フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月24日(火) 晴れ

2015-03-25 22:13:33 | Weblog

8時、起床。

昨夜、母からおすそ分けしてもらった本マグロの赤身を一晩醤油に漬け込んで、サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、ご飯の朝食。もちろんお茶漬けで食べる。

昼食は母がレトルトの鰻の蒲焼(国産)を食べるというので、母が4分の一を食べ、私が4分の3をもらって鰻重、とろろ芋、味噌汁、奈良漬。

午後から大学へ。

一文の卒業生(社会学専修、2000年卒)のまゆみさんが、二人の娘さんを連れて研究室にやってくる。かよちゃん(8)ときみちゃん(5)。かよちゃんは小学校2年生。これまで赤ん坊や幼児を連れてきた卒業生は何人かいるが、小学生のお子さんは初めて。

二人ともお母さんが大好きで、まゆみさん曰く、「いま、人生最大のモテ期です。でも、あと何年続くかしら・・・」。これまで会ったまゆみさんとは違って、今日はお母さんの顔をしている。

校内をぶらぶらする。

きみちゃんはお絵かきが大好き。私の研究室にいるときも私のあげたメモ用紙に一生懸命絵を描いていたが、教室でもホワイトボードに絵を描いていた。自画像のようである。絵を描くことも、自分のことも好きなのだろう。一般に幼児とはナルシシストがあるが、それは幼児にとっての重要な他者である母親が自分の子どものことを好きだからである。「大好きなお母さんが大好きな自分のことが大好き」なのである。

ケーキを食べにカフェへ。

スロープを駆け下りる娘たちを写真に撮るまゆみさん。自分の子どもが自分の母校のキャンパスに来ているということに感無量のようだった。

そのまゆみさんを写真にと撮る私。自分の教え子が親になって子連れで研究室にやって来るということに感無量である。

最初、「カフェゴト―」に行くつもりだったが、お子さんたちはフルーツ系のケーキが苦手(チョコレートケーキが好き)ということだったので、「ディースタイル・トーキョー」に行く。しかしイートインスペースが埋まっていたので、テイクアウトして、研究室で食べることにした。

二人きょうだいの中でも女の子二人のきょうだいには独特のものがある。姉-妹という上下関係にいわゆる「女子的人間関係」が加味される。とくに二人ともお母さんのことが大好きという場合、愛情の争奪戦が展開され、ジェラシーが生まれる。総じて、妹はあからさまに母親の愛情を求めることを許容され、姉は「お姉ちゃんなんだから」と我慢を強いられる。その結果、姉の側にフラストレーションが溜まって、それがさまざまな形で表出されることになる(怒る、泣く、拗ねる・・・)。実際、かよちゃんはまゆみさんが自分のことを「お姉ちゃん」と呼ぶと、「私はお母さんのお姉ちゃんじゃない。名前で呼んで」というそうだ(それもクールな口調で)。「お姉ちゃんなんだから・・・」ということで忍従を強いられるのは理不尽なことなのだろう。

自由奔放なきみちゃん。「飲み物は紅茶でいいかな?」と尋ねたら、「ブラックコーヒーがいい」と言った。ごめん、コーヒーは切らしているんだ。

姉妹それぞれの理由でちょっと機嫌が悪くなったので、事態の転換を図ろうと、私は勝負手を打った。プレゼント作戦である。木製の猫のブローチと花柄の紙の手提げ袋。それぞれ1つずつしかないので、二人が同じものを欲しがった場合は、事態はますますこじれることなる。リスキーだが、ここは一か八かだ。「君たちにプレゼントがあるんだ」と言って、テーブルの上にブローチと手提げ袋を置いた。二人の目が輝いた。「どっちがいいかな?」と聞くが早いか、二人は「こっちがいい!」と叫んで、かよちゃんはブローチ、きみちゃんは手提げ袋を指さした。よ、よかった。

あとからまゆみさんからメールが届いた。「最後のプレゼント作戦が効き、長女は鼻歌を歌いながら自転車でご機嫌に、次女は先生やさしいね~とにこにこして帰りました」。

帰宅してからきみちゃんが描いたという家族4人の絵がメールに添付されていた(研究室では時間切れで最後まで描けなかったのだ)。どうぞ家族4人お幸せに。

家族円満のカギは夫婦関係である。子どもはお母さんのことが好きなので、お母さんがお父さん(夫)を好きだと、子どももお父さんが好きになる。たとえ直接言葉にしなくても、子どもはお母さんがお父さんのことを好きなのか嫌いなのか(はたまた関心がないのか)に敏感である。

夕方、ゼミ4年生の男子3人が研究室にやって来た。これから渋谷のカフェを貸し切って卒業パーティーをやるのだが、そのとき完成したゼミ論集を配布するので、人数分(16名)を運んでもらう。

午後6時の渋谷(ハチ公前の交差点)。

カフェ「ジローナ」の店員さん・・・ではなくてPさん。

さっそく乾杯。

左から、A君、Nさん、Kさん、Mさん、もう一人のMさん。

左から、Sさん、もう一人のSさん、Pさん、Uさん、Hさん。

左から、Aさん、Tさん、Yさん、Kさん、N君、もう一人のN君。

余興として(結婚披露宴のときみたいに)ゼミ生一人一人の成長記録が壁に投影された。各自が選んだ、(1)小さい頃、(2)青春時代、(3)最近、の3枚の写真がスライドショー的に映され、「これは誰でしょう?」という趣向である。あとから全員の写真を収めたCDをいただいたが、そういう趣向だとは知らなかった私は最初の一枚ですでに正体がばれるような写真を担当のSさんに贈っていた。

小さい頃(祖母の入院している病院を見舞いに行ったとき)。        青年時代(大学院の先輩の結婚披露宴の司会を務めたとき)。

 

最近(12月に夫婦で箱根を旅行したとき)

今日はこのCDのほかにも花束、ペアのカップ、みんなのコメントの描かれたアルバムをいただいた。

カップは研究室に置いて、君たちが訪ねてきてくれたときに使いましょう。

たくさん書いていただいたメッセージは帰りの電車の中で読ませてもらいました。あたたかなスープのようにあたたかなメッセージ、どうもありがとう。

 

みんなと過ごした時間は忘れません。私の人生の大切な2年間です。

お店の方に集合写真を撮ってもらう。

店を出たところで一人一人の写真を撮る。

 

 

 

 

 

 

 

 

駅に向かう道で。

先を歩く二人(SさんとHさん)に声をかける。

この道は、渋谷駅経由で、「明日」へと続いている。(方向性を失っている人がいる。あわあわ・・・)。

では、明日、卒業式で会いましょう。


3月23日(月) 曇り

2015-03-24 11:34:44 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ(ハム、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

昼から大学へ。

工事の跡も完全に消えて、一体、何年ぶりになるのだろう、普通のキャンパスの風景が戻ってきた。明後日、卒業する4年生たち(2011年入学)は在学中にこの風景を一度も見たことがなかった。彼らは工事中のキャンパスしか知らない。ぎりぎりだが、間に合ってよかった。

 

こーちゃん、あおいちゃん、しゅんちゃんのお母さんが研究室にやってきた。いや、今日は3人のお子さんは一緒ではないので、「〇〇のお母さん」ではなくてあやかさんとお呼びしよう。

あやかさんは早稲田の人間科学部の大学院の卒業生だが、「教え子」ではない。いまはない(一年前に閉店)サンドウィッチ・カフェ「maruharu」で知り合った「カフェ友」である。最初にお店で会ったのがいつだったかは覚えていないが、ベビーカーに1歳くらいの男の子(こーちゃんである)を乗せて、ときどきやって来ていた。私が「maruharu」に通うようになったのは開店から一年以上経った頃からだったが、あやかさんは開店当時から(こーちゃんがお腹にいるこ頃から)の常連客である。小さな子どもを連れた女性が一息つけるカフェいうのは存外ないものである。そのうち、連れて来るお子さんが一人増え(あおいちゃん)、さらにもう一人増えた(しゅんちゃん)。

「maruharu」が閉店してからも、「カフェ友」たちのつながりはゆるやかに持続していて、去年の10月には母子4人が研究室に遊びに来た(→その日のブログ)。容易に想像できると思うが、そういう状況で落ち着いておしゃべりをすることは困難である。ひとつの話題について持続して会話ができる時間は10秒未満である(笑)。オリンピックの男子100メートル決勝みたいである。

今日はオリンピックの女子マラソンくらいの時間がある。

昼食を「五郎八」に食べに行く。私は天丼とせいろのセット。蕎麦好きのあやかさんは私のお勧めの揚げ餅そば(冷やし)。

食後のコーヒーは「カフェゴト―」で。彼女は長年早稲田に住んでいるが、「カフェゴト―」は今日が初めて。外階段で二階に登らなくてはならない「カフェゴト―」はベビーカーを押す女性には無縁の天上の世界である。

チーズケーキとあんずのフランのハーフ&ハーフとブレンドコーヒーを注文。

お店の方に、「先日、ケーキ3個を3人でシャアできるようにカットしていただきましたが、一体、こういう注文は何個まで可能なのでしょうか?」と尋ねたところ、「カットできる限り何等分でも承ります(笑)」とのことだった。うん、4等分くらいまでは技術的に可能かな。それ以上は、乱切り(?)にして、大皿に山盛りしてくれると楽しいのではないかと思ったが、口には出さずにおいた。

あやかさんは手前のチーズケーキを先に食べて、それからあんずのフランを食べた。男性的な食べ方である。彼女はスポーツウーマンに違いないとずっと思ってきたが、実は子どものころからバレエをやっていて、最近、あおいちゃんがバレエを始めたのを機に、自分も再び始めようと思っているとのことだった。どうりで姿勢がいいと思いました。

今日は彼女のライフストーリーをたっぷり聞くことが出来た。たくさん「意外な」エピソードを聞いたが、中でも「へえ」と思ったのが、大学受験の浪人中、予備校仲間と毎日麻雀に興じていたという話だった。女雀士!どこか勝負師的な雰囲気のある人だと思っていたが、そうだったのか。

パイを掴む仕草をしていただいて、写真に撮る。さまになっています。

保育園のお迎えの時間が近づいて来た。店を出て、馬場下の交差点でお別れする。お子さんたちに「今日は大久保先生と会ってケーキを食べたのよ」と話すのだと言って、路上で、私とのツーショットの写真をスマホで自撮りしていかれた。

キャンパスの入り口で「大久保先生!」と声をかけられる。振り返ると、ゼミ4年生のKさんだった。必要な書類があって、大学に来たのだという。明日、ゼミの卒業パーティーで久しぶりに会う予定であったが、一日早く会うことになった。だいぶ髪が伸びたね。

記念会堂では明後日の卒業式の準備が進んでいる。

プレハブ校舎が解体されて広くなった記念会堂前のスペースだが、卒業式当時は人で埋まることだろう。

事務所へ行って、明後日の会合のための資料をもらい、目を通す。

6時半、帰宅。

夕食はチキンと野菜のレンジ蒸し。

デザートは金沢「中田屋」のきんつば。

いただきものだが、これはお世辞抜きに美味しい。その証拠に、3個いただいたのだが、体重を気にしている妻が二つ食べました(笑)。先日購入した岸朝子編『全国五つ星のてみやげ』(東京書籍)にもちゃんと載っている。

夜、ランニング&ウォーキング。ケーキときんつば分のカロリーはこれでチャラである。


3月22日(日) 晴れ

2015-03-23 03:05:23 | Weblog

8時、起床。

和菓子(きな粉のおはぎ、鹿の子)、サラダ、紅茶という奇妙な取り合わせの朝食。お彼岸なので。

墓参りに行く。4日前に道で転んで怪我をした母だが、本人が行きたいと言うので、一緒に行く。鶯谷の駅から寺までは普段は歩くのだが(徒歩10分)、タクシーを使った。寺から上野広小路の「今半」までは普段は地下鉄(日比谷線)で行くのだが、寺まで乗ったタクシーに墓参りが済むまで待っていてもらって、それに乗って行く。

「今半」には前日に予約を入れておいた。母と妻と妹と私の4人。

ここでは今半御膳を注文するのが定番。

メインはすき焼き。調理したものが土鍋に入って運ばれてくる。

母から肉を半分、その他の具も半分、ご飯も半分、生卵をもらって、通常の1.5倍を食べる。帰ったらジムへ行こう。

デザートはかぼすのシャーベットをチョイス。

最寄りの御徒町の駅まで(徒歩5分)は歩く。

 ダイヤ改定で土休日は京浜東北線の快速が御徒町にも停まるようになった。これで乗り換えなしで蒲田まで帰れる。

蒲田に着いて、そのまま床屋に行く。「理髪一番」グループから離れて名前が変ったが、スタッフと料金は同じ。

散髪を終えて、「テラス・ドルチェ」で一服。

ゼミ3年生のHさんが今週オーストラリアに一年間の留学に出発する。送別のメールを送る。めげることも多々あるでしょうが、どれも成長のための養分にして、頑張ってください。

一旦帰宅し、支度をしてからジムへ出かける。

中華料理店の壁のポスターが政党のメニューに見える。

ジムではクロストレーナーを10キロ相当漕いで、580キロカロリーを消費。器具を使った室内トレーニングのよいところは、(アスファルト道路を走るのと比べて)足首やひざや腰への負担が小さいことである。

トレーニングの後、「phono kafe」に寄って行く。

すあまが名物ってホントか?知らなかった。

今週から土日の夕方、大原さんのご主人がお店を手伝うことになった。「パン日和あをや」のシステムにちょっと似ている。

ぶどうジュース(赤)のフロート。ジムでのトレーニングの後はこれが一番。

昼食がボリュームがあったので、夕食は軽めにする。お茶漬けの具が3種(明太子、鱈子の佃煮、蕗味噌)。

デザートはいただきものの池上池田屋の葛餅。

『流星ワゴン』最終話を録画で観る。『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のあの車は過去と未来に行けたが、『流星ワゴン』の車は過去にしか行けないのだろうか?

ブログの読者の方から3月19日の「辛夷」の写真は「木蓮」ではありませんかというご指摘をいただいた。あっ、たぶんそうかもしれません。きっと、そうです。記事に注記を入れおきます。ただ、記事そのものはそのままにしておきます。木蓮を辛夷と誤解したこともその時点での主観的事実なので。

放送大学の坂井素思先生の3月21日のブログを読んでいたら、30年ほど前に山梨で私の授業を受けたことがあるという放送大学の卒業生の話が出て来たので、びっくりする。30年ほど前と言うと、私はまだ早稲田大学で助手をしていた頃である。「授業」とは何だろう?その頃、調査実習の手伝いで山梨県のA村にライフコース調査に出かけていたが、公民館で住民の方を対象に調査データの分析からわかったことを報告したことがあるが、そのことだろうか?26日に坂井先生と会うことになっているので、詳しい話はそのとき伺うことにしよう。


3月21日(土) 曇り

2015-03-22 00:36:11 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ(ハム、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

11時20分に蒲田駅改札で論系ゼミ3期生(2013年卒)のIさん、Tさん、Nさんと待ち合わせ。今日、私は「蒲田カフェめぐり」のツアーコンダクター役である。

まずは「まやんち」。11時半に予約を入れてある。5分ほど前に着くと、入り口前にはたくさんの人が並んでいる。ほどなくして店主のまゆみさんが入口のドアを開け、「申し訳ありませんが、すでに予約のお客様で席はほとんど埋まっております」と言うと、「えっ~!」という声が起こった。予約をしないで土曜日に「まやんち」へ来るというのは私からすると無謀としか思えない。「予約のお客様からお入りください」というまゆみさんの声に促されて、店内へ。

大きな丸テーブルに案内される。1人か2人で来ることがほとんどなので、このテーブルは初めて。他のテーブルからは離れているので、おしゃべりがしやすい。アフタヌーンティー4人分というのも予約の段階で伝えてあるので、紅茶の銘柄を選ぶのみ。

ほどなくしてアフタヌーンティーが運ばれてきた。3人が歓声を上げる(私はニンマリする)。

タワーは3段で、上段はケーキとお菓子とフルーツ(写真は3人前。もう一人分は乗り切らなかったので別皿で)。

中段はスコーン(4人前)。

下段は野菜のサンドウィッチ(4人前)。

まゆみさんに写真を撮っていただく。

これはおまけのダックワーズ。

「まやんち」には1時間半ほど滞在した。他のテーブルの客たちも最低1時間は滞在していたから、開店前に予約なしで来た人たちは1時間以上待たないと入れないわけで、土曜日の「まやんち」は予約が必須であるとことが理解されるだろう。(ただし、土曜日の午後の予約は不可なので注意されたい)。

さて、次はコーヒーを飲みに「あるす」へ。「まやんち」から「あるす」へは徒歩20分ほどの距離があるが、散歩にはちょうどよい。

「あるす」に到着。よかった、「営業中」の札が出ている。

コーヒーを注文するとお茶菓子や紅茶も出てくるのは毎度のことだが、もちろん3人には新鮮な光景である。

 客はわれわれだけ。会話は絶えることがない。

「あるす」には1時間ほど滞在。

三軒目の「phono kafe」をめざす。すでに「まやんち」から「あるす」に向かう途中、「phono kafe」に寄って、「後から来ますので、和室をキープしておいてください」と大原さんにお願いしてある。

「phono kafe」到着。

無理をすればテーブル(基本2人用)に座れない人数ではないが、奥の和室を私はまだ使ったことがないので、試しに使わせてもらう。小さなお子さん連れのママ友たちには人気のスペースである(大原さんとおしゃべりをしたい客には不向きである)。

惣菜4種とお茶(あずき茶、ハニーブッシュ)を注文。

3人とは早稲田の「カフェゴト―」と神楽坂の「SKIPA」にはすでに行っているので、本日、「まやんち」と「phono kafe」に来たことで、いわゆる「4大カフェ」を制覇したわけで、卒業生初の「グランドスラム」を先輩の論系ゼミ1期生・2期生をさしおいて達成したことになる。今日一日で「まやんち」と「phno kafe」を制覇しのは大きい。

「グランドスラム」おめでとう(笑)! ちなみに「4大カフェ」に、「あるす」と「pottery」(大井町)と「パン日和あをや」(鹿島田)が加わると「7冠王」です。あと2店ですね。

「phono kafe」には1時間半ほど滞在した。3つのカフェの合計滞在時間は4時間。女子会としては普通の長さかもしれないが、それにずっと付き合った私はやっぱり「オバサン化」しているに違いない。

3人を駅まで送る。花も嵐も踏み越えて、20代半ばの日々を元気に生きて行ってください。

5時、帰宅。庭先の彼岸桜がほろこび始めた。

夕食は肉じゃが。

今日は豚肉ではなくて、牛肉が使われている。どっちも美味しいけどね。

デザートは近所のケーキ屋「善七」のリンゴのシブースとラムレーズン。昭和的な「甘さ控えめ」でないケーキです。

今夜もランニング&ウォーキングはお休み。

深夜、「カフェ文化論」(2)の原稿を書き上げて、編集者のTさんにメールで送る。


3月20日(金) 曇り

2015-03-21 10:53:53 | Weblog

8時、起床。暖かくなったので、パジャマを薄物にして、布団も軽くしたら、明け方、寒かった。季節の変わり目は風邪を引きやすいのはこういう事情もあるだろう。

サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、トースト、紅茶の朝食。

朝刊の一面に桂米朝の訃報記事が出て来た。享年89歳。十分高齢だが、もっと高齢のような気がしていたのは、若いころからTVで観ていて、かつ語り口調と着物姿から年配者の印象があったからだろう。合掌。

地下鉄サリン事件から20年。「昨日のことのように」という慣用句がためらいなく使える。

玄関脇の木瓜(ぼけ)の花が咲いている。

名前で少々損をしているが(笑)、上品で華のある花である。

庭先の海棠(かいどう)の蕾も膨らんできた。

生垣の赤芽の新しい葉も勢いよく育っている。

春が来たのだ。

3日前、母が道で転んだ。当初、大したことはないと思っていたが、念のため近所の整形外科で診てもらったら、右手の小指の付け根の骨が折れていた。生活にそれほど支障はないものの、全治4週間(包帯で固定)。

昼食はハムカツのオープンサンドとコーヒー。

郵便局に用事があって出かける。

いまはもう開かないこの食堂。

かつてどぶ川だったところが遊歩道になっている。

雪柳の花が咲いている。木瓜が名前で損をしているとすれば、雪柳は名前で得をしている。でも、名前負けということもあるかもしれない。

スーパーのそばで母親に連れられた小さな男の子が、「今日は久しぶりにガチャガチャをするんだ」と言ってはりきっていた。「久しぶりに」という言葉が使ったのが可笑しかった。幸運を祈るよ。

どこにでもあるような町の四つ角。

郵便局の帰りに「phono kafe」に寄る。郵便局でついでに購入したデザイン切手。野菜と果物シリーズの第3集とのこと。

大根ステーキとおにぎり(梅)を注文。

大根ステーキは惣菜の中でも手間のかかる部類に属している。手間のかかる惣菜をメニューに出すときに限ってお客が立て込むそうだ(大原さん談)。

テラソマさんの握ったおにぎりよりも大原さんの握ったおにぎりの方が若干大きい。それはご飯の量が多いからではなく、握り方が柔らかいからだ。

食後にあずき茶。最近はこれがお気に入り。

業務連絡:先日の料理教室で撮った集合写真を大原さんにお預けしました。次回、来店されたときに受け取って下さい。

駅の方に買い物に行ったついでに今川焼を母に買って帰る。母は白餡が好物。

夕食はオムライス。冷蔵庫にご飯に溜まったときの定番メニューなり。

ウォーキング&ランニングに出たが、3周目で左足に痛みが出て、リタイア。しばらくロードでのトレーニングは控えて、ジムでのトレーニングにしようかしら。