フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月19日(木) 小雨

2015-03-20 11:29:47 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ(ハム、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

昼食は中村屋の中華饅(肉とあん)。

午後、妻が月に一度、自宅で開催しているワイヤー&ビーズの講習会。酒屋のSさんから桃のリキュールをいただく。以前、私が散歩の途中で撮った酒屋さん(旭屋)のトラックの写真をブログに載せたことへのお礼という(宣伝効果があったのだろうか?)。よし、今度は信用金庫の現金輸送車の写真を載せてみようかしら。

夕方近く、散歩に出る。

辛夷(こぶし)が花盛りだ。

  風の日の記憶ばかりの花辛夷  千代田葛彦

  花辛夷信濃は風の荒き国  青柳志解樹

  備中の国のあおぞら花辛夷  井上弘美

(*ブログの読者の方から、これは辛夷ではなく木蓮ではというご指摘をいただきました。ただし、ここではそのことを注記するにとどめます。辛夷だと思って見ていたことはその時点における主観的事実ですので、それを修正するとかえっておかしなことになりますので)。

ガード下の道を通って東口へ。

「まやんち」へ顔を出す。雨の降る平日なので、お客さんは少ないだろうと思ったが、さにあらずで、グループ客で賑わっていた。

桜のスイーツとポットティーを注文。

加賀棒茶のアイスクリーム(桜の花びら入り)。

桜のダッグワーズ(桜クリームと塩漬けの桜のはなびら)。

桜の餡入りパウンドケーキ。

桜クリームを挟んだ抹茶マカロン。

東方美人をストレートで。

6時頃に店を出る。

雨はあらかた止んでいる。

夕食は焼き魚(鯵)。

今週は冬ドラマの最終回が相次ぐ。

 『銭の戦争』は不穏な終わり方をした。続編を作る気だろうか。

 『ゴーストライター』はハッピーエンドだった(不幸な登場人物が一人もいないというのがすごい)。

 『問題のあるレストラン』は、彼女たちのレストランを閉店に追い込んだものが不気味だった。夢の中で描かれたユートピアは素敵だった。 


3月18日(水) 晴れ

2015-03-19 15:44:20 | Weblog

8時、起床。

お稲荷さんとサラダ(トマト、レタス)の朝食。

はるが細い段ボール箱の中に入っている。

猫は狭いところが好き。

11時ちょっと前に家を出る。今日はお彼岸の入りだ。

そして今日は「phono kafe」で初のお料理教室が開かれる日だ。私はカメラマンとして参加する(一応、鞄にエプロンを入れて行ったが、使う機会はなかった)。

生徒さんは6名。全員女性で、「phono kafe」の常連さんたちだ。テラソマさんも裏方で参加。

大原さん、いつもよりテキパキ、キビキビしている(笑)。

サラダ用の菜の花を切って茹でるにするところからスタート。

根菜ちらし寿司用の牛蒡を笹がきにする。この後生姜醤油に漬ける。

熱心にノートをとるCさん。

根菜ちらし寿司用の蓮根をイチョウ切りしにして素揚げする。

蓮根チップスが出来上がる。塩を一つまみ振りかける。

テラソマさんは厨房で下ごしらえの作業。

玄米ごはんに牛蒡と人参を混ぜる。

クッキーを作る。緑色は抹茶パウダーの色。

麺棒でのして広げるKさん。

みんなで型抜き。右端はこのブログによく登場する陶芸作家の清水直子さん。

おすまし用の三つ葉を結ぶ。

おすまし用の生麩を切る。

サラダを盛り付ける。

胡桃ソースをかけ、胡桃を散らして出来上がり。

根菜ちらし寿司とサラダができあがりました。

春巻きのソースを二種類(プチトマトソースと、しそ醤油ソース)。

春巻きの中身(もやし、きくらげ、白胡麻)をさっと炒める。

中身を春巻きの皮で包む。

春巻きは一人2本。巻き上がりました。

菜種油でカラッと揚げる。

一度ひっくり返すだけ。

Uさん。

Tさん(左)とYさん(右)。

配膳完了。

最初は少し緊張気味のみなさんだったが、すっかりリラックスしたいい笑顔になった。いただきます!

