フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月25日(水) 晴れのち曇り

2012-07-26 08:16:16 | Weblog

  8時、起床。ウィインナーとキャベツの炒め、パン、牛乳の朝食。

  昼から大学へ。今日はとても蒸し暑い。目の前を3人のキャンペーンガールたちが大きな傘を差して歩いている。

  蒲田駅で買った崎陽軒のシュウマイ弁当を教務室のデスクで食べる。今日はソースと醤油を間違わないで使えたが、付いてきた胡麻塩を赤飯に振り掛けるのを忘れた。し、しまった。

  2時から始まった教授会は6時過ぎまでかかった。これが現教務による最後の教授会。いろいろなことが走馬灯のように・・・ということはとくになかった。5月、6月、7月、最後の3回の教授会はサラサラとしていた印象がある。

  教務室で8月4日・5日のオープンキャンパスの打ち合わせをしてから、神楽坂の「神楽小町」で事務所の管理職・主任の方々との慰労会。事務所の方々には本当に本当にお世話になった。いくらお礼を申し上げても足りない。教務の任期は2年間だが、事務所の方々は5、6年で箇所を異動する。教務が交替しても、事務所の方々の多くは留まるから、あれこれの案件の継続性は事務所の方々によって支えられているわけで、おそらくはそうした自負をもって仕事に取り組んでおられるのだと思う。有能で、且つ、謙虚。世の中に有能な人というのはたくさんいるが、謙虚さを兼ね備えている人は少ない。事務所にはそうした人たちがたくさんいる。

  有能で、謙虚で、それともう一つ、面白い人たちというのが私の印象である。だから一緒に仕事をすることが楽しかった。教務の2年間は、しんどいことが多かったが、それでもなんとかやってこれたのは、そこに「笑い」があったからである。

   Sさん、本日の幹事役、ありがとうございました。奥さんが大学職員の仕事をなかなか理解してくれず、何でしょっちゅう帰りが遅いのと詰問されるとこぼしていましたね。わかりました。私に任せてください。ご自宅に電話をして、「文化構想学部の教務主任の大久保と申します。Sさんをお願いいたします」「主人はまだ大学から戻っておりませんが・・・。今日も遅くなると申しておりました」「えっ? そうですか、おかしいな、今日は何もないはずだけど・・・」と言っておきますね(笑)。


いろいろな料理が出たけれど、これは海鮮と野菜の土鍋(このスープで作った雑炊が美味しかった)。

  10時散会。今日は神楽坂は何かのお祭りで、平日の夜なのに人出が多かった。

  11時、帰宅。風呂に入る前に冷蔵庫からガリガリ君を一本取り出して頬張る。風呂から出て、冷蔵庫からアイスの実を取り出して頬張る。とにかく今日は蒸し暑い。 


7月24日(火) 曇り

2012-07-25 02:55:51 | Weblog

  6時、起床。私にしては早起き。昨夜、今日の必修基礎演習の学生たちからレポートの草稿が締め切りの23:59ギリギリにたくさん送られてきたので、自宅を出る前にその添削を済ませねばならないはめになった。もっとゆとりを持って送って来いよな、ほんとに。ベーコン&エッグ、レタス、トースト、牛乳の朝食。

  10時半に自宅を出て、大学へ。電車の中でもレポートの添削作業。ふぅ。

  昼休みの時間、研究室で、この秋からアメリカに留学にいく現代人間論系の2年生の学生からゼミ選考についての相談を受ける。

  昼食はコンビニのおにぎり3個(鮭、梅、昆布)。

  3限は必修基礎演習。午前中に作成したレポート添削資料を配りながら、1つ1つ説明をする。最後に来週の話をしようとしたら、先生、授業は今日が最終回ですと言われる。えっ、そうだったのか。来週が最終回だと勘違いしていた。食べものや飲みものを用意して、茶話会風にやろうと思っていたのに・・・・。

  4限は演習「個人化の社会学」。最後のグループ報告が終る。履修生100人の演習を来年度も続けるかどうかは、これから冷静になって考えてみたい。

  研究室の前で同僚の長谷先生と出くわす。新著『敗者たちの想像力』(岩波書店)の見本10冊をいま出版社からもらい受けてきたところだそうで、その場で一冊ちょうだいする。「本当の献本第一号です」と言われる。嬉しい。心から感謝。


父さん、本ができました。富良野はいかがですか? (って、それは倉本聰ですから)

  今日は夜間当番。教務的メールを書きながら、9時半まで教務室。

  蒲田に着いてから、「満月」で遅い夕食。冷麦の野菜天付きを注文。この時間に食べるのにちょうどいい。

  11時、帰宅。風呂を浴びてから、メールのチェック、教務的メールの作成、ブログの更新などを済ませて、3時過ぎに就寝。


7月23日(月) 曇り

2012-07-24 01:01:16 | Weblog

  8時、起床。焼きソーセージ、レタス、トースト、牛乳の朝食。

  昼から大学へ。スロープをあがったところに、長谷先生の新著『敗者たちの想像力』(岩波書店)の刊行を記念して、脚本家の山田太一さんを招いて行われるトークショー(?)の看板が出ている。これは楽しみだ。ちなみに『敗者たちの想像力』は山田太一論であるが、タイトルは山田の『異人たちとの夏』と何しかしら関係があるのかしら。

   夕方から学生の面談がある。それまでの時間は教務室で仕事。

  昼食は「五郎八」へ。今日の昼食は麺類と決めていた。体重コントロールのためである。しかし、「五郎八」に向かう途中、「すヾ金」の前を通ったとき、衝動的に店の中に入ってしまった。あらら、意志とは裏腹に身体は鰻重を欲しているらしい。い、いかん。幸いというべきか、店の中には順番待ち客が3名いた。それを見て、「混んでいるんですね。またにします」と言って、店の外に出た。ああ、危なかった。「五郎八」にたどり着き、揚げ餅そばを注文する。

   食後のコーヒーは、「五郎八」の隣の「珈琲館」で。入るのは初めて。夜に「五郎八」で来たときに、食後の珈琲をここで飲めるといいのだが、夜は9時に閉店するので、その機会がなかった。蒲田にも「珈琲館」はあったのだが、いまはなくなってしまった。ブレンドが430円という値段は微妙なところで、高くはないが、しかし安くもない。ただし、お替りは半額である。30分ほど読書。お替りはしなかった。1時間以内であれば、追加で何かを注文する必要はない、というのが私の感覚である。滞在時間が1時間を越えるときが、追加注文のタイミングではないかと思う。

    5時から学生面談。引き続いて6時から、もう一件、学生面談。

   7時過ぎに大学を出る。

   蒲田に着いて「你好」で夕食をとる。ニラレバ炒め、餃子、タマゴスープ、ご飯。食後のコーヒーは「シャノアール」で。

   9時、帰宅。風呂を浴びてから、明日の授業の準備とブログの更新。


7月22日(日) 曇り

2012-07-23 01:27:09 | Weblog

  8時、起床。炊き込みご飯、玉子焼き、舞茸の吸い物の朝食。

  午前中に基礎講義のレポートの採点とコメント書きを終らせる。

  『新鐘』の原稿を書いてみる。構想していた内容は与えられれた字数では無理(不足)であることがすぐにわかる。締め切りは今月末であるから、構想を練り直そう。

  3時頃、自転車に乗って外出。島忠ホームセンターに玄関先に飾る花を買いに行く。  

  昼食がまだだったので、蓮沼通りにある「廣栄屋」という蕎麦屋に入る。蕎麦屋といっても蕎麦とうどんだけの店ではない。異文化共存みたいな店である。数年前まで自宅の近くにあった(とんかつの「鈴文」の並び)「藪久」に雰囲気が似ている。こういう蕎麦屋さんが近所にあると便利である。すき焼うどん定食を注文。すき焼うどんは「藪久」でよく食べた。 

  島忠ホームセンターでは、マリーゴールド、日々草、サルビア、もう1つ名前をちゃんと知らない観葉植物をそれぞれ4鉢ずつ購入。このあたりが自転車の一台(前籠と後ろ籠)で運べる限度である。

  帰宅すると、玄関先に野良猫の「なつ」が来ていた。最近、またよく来るようになった。ご贔屓にされている家が複数あるので、疎遠にならないように一定の間隔で移動しているようである。野良猫もいろいろ考えているのだ。 

  夜、録画してまだ観ていなかった「出没アド街っく天国」を観る。今回は鎌倉若宮大路が取り上げられていた。私にとって鎌倉はおなじみの場所だが、駅を降りてすぐに海岸をめざすことが多いので、実は、若宮大路の駅前から八幡宮に向かうルートはあまり馴染みがない。なかなかよさそうな店があるので、今度、鎌倉を行くときには歩いてみることにしよう。暑そうだけど。


7月21日(土) 曇り時々雨

2012-07-22 01:10:04 | Weblog

  8時、起床。蒲団の中にいたら、妻がリビングで息子に話している声が聞こえて来た。妻が知り合いの方から聞いたという『梅ちゃん先生』の今後の展開の話だ。な、なんですと?! びっくりして目が覚める。

  朝食はとらず、9時過ぎ似自宅を出て、大学へ。研究室でコンビニで購入したおにぎりを食べる。

  10時半から大学院の推薦入試の面接。その後、会合を一件。

  昼食は「たかはし」に食べに行く。お刺身定食(鰹)。

  生協戸山店で、堀江敏幸『時計まわりで迂回すること 回送電車Ⅴ』(中央公論新社)、常盤新平『たまかな暮し』(白水社)を購入。

  1時から社会学コースの修士論文中間報告会。5名の発表を聴く。4時半ごろ終了。

  教務室で雑用を片付け、大学を出る。「フェニックス」で一服。ティラミスとコーヒー。奥の席でさきほどの報告会で発表した学生と指導の先生がお茶をしていた。

   あゆみブックスで、白井明大『日本の七十二候を楽しむ―旧暦のある暮らし』(東邦出版)を購入。

  蒲田に着いて自宅近くの専門学校の庭で車中読書の続き。ここは夏の夕方の読書スポットである。

  7時、帰宅。風呂を浴びてから、夕食。

  寺島しのぶ主演の映画『やわらかい生活』(2007)をDVDで観る。蒲田が舞台の作品。知っている店や場所がたくさん出てきた。


ちゅんを掌の中に入れて一緒に観る