フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月18日(火) 曇り

2015-08-19 02:13:01 | Weblog

7時半、起床。

トースト、サラダ(鶏のササミ、トマト、レタス)、牛乳、紅茶の朝食。

今年の夏の暑さは峠を越えたようだが、まだまだ蒸し暑い。それでも朝の空気がすこしひんやりしてきているのを感じる。近所のセブンイレブンではおでんが始まったいる、と妻が言っていた。さすがにまだおでんの気分ではないけれど。

貸金庫に土地の権利書と通帳類を戻しいにいく。何度も金庫の中に出入りしていると、金庫破りの映画(たとえば『オーシャンズ11』)の登場人物のような気分になる。

昼食は『テラス・ドルチェ』で。ハンバーグ・ライスとコーヒーを注文。

蒲田駅のみどりの窓口に行って、9月中旬の青森旅行の帰りのチケットを購入。

TSUTAYAで新作『6才のボクが大人になるまで』をレンタルして帰る。

2015年、夏の暑さが峠を越えた頃、蒲田。

 

はるがエリザベス・カラーから解放されるのは今度の土曜日の予定。なんとなくなじんでしまっている。

夕食はポトフ。

デザートはメロン。


8月17日(月) 雨降ったり止んだり

2015-08-18 11:51:53 | Weblog

8時半、起床。

朝食はとらず、近所の皮膚科に行く。左腕の発疹がよくならないので診てもらう。夏場によく出来るのだが、去年、一昨年は大丈夫だったので、油断していた。今年の猛暑のせいだろうか。虫刺されの可能性もあるが、汗疹にも虫刺されによる腫れにも効く軟膏を出してもらう。でも赤味が引くまで1、2週間かかるでしょうとのこと。お盆休み明けで医院はかなり混んでいた。

医院のそばの「中川」という割烹料理屋にランチを食べに入る。

魚を食べるつもりで入ったのだが、メニューを見ていたら、肉豆腐が食べたくなった。こういうことってよくある(でしょ?)。

肉豆腐の他にポテトサラダとひじき煮の小鉢が付いてくる。

豆腐は木綿豆腐を使っている。だから煮崩れがしていない。汁は上品な甘辛。ネギとの相性がいい。肉の量も申し分ない。味噌汁も美味し。これで800円は高くない。また来よう(この次は魚を食べてみたい)。蒲田で昼間に和定食を食べられる店を探しているので(「三州屋本店」は昼間を休むことがままある)、ここはその候補になりそうだ。

白アリの予防の業者が来て、床下で作業。夏場の作業は大変だ。ご苦労様です。

そのうち妻がジムから帰って来る。買ってきたパンで昼食。

高校野球は今日は準々決勝4試合が行われる。いつの大会もこの日が一番面白い(見ごたえがある)という話はよく聞く。レベルの高い試合が一日で4試合も見られるのだから。早実は今日もホームラン攻勢で快勝した。打線は水ものというが、残ったチームには早実の打線を抑え込めるような凄い投手はいないように見えるから(どこも打撃中心のチームだ)、このまま優勝しそうな勢いである。清宮一人の打線でないところが頼もしい。

夕方、会計事務所に土地の図面をもっていく。土地の形が四角ではなく台形なので、減税措置を受けられるでしょうとのこと。

夕食は鶏肉と野菜のグリル焼きとソーメン。グリル焼きには岩塩を振って食べる。とくにジャガイモが美味しい。

デザートは昨日Aさんからいただいた両口屋是清の「ささらがた」。名古屋に本店のある和菓子屋である。

大納言をいただく。軽やかな甘味。


8月16日(日) 晴れ

2015-08-17 14:58:28 | Weblog

7時半、起床。

卒業生のAさん(論系ゼミ5期生、2015年卒)とお昼に神楽坂の駅で待ち合わせ、「SKIPA」へ行く。

まずは梅ソーダで喉を潤す。

 

Aさんは上野にある証券会社で働いているが、お盆休みはないそうで、その代わり8月下旬に夏休みをとって長崎に旅行するそうだ。就職して5カ月、先日初めて体調を崩して(高い熱が出たそうだ)、休まずに出勤して、午後に体調が悪化して職場の近くのクリニックで診てもらったが、そのまま職場に戻って定時まで働いたそうだ。う~ん、大変だね。それでも1年目はまだ営業のノルマというものがないからよいが、2年目からはさらに大変になるだろう。くれぐれも無理はしないようにね。

私は定食(鶏肉団子のカレースープ煮)、Aさんはチキンカレーを注文。

食後にアイスチャイ。

「SKIPA」というのはどんな意味ですか?とAさんが聞いてきた。

どこの言葉だと思います?「スキップ」と関係あるのでしょうか?はい、大股で「スキップ」することです・・・というのは嘘で、「スキップ」とは関係ありません。「SKIPA」は日本語ですから。えっ、日本語なんですか!はい、歯と歯の間が空いていることです。そ、それってどういうい意味があるんですか?フランスでは、歯と歯の間の隙間から幸福が入ってくると考えられているのです。そ、そうなんですか?!はい、出ていくのではなくて、入ってくると。プラス思考ですね。そこからとった店名だそうです。

衆議院予算委員会のTVカメラを意識した代表質問のように。

本当にそうなんですか? はい、その通りです(宙太さん)。

その通りよ、先生を信じなさい(のんちゃん)。

疑ってごめんさない(Aさん)。

時間があるようならもう1軒、カフェの梯子をしましょうか。一番近いのは隣の「トンボロ」だけど、ちょっと歩いてみましょうか? はい、ぜひ!

「SKIPA」のすぐそばの白銀公園。今日のAさんの装いのテーマは「夏の希望」。このテーマは彼女の名前にちなんで昨日私がリクエストしたもので、彼女は一晩考えて、黄色の入ったワンピースを着て来た。「一晩考えて」というところが真面目なAさんらしいところである。

神楽坂は名前のとおり坂の多い街である。ぶらぶら歩きにはもってこい。

メインストリートを飯田橋方面へ下る。

「紀の善」の前まで行ってみたが、待っている人が店の外まではみ出している。ここの抹茶ババロアはお勧めだけど、また今度にしましょう。

別のカフェをさがして坂道を引き返す。日曜日の神楽坂は歩行者天国。 

脇道を入ったところにこんな看板が・・・。後から知ったのだが、先月開店したばかりの「かぐらちゃか」(神楽茶家?)である。1階は人の気配がなかったので、やっているのか不明だったが、「営業中」の札が出ているので入ってみると、2階へ案内される。けっこうな客の入りであった(私以外はみな女性客)。

お冷と一緒に梅干しが出てきた。お通しのあるカフェは珍しいですねとAさん。「紀の善」では薄焼き煎餅と塩昆布がお茶と一緒に出てきますよ。お通しというよりも甘いものを食べた後の口直しですね。だから最後に食べるものではないかと・・・という私の説明を聞く前にAさんは梅干しを頬張って「酸っぱい!」という表情をした。

メニューを開くと、自分で素材を組み合わせて(オーダーして)自分仕様のパフェを作るというのがこの店の売りであることを知る。きっとこういうのが女の子には人気なんだと思うが、私にはちょっとめんどくさい。おまかせのメニューもあるからそれにしようかと思ったが、Aさんが興味津々でメニューを眺めているので、私はパフェを注文するけどアレンジは君におまかせしていいかなと聞くと、はい、私に任せて下さい、と『プロジェクトX』みたいな返事をