フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月18日(月) 曇り

2024-11-19 12:19:17 | Weblog

8時15分、起床。昨日とは打って変わって寒い

チェイも和室のチェアーの上で丸くなっている。

洗面所の鏡の前で髭を剃りながら(電気カミソリではくシェーバーを使う)、なんとなく、唱歌『夏は来ぬ』のメロディーを口ずさむ。歌詞は季節離れしているが、メロディーとリズムが実に髭剃りに向いているのだ。ほかの唱歌も試してみたが、『ペチカ』はなかなかよかった。この方が冬向きかな。

家の周りに落ち葉が。ハナミズキの落葉だ。風があるので、他所のお宅の前にも行ってしまっている。

落葉掃き。二軒先の家の奥様が玄関前の落葉を掃いている。「すみません。それ、うちの落葉ですね」と挨拶する。笑って会釈を返される。名付けて「落葉のコミュニケーション」。なかなか風情があってよいものである、と思っているのは私だけでしょうか(笑)・

斜め向かいのAさんが自宅の椿の落花の掃除をしていたので、ちょっと立ち話。ご自宅の玄関前の階段がけっこう段差があってきついという話をされる。だいぶ前に亡くなったご主人は大工さんだったが、家を建てたときはそんなこと考えもしなかったようである。私の家の玄関前の段差もそれなりにある。母は晩年、手前の低い方の段差で転んで手首を骨折したことがある。でも、段差をなくして傾斜にすればいいというものでもあるまい。傾斜で「おっとっと」とつんのめることもある。バリアフリーってなかなか難しい。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

本日の朝ドラ。主人公一家が糸島を離れ、神戸へ。

駅のホームでの別れのシーンは定番である。

新しい舞台となる神戸の商店街。近くは『カムカムエブリバディ』で主人公夫婦が大判焼き屋を始めた商店街があったが、商店街というものも朝ドラの定番である。ホッとしますよね。

それにしても陽太役の菅生新樹、菅田将暉の実弟と知って、改めて兄をちょっと太らせたような顔をしているなと思った。

昨日のブログを書いてから、予約している近所の歯科に行く。定期健診で、歯の掃除をしてもらう。会計のとき、受付のスタッフさんから「最近、何か映画は観られましたか」と聞かれる。以前、『名探偵コナン』の劇場版を観たときの話をしたことがあるのだ。「最近は映画館に行けていません」と答えると、「私は『室井慎次 生き続ける者』を観ました」と言った。「踊る大捜査線シリーズ」のファンのようである。「室井慎次は死んじゃうんですか?」と聞くと、「ネタバレになるので言えません」とニッコリして答えた。私は観ないと思うけど(笑)。次回は年明け。「どうぞよいお年を」。そろそろこの言葉を使う時期になった。

「まいばすけっと」で仏花を買って帰る。

新しい仏花(丈の長い方)と古い仏花(丈の短い方)の組み合わせ。

「下の方がスカスカにならないように、というのは生け花の基本ですね」

放送原稿を書く。

先日、喪中のハガキをいただいた方へお悔やみのハガキを書いたのだが、ご丁寧にお悔やみのお礼の手紙が届いた。大叔父の娘さんからだ(娘さんとはいっても年齢は私とそんなに違わないだろう)。お父様は今春の95歳の誕生日は元気で迎えられたのだが、その後、コロナに罹り、肺炎になり、入院。いったん退院されたが、元のようには回復せず、再び入院してそのまま亡くなられたそうである。「一喜一憂する数カ月でした」と書かれていた。改めてご冥福をお祈りします。

2時半頃、昼食を食べに出る。駅前の「キシフォト」で買物。携帯用に4メガのUSBを購入。万一、落としても大丈夫なように、その日の授業の教材など必要最小限のものだけを入れることにする。

ダイソーで文具類を購入。100円ショップには「これが100円!?」というものがたくさんある。値上げラッシュの昨今、庶民の味方だ。大人のディスに―ランド、と言っても過言ではない。

買物を済ませてから池上線に乗る。

久しぶりの「ハナコーヒー」。月曜に行くことが多いのだが、このところ三連休の最終日にあたってしまって、混んでいて入れない(入る気になれない)ことが続いたのだった。

クリスマス仕様である。

先客はいなかった。マダム、お久しぶりです。

写真を撮っていただく。マダムには申し訳ないが、これでようやく落ち着けます(混んでいるときはこのお気に入りの席に一人では座れない)。

玉子サンドのセットを注文。ここではこれが定番。

セロリのトッピングはサービス。

カップが新しくなった。まだまだ当分、お店は続けられる覚悟ですね。来年あたりから、お孫さんの一人が中学生になるので、週末にヘルプに入ってくれるそうである。

名物の台湾カステラは「ハナカステラ」と改名。

フィナンシェ(レモンカードとキャラメル林檎)とホット柚子ティーを追加注文。

お店には1時間半ほど滞在した。

帰りは歩く。

昨日は定休だった大城通りの「近江屋精肉店」。コロッケとメンチカツを1つずつ買う。夕食のサイドメニューにしよう。店先には二人の小さなお子さんを自転車に乗せた女性の先客がいた。何か(コロッケかな)お店の方からいただいたらしく、「おばちゃんにありがとうっていいなさい」と子どもに言い、子供は「おばちゃん、ありがとう」と声をそろえて言っていた。

夕食まで放送原稿を書く。

夕食はポークソテー、蕪の梅肉和え、キュウリのキューちゃん、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『海に眠るダイヤモンド』第4話(録画)を観る。

「コロッケとメンチカツのこと、忘れてますよね」

「ライフストーリーの社会学」第8回のパート2の収録。パート1より先にパート2を収録するのはいつものことである(パート1にはレビューシートを反映させるので)。

風呂から出て、今日の日記を付ける。鞄の中に忘れたままだったコロッケを食べる。禁断の夜食である。(メンチカツは明日の朝にしよう)

今週の『ジェットストリーム』では村上春樹『遠い太鼓』の中から「ティタニア映画館の夜は更けて」が朗読される。

1時15分、就寝。