8時半、起床。
数日ぶりの朝から晴天。気温もアップしている。ホッとする。
バタートースト、ほうれん草のクリームスープパスタ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
元横綱の北の富士が亡くなった。82歳。男ぶりのいい人だった。ご冥福をお祈りします。
昨日のブログを書いていると、玄関のチャイムが鳴って、近所の「シミズデンキ」のご主人が来年のカレンダーを持ってきてくれた。頼りになる「街の電気屋さん」である。一般に商店というものは街と住民をつなぐインターフェースだが、とくに電気店は大切だ。電気製品が故障するととたんに生活に支障が出る。そんなときに「街の電気屋さん」はすぐに来てくれる。商品の値段だけを考えれば量販店で購入する方が安いが、アフターサービスやあれこれの便宜を考えると、「街の電気屋さん」から購入するのが一番だと思う。街は住宅と商店から成り立っているべきものである。住宅しかない街には住みたくない。
授業の準備をして、12時頃、家を出る。この駅に続く道はかつて商店街であった。地上げをされて専門学校のキャンパスの中を歩く道のようになってしまった。日当たりが悪く、いつもビル風が吹いている。
金曜日は演習とゼミの日。
演習の始まる前にコンビニおにぎり(鮭と梅)の昼食。
3限は演習「現代人と孤独」。グループ(3人)の発表で、映画『ライフ・オブ・パイ:トラと漂流した227日』を題材にした孤独・信仰・物語についての考察。
映画のあらすじは月曜日に先行して配布された彼らのレポートの中で紹介されいるが、それだけではどういう作品か十分にはわからなかったので、私は事前に映画を見ておいた(アマゾンプライムで)。それをやっておくかどうかで発表についての理解および発表後のディスカッションのレベルは全然違ったものになる。同じ作品を観ている(読んでいる、聴いている)ということが対等の立場でディスカッションができるための条件である。私は教員なので当たり前のこととしてそういうことをするが、はたして、この映画を見てから今日の演習に臨んだ学生は何人いただろうか。自分(たち)の発表のとき頑張るのは当然である。問題は、人の発表をどう聴くかである。聴くための準備をして聴くか、ただボーっと聴くかで、演習から得るものは天と地ほど違う。
同じ教室で、続けてゼミ。今日の報告は3件。
健やかな推し活
「坊主刈り」を選択し高校野球に打ち込む選手たちの心理
20代の年齢意識
ゼミの後、研究室に文献を探しに来た学生が、ゼミ論のテーマとは関係ないが面白そうな本を見つけて持って行った(あげます)。
卒業生のカオルさん(論系ゼミ7期生)が仕事終わりに研究室にやってきた(彼女の勤め先は新宿にある)。前回、彼女と西新井でカフェ巡りをしたのは今年の5月だったから、半年ぶりである。
せっかく研究室に来られたのだが、陶器のコレクションの中からお好きなものを一点差し上げましょう。熟考の末(ほんとにけっこう時間をかけて考えた)、彼女が選んだのは清水直子さん作のお皿だった。
獏の絵が入っている。
「すぎうら」に電話をして、席が空ていることを確認してから、食事に出る。美味しい和食が食べたいときはここに来る。
先付け。
二人ともアルコールは飲まないが(ウーロン茶を注文)、酒の肴は好きである。
海鮮サラダ。サラダとお刺身が一緒に食べらので、毎回、必ず注文する。
銀杏の塩煎り。
焼き物メニューからは出汁巻き卵。
揚げ物メニューからは天ぷら盛り合わせ。海老(2本)、キス、ホタテ、シメジ、茄子、カボチャ、しし唐。
煮物メニューからはカレーの煮付け。
ここで私はごはんセット(ごはん、味噌汁、香の物、茶碗蒸し)を注文。カレーの煮付けをおかずに。とくに煮汁をごはんにかけて食べるのが好き。
カオルさんは稲庭うどんを〆にした。
食事を終え、お茶を飲みながら(カフェゴトーはもうラストオーダーの時間を過ぎている)、ツーショットを自撮り。店には2時間弱滞在した。彼女は2月に友人と松本旅行に行くそうだ。観光としては松本城は外せない。飲食店については、私のブログを参考にしてみてください。私の馴染みのお店に行ったら、私の教え子だと言えば、笑顔で迎えてくれるでしょう(お店ごとに定休日が違うので、そこは注意してください)。
10時前に帰宅。夕刊の一面に「大谷満票MVP」の記事。DHであることを問題にするような声があると聞いていたが、満票でしたか。よかった。
カオルさんからお土産にいただいたお菓子を食べる。
赤い包み紙はホワイトチョコでコーティングされたミルフィーユ。
緑の包み紙はビターチョコレートでコーティングされたミルフィーユ。
レビューシートのチェック。
風呂から出て、今日のブログを書く。
1時半、就寝。