フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月10日(日) 曇り

2024-11-11 10:57:20 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

昨日のブログを書く。

2時頃、昼食を食べに出る。呑川沿いの道を池上の方へ歩く。気温は17度くらい。むろん暖かくはないが、セーターにジャンバーでそれほど寒くもない。風が冷たくないからだろう(西風)。しかし、ついこの間まで「暑い、暑い」と言っていたのに、冬がもうそこまで来ている。もう少しだけ「小春日和」の散歩を楽しみたい(今週の後半に期待)。

本門寺の総門の前を通る。境内には入らなかったが、七五三の時期だろう。

「花くるま」はやっていた(ただしお稲荷は完売)。

暖簾をくぐる。こんにちは。

店内に先客はいなかった。中島美嘉の『雪の華』(インストメンタル)が流れている。

鮭と昆布(葉唐辛子)とすいとんを注文する。店主さんとあれこれおしゃべりしながらいただく。お会式の前の3週間、TVドラマのロケの控室としてお店を貸し出していたが、そのドラマは今秋ではなく、来年の放送なのだそうだ。お向かいの古民家カフェ「蓮月」でロケが行われたわけだが、一体、どんなドラマなのかしら。いまからちょっと楽しみ。

滞在時間は30分ほど。お汁粉とかあれば、もっと長居ができるんですけどね(笑)。

ごちそうさまでした。また来ますね(「よいお年を」の挨拶にはまだ早い)。92歳のお母さまは昼までお店に出ていらしたが、ピークを過ぎたので、奥にひっこんでいらっしゃる。

食後の甘味は「ティールーム101」で。池上の駅からマダムにLINEを送って、「これから一人で伺いたいのですが、席はありますか?」と聞く。蒲田の駅を降りて、家に向かって歩いているときに、「返信遅くなってすみません。今からでもどうぞ」と返事が届く。「Uターンして参ります!」

先客は常連さんが一人だけ。3人でおでんの話。3人ともちくわぶが好きだが(関西のおでん種にはない)、私が鍋の底に沈めてトロッとさせてから食べのを好むのに対して、2人は柔らかいものよりちょっと硬いくらいがいいとのこと(マダムに言わせると「アルデンテ」なのだそうだる)。

お茶はヒーリング・ガーデン(マダムのチョイス)。体が温まるからと。

シフォンケーキはカモミールと洋梨(今月のメニュー)。

店には1時間ほど滞在した。

帰宅して、『遠い太鼓』の続きを読む。

読了。同じエッセイでも『村上ラジオ』(『アンアン』連載)みたいな軽いものも悪くないが、こういう村上春樹の小説執筆の背景にある経験(小説を書くのに集中するために日本を脱出してギリシャやイタリアに住む)について書かれたもので読み応えがあった。

夕食はシュウマイ、ゴボウのサラダ、しらすおろし、玉子とワカメのスープ、ごはん。

食事をしながら『モンスター』第4話(録画)を観る。

デザートは柿。お隣のNさんから庭に生ったのをいただいた。歯ごたえのある柿らしい柿だ。私が子どもの頃、自宅の庭に柿の木があり、こういう柿を食べていた。いまはブルーベリーくらいだ。

送られてきた原稿に目を通す。

「お風呂沸かしましょう」

風呂から出て、今日の日記を付ける。今日、「ティールーム101」でマダムとおしゃべりをしたとき、私が毎日日記を付けていると言ったら、「私は日記を付けようと思ったことがありません」と言った。どうも日記=子供の頃の夏休みの宿題の絵日記が原体験としてあるようで、主体的に取り組む気になれないようである。読書感想文が子供を読書嫌いにさせるようなものである。

1時半、就寝。