合格祈願の絵馬。具体的な大学名が書いてある。一校(第一志望)に絞って書いているものもあるし、五、六校ズラズラと書いているものまである。

結婚式の前撮りだろうか、新郎新婦とご両家のみんさんが境内で写真を撮っていた。

猿回しが出ていた。

池上本門寺でも正月にやってくるが、演目(?)はだいたい同じで、一門のお家芸なのだろう。

途中から見たが、洗練された芸に魅了されて、最後の「八艘飛び」まで見てしまった。

投げ銭をしてその場を離れる。

旧岩崎邸庭園に行ってみる。私は再訪。2007年3月末に上野で花見をした流れで来たことがある。

彼女は初めてかな?

玄関前のイチョウの黄葉が見事である。

テラス前では狂言が演じられていた。

本館の脇にはビリヤード場が設けられいて、本館から地下道で来られるようになったいた。ビリヤード小屋を作ることも凄いが、玄関を出てすぐの場所なのにわざわざ地下道を作るというのも凄い。もしかして何かあったときの避難路という意味もあったのかもしれない。

サワチさんのスマホでツーショット。

不忍池に行ってみる。

一面の枯れた蓮。

池の畔でポートレイト。

以前来たときは、池の畔に「桜木亭」という売店と食堂があった。昭和の風情が残る場所だったが、ネットで調べたら、10年ほど前に閉店してしまっていた。

カフェを探して上野駅の方へ行ったが、みんなスマホで「上野 カフェ」を検索しているのだろう、どこも行列が出来ていた。

カフェ難民になってしまった。

半分、いや、八割方あきらめて、上野駅前のビルに入ったら、やはりカフェは行列が出来ていたが、テイクアウト中心のドリンク(スムージー)店の小さなテーブルが空いていた。贅沢は言っていられない。ここにしましょう。

私が席を確保し、彼女が注文する。

私は「つぶつぶいちごバナナミルク、彼女はつぶつぶマンゴーミルク。「ゴクゴク」というのが店の名前だ。

週末の繁華街で腰を下ろす場所を見つけるというのは大変であることを痛感した。20分ほど滞在。

この後、上野広小路で友だちと待ち合わせのサワチさんとはここでお別れ。次回は暖かな風の吹く頃にね。

上野駅から電車に乗る。

5時半頃、帰宅。

夕食までレビューシートのチェック。

夕食は鶏の手羽中のトマトソース煮、サラダ、麩の味噌汁、ごはん。

食事をしながら『嘘解きレトリック』第5話(録画)を観る。前回と今回で「人形屋敷」の事件。なんとなく横溝正史のテイストが入っていた。

今日撮った写真の整理。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。