フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月17日(日) 晴れ

2024-11-18 11:28:03 | Weblog

8時50分、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。牛乳を入れているのは陶器(田中一光作)なのでが、昨日、書斎で紅茶を飲むときに使ってみたら、持ち手がないので、熱くてダメだった。やはりこれはグラスと同じ扱いだ。

食事をしながら『ア・ターブル ノスタルジックな休日』第12話(録画)を観る。休日の朝にみるのに相応しい番組だが(実際の放送は水曜日の23時だった)、録画分はあと一回だ。

「続編希望ですね」

今日は雲のある晴れで、暖かい。

昨日のブログを書く。

「ベイクマン」に電話をして食パンの取り置きをお願いする。

1時半頃、家を出る。玄関脇のハナミズキが紅葉している。

スイカを家に忘れてしまったので、大森までの切符を買って改札を入る。しかし、私はもっと重要なことを忘れていた。今日は京浜東北線の蒲田~品川間が運休なのだった。

京急蒲田から大森海岸まで行く手はあるが、歩きが随分と長くなる。むしろ池上からバスで行った方がいい。

池上駅のロータリーから上池上循環(内回り)に乗る。スイカを忘れてしまったので、現金で支払う。「おいくらですか?」と運転手さんに尋ねたら「230円です」とのこと。いつもスイカを使っているので、いくらなのかを認識していないのである。池上線の蒲田→池上が140円、バスが230円で、合計370円である。京浜東北で蒲田→大森は150円であるから、220円も余分にかかる。

でも、路線バスに乗るのは好きである。街との距離感が電車よりもずっと近い。

山王二丁目で下車。乗車時間は20分ほどだが、停車場が「ベイクマン」のすぐそばである。電車で行った場合は、大森駅から10分ほど歩くことになる。お店の方に「今日は京浜東北線が運休なのをうっかりしていて、池上からバスで来ました」と言ったら、「それはそれは」と言われたので、「でも、美味しいパンのためなら千里の道も厭いません」と答えたら、「ありがとうございます」とニッコリされた。「千里」は大袈裟だったな。

「本の庭」に寄っていく。昼食を食べよう。

しかし、パンとスープのセットは完売だったので(遠回りしたせいかな)、紅茶とイチジクのパウンドケーキと季節のブレンドを注文する。「パンがないならケーキを食べればいいのに」と暴徒化する民衆を見ながらマリー・アントワネットは言った(と伝えられてる)。おっしゃる通りです。

論文の再校ゲラのチェック。本文には訂正すべき箇所はなかったが、参考文献のところで3か所のミスを発見。

お店には1時間ほど滞在した。帰りの大森駅前から上池上循環(外回り)のバスに乗る。

夕日に向かってバスは走る。

池上駅より2つ手前の堤方橋の停車場で降りる。ここから大城通を歩いて帰る。運動と電車賃の節約である。

さすがにパウンドケーキ一片だけの昼食ではお腹が満たされない。肉屋さんでコロッケを買ってパンに挟んで食べようと思ったのだが、日曜日は定休だった。

「本の庭」を出るときにスタッフの方からいただいた開店一周年記念のプレゼント。

珈琲を淹れて、食パンを焼かずに(まだ柔らかい)バターの載せて食べる。冷凍する前に一枚はそのまま食べたい。

4時半を少し回った頃の西の空。冬至(12月21日)まだまだ一カ月ほどある。これから日暮れはもっと早くなるだろう。

夕食は卵とキノコの炒め、春巻、味噌汁、キュウリの九ちゃん、ごはん。1960年代の子どもはキュウリの九ちゃんが好きなのだ(と思う)。

食事をしながら『ライオンの隠れ家』第6話(録画)を見る。いよいよ向井理が本性をあらわにする。

「怖いですね。私(猫)も隠れたいです」

レビューシートのチェック。

放送原稿を書く。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時15分、就寝。