私は何もしていませんが(最後に春巻を揚げただけ)、ご一緒させていただきました。春巻はぜひご飯セットの惣菜に入れてほしいと思います。揚げ立てをパリッと音を立てて食べるのは何とも快感です。

桜と緑茶のクッキーが焼き上がった。お茶を飲みながら摘まむと会話が弾みます。

大原さんとテラソマさん、ごくろうさまでした。

今日が誕生日のTさんに花束のプレゼント。

今日が本当に最後のテラソマさんにも花束のプレゼント。

テラソマさんとお店の外でツーショットを撮ってもらう。まじめな顔のテラソマさんは珍しい。

でも、やっぱりこうなる(笑)。

最後まで残っていた清水さん、テラソマさん、大原さん、大原さんのご主人、Tさんで集合写真を撮る。

「おちゃらけて」とお願いしたら、こうなりました(笑)。

名残りはつきませんが、お別れです。テラソマさん、お元気で!鳥取で「phono kafe」2号店が開店したら必ず行きますからね。

カフェには二種類ある、というのが私の持論で、「もの思いカフェ」と「おしゃべりカフェ」である。「もの思いカフェ」は一人になるために行く場所で、「おしゃべりカフェ」は社交のために行く場所である。自分と向き合うための場所と他者と出会うための場所と言い換えてもいい。私にとっての「phono kafe」は「おしゃべりカフェ」である。世の中に「もの思いカフェ」はたくさんある。いや、カフェを一人になるための場所として利用している人々が多いというべきだろうか。しかし、今日のお料理教室に集まった人たちは「phono kafe」を他者と出会うための場所として利用している人々である。西欧で発達したカフェとはそういうものであった。しかし、アメリカや日本では職場や家庭の人間関係から離れて一人になるための場所として利用する人々が多かった。もちろんカフェでおしゃべりする人は珍しくないが、それはカフェの外で知り合いだった人たちが一緒にカフェに来ておしゃべり(商談から別れ話まで)をしているのであって、カフェで出会った人同士がおしゃべりをしているわけではない。それは「もの思いカフェ」と「おしゃべりカフェ」の中間にある場所、「自分たちだけになる場所」である。けれど、今日、料理教室に集まった人たちは本来の意味での「おしゃべりカフェ」として「phono kafe」にやってくるのである。

家庭(ファースト・プレイス)とも職場(セカンド・プレイス)とも違うこうした場所をオルデンバーグは「サード・プレイス」と呼んでいる。家庭と職場の重力の強い時代にはあっては、そこからの一時的解放の場所として「サードプレイス」は有効に機能するが、家庭や職場の重力が弱くなりつつある時代(第二の近代)には、「サード・プレイス」それ自体が人間関係の生成の場所として機能することが求められてくるのである。

夕食はステーキ。

食事の後、ランニング&ウォーキングをしたことは言うまでもない。その日の借金はその日のうちに返済すべし。


3月17日(火) 晴れ、春の陽気

2015-03-19 02:17:04 | Weblog

7時半、起床。

トースト、サラダ(トマト、レタス、ポテト)、紅茶の朝食。

春の陽気で玄関脇の葉牡丹が一気に成長した。

母に付き添って大学病院へ。今日は泌尿器科の定期検診。

京都のある出版社からメールが来て、今年の名古屋大学の入試問題で使われた私の文章を過去問集に載せたいので許諾をお願いしたいとのこと。そうなのか、、名古屋大学の入試問題に使われたのか(知らなかった)。去年、『教育』7月号(かもがわ出版)に寄稿した「現代社会と自由時間-あるいは「休む」ということ」という論稿である。これまで自分が書いた文章が私立中学校の入試問題や公立高校の入試問題に使われたことはあったが、大学の入試問題では初めてである。だんだん内容が難しいものになってきているのかというと、必ずしもそうでもない。

昼食はキーマカレー、トースト、牛乳。

午後、予定していたことがキャンセルになったので、「あるす」へ行く。

珍しいことに、非常に珍しいことに(二度繰り返すが)、先客が一人いて、私の後からもう一人客が来て、なんと3人も客のいる「あるす」であった。こういうこともたまにあるんだねと思った。

春の陽気に思わずアイスカフェラテを注文。もう一人の客も私の注文に導かれたように同じくアイスカフェラテを注文した。アイスカフェレテの注文は久しぶりだったようで、奥様はどうやって作るのか忘れてしまっていた(笑)。

 

いつものように茶菓子が出て、さらに紅茶が出された。

2月28日と3月1日に卒業生を連れて来たが、そのとき撮った写真をプリントしてご夫妻に進呈する。喜んでいただけてよかった。ご夫妻にはお子さんがいらっしゃらいので、孫みたいなものであろう。近々また教え子を連れてまいります。

「有隣堂」で岸朝子監修『新訂版 全国五つ星の手みやげ』(東京書籍)を購入。ぶ厚い(813頁)。

夕食はポトフと小鉢が3つ(レンコンと挽肉の炒め物、がんもどきと野菜の煮物、昨夜の回鍋肉の残り)。

夜、ランニング&ウォーキング。もう毛糸の手袋や帽子は不要。南風が吹いている。


3月16日(月) 曇りのち雨

2015-03-18 10:35:51 | Weblog

7時半、起床。

ハムエッグ、トースト、サラダ(トマト、レタス)、紅茶の朝食。

昼食は焼肉ライスバーガー。

ほうれん草のおひたし、昆布の佃煮

 

デザートはおはぎ。

夕方、「phono kafe」に顔を出す。テラソマさんが今日で最後なのだ。

入口に「本日は都合により午後5時に閉店させていただきます」という紙が貼ってあった。どうしたのだろうと思ったら、大原さんが体調不良(疲れが出たようである)とのこと。おやおや。

テラソマさん、髪を切りましたね。

ベジミートの唐揚げのタルタルソース添えとあずき茶を注文。

大原さんの手を煩わせないため、テラソマさんにおにぎりを握ってもらいましょう。

振った胡麻の位置が不満足だったようで、微修正しているところ(笑)。コミカルな人である。

 

 

あれっ? いつものおにぎりより小ぶりに見える。ご飯の量は同じくらいのはずなので、どうやら握る力が大原さんより強めらしい。おにぎりにも個性が出るのだ。

5時に店を出る。テラソマさんとは、明後日、「phono kafe」料理教室でもう一度会えるでしょう。

駅の方へ散歩。雨が降っている。 

駅ビルの本屋で雑誌を買ってから「テラス・ドルチェ」へ。

買ったばかりの『ザ・テレビジョン』で春ドラマをチェックする。

しかし、まだ少し時期が早いのか、スタート時期未定のドラマがけっこうある。それどころか、タイトル未定のドラマさえある(大丈夫なのか?)。

春ドラマの事前チェックレポートは来週まで持ち越します。

雨は止みそうもない。今夜はランニング&ウォーキングはないな。 

夕食に新メニュー登場。塩サバとピーマンとキャベツの炒め物。なかなか美味しい。炒めることで塩サバがいい歯ごたえになっている。味付けは控えめだが、塩サバの塩気があるからちょうどよい。

散歩の帰りに海老屋で買ってきたシラスの佃煮でご飯の最後を茶漬けで〆る。


3月15日(日) 曇り

2015-03-16 23:33:31 | Weblog

7時半、起床。

パン、夕べの残りの唐揚げ、紅茶の朝食。

11時に家を出て、神楽坂へ。今日は12時から「SKIPA」で句会が行われる。

今日の参加者は8名、紀本さん、蚕豆さん、恵美子さん、明子さん、東子(はるこ)さん、私(たかじ)、前回から参加(ただし前回は見学のみ)の青天井さん、そして初参加の格調低郎さん、である。

8名×3句(自由題2句、兼題「野」1句)の24句が書かれた紙が配られ、紀本さんが各作品を読み上げてから、選考に入る。「天」は5点、「地」は3点、「人」は1点で、各自が3句を選ぶ。

私は次の3句を選んだ。

 天 薄き爪光を愛でる朝寝かな

 春眠暁を覚えず。目が覚めてもすぐには起床せず、布団の中でうとうとする気持ちよさはみんな知っているが、この作品ではそこに艶っぽさが加味されている。平安朝の女官のイメージ。

 地 春来たる女の戦外野席

 これも女性が詠んだ、あるいは女性を詠んだ作品。春は高校野球のシーズンであるが、これはもちろん野球の試合を詠んだものではない。「女の戦」とは春のファッションをめぐる競争であろうか、あるいは恋の戦いであろうか。しかし、読み手はそうした戦いの土俵の外(外野席)に身を置いて、「私には関係ありませんけどね」と達観しつつ、ちょっといじけてみせている。

 人 言語野があたたかくなる今日が好き

 兼題「野」を「言語野」で使っているところが意表を突くが、言語野があたたかくなる(活性化する)と言葉があふれ出てくるわけで、それがおしゃべりであれ、句作であれ、乗っている感じ、ウキウキした感じで、そういう「今日が好き」と素直に言い放ったところが好感がもてる。ありのままの自分を見せた句である。

さて、全員の選考が終わったところで、各自が自分の選んだ3句を申告。集計の結果、入選は以下の13句(得点順)。選んだ人が選んだ理由を述べてから、作者が明らかにされた。

 13点(特選) ショベルカー春野に色を削り出し  明子

 13点(特選) この街を離れんとして春の風  たかじ

 10点 薄き爪光を愛でる朝寝かな  明子

 7点 春来たる女の戦外野席  紀本直美

 6点 こっそりと頬紅さして山笑う  恵美子

 6点 菜の花のコロッケがぶり喰らうべし  蚕豆

 5点 捨てられた絵本捲った春一番  恵美子

 4点 淋しさも夕べの膳の春野菜  たかじ

 3点 菜の花に料理の愚痴を聞かせをり  東子

 2点 言語野があたたかくなる今日が好き  恵美子

 1点 かしましに足止める路地猫の恋  格調低郎

    休日のどか自転車こいで上野公園  青天井

    山笑う信濃の国の無人駅  たかじ

8名全員が一句は入選し、「坊主」の人は今日はいなかった。よかった、よかった(笑)。3句全部が入選したのは恵美子さんと私で、これはけっこう大変なことなのである。自画自賛、たかじさん(笑)。

自分の句に何点入るかだけでなく、誰が自分の句を選んでくれたのかも関心事である。そこから各自の好みがわかるからだ。たとえば、私の句を選んでくれたのは、「この街を離れんとして春の風」が明子さん(天)、青天井さん(天)、紀本直美さん(地)、「淋しさも夕べの膳の春野菜」が明子さん(地)、蚕豆さん(人)、「山笑う信濃の国の無人駅」が格調低郎さん(人)である。明子さんは私の3句から2句を選んでくれている。選考の段階では作者は伏せられているので、私の作風が明子さん好みであるということがわかる。では、明子さん自身の作風と私の作風が似ているかと言えば、そうではない。明子さんの句はファンタジックな乙女の句が多い。たぶん明子さんが私の句を選ぶのは、自分の作風にはない要素に引かれてだろうと思う。それは何なのか?う~ん、自分の口からは言えません(笑)。

通常の句会では、選に漏れた句は選評の対象にはならない。「そっとしておこうね」ということかもしれないし、たんに時間がないからかもしれない。しかし、選に漏れた=駄作ということではないと思う。実際、私が3句に絞り込んでいく過程で落とした句の中に捨てがたい作品がいくつかあった。誰の句かはわからないが、挙げておくと、「焦がしバター垂らして待つ春の夜」、「春夢を鼻づまりでも見続ける」、「捨てられぬ片方の手袋がふたつ」の3作品である。それぞれに味わい深い作品だったので、私が落としても誰かが入れるだろうと思っていた。蓋を開けてみると選外だったので、ああ、私が入れておくのだったと悔やんだが、後の祭りである。選ぶことは、同時に、捨てることでもある。女は自分が捨てた男のことは忘れ去るが、男は自分が捨てた女の幸せを願うものだと聞いたことがある(逆だったかな?)。経験が乏しいので私にはよくわからないが、選句にかんしてはたしかにそういうことがいえるかもしれないと思う。

 

上位の入選作について私なりの寸評を書き留めておく。

「ショベルカー春野に色を削り出し 明子」
  色彩豊かな句である。「削り出し」という表現はよくひねり出したと思う。色鉛筆を削っているような感じがある。「ショベルカー」という機械と「春野」という自然の対比も効果的である。私がこの句を選ばなかったのは、絵画的には美しいが、音楽的にはノイズ(ショベルカーの「ガガガ」という音)が耳障りに感じられたからである。春野に放置された(動かない)ショベルカーであったらよかったのにと思う。

「この街を離れんとして春の風 たかじ」
  私の句である。今回の句会のために作った句ではなく、一年前に作った句である。大学の近所に「maruharu」(まるはる)という美味しいサンドウィッチの店があった。はるさんという30代の独身女性がやっていたが、訳あって店をたたみ、郷里に帰ることになった。 最後の営業日、常連客が集まって、はるさんとの別れを惜しんだ。そのとき詠んだ挨拶句である。言うまでもなく「春の風」の「春」は「はるさん」にかけてある。そういう背景を知らなくても、出逢いと別れの季節の句として鑑賞に耐える作品ではないかと思い、今回投句したしだいである。「はるさん」はいまどうしているだろう。

「薄き爪光を愛でる朝寝かな 明子」
  私はこの句に「天」を付けた。理由はすでに述べたので繰り返さないが、明子さんは「ショベルカー」の句も特選となり、今回絶好調である。実生活でも新天地(職場)に飛び出していこうとしているのだが、それが作品にのびやかさを与えているのではないだろうか。

「春来たる女の戦外野席 紀本直美」
  私はこの句に「地」を付けた。理由は前述。

「こっそりと頬紅さして山笑う 恵美子」
  「山笑う」という季語は人気があるそうだ(紀本さん談)。私も今回「山笑う信濃の国の無人駅」を投句したので、最初に作品リストを見たときに、「ああ、他にも使っている人がいるな」と思って、ほくそ笑んだ。「山笑う」は大きな動きを感じさせる言葉なので、それとの対比で、静かな言葉を入れたくなる。私の句では「無人駅」がそれに相当し、恵美子さんの句では「こっそりと」がそれに相当する。句作の思考まで同じで私はもう一度ほくそ笑んだ。

「菜の花のコロッケがぶり喰らうべし 蚕豆」
  「菜の花のコロッケ」というものがどういうものか知らなかったが、作者によると、中野の商店街で売っているとのことだった。どのようなコロッケであれ、買ってその場でかぶりつくのがコロッケの一番美味しい食べ方であるが、たかがコロッケに「喰らうべし」という古風で大仰な表現を用いたところが、この句の面白さである。

選評が終わったところで、食事である。定食(メインは鶏肉団子のカレースープ煮)を注文。    

食後にアイスチャイ。

次回の句会は5月17日。兼題は「日」(明子さんの出題)。

最後まで残っていた面々。

*恵美子さんが自身のブログ「つぼみな日々」で今日の句会の感想を書いています。

紀本さんと明子さんは相談事があるようだったので、早稲田の「カフェゴト―」にお誘いする。

3人で、洋梨のフラン、バナナタルト、クラシックアップルパイを頼んで、3等分してもらって、シェアして食べる。2種類のケーキのシェア(ハーフ&ハーフ)はよくお願いするが、3種類のシェアは初めてである。わがままな注文に快く応じていただけて感謝。・・・でも、どこまで可能なのだろう(笑)。

5時、帰宅。

夕食は回鍋肉。

デザートは「梅花亭」で買ってきた桜餅(妻は草餅)とみたらし団子。

深夜、ランニング&ウォーキング。風呂を浴びてから、『流星ワゴン』第9話(録画)を観る。主人公の一雄(西島秀俊)は「いい夫」であり「いい父親」だが、それはただたんに自分の大嫌いな父親(香川照之)のようにはなりたっくなくて、つまりは自分自身のためにそうしているだけだと妻(井川遥)に言われてしまう。ずいぶんの言いようだが、これは図星なのである。多くの場合、人は自分の親の真似をしようとするか、反対をやろうとするか、どちらかである。他人の親の真似をするといこともあるが、それは自分の親の真似をするのが嫌だからで、反対をやろうとすることの一種である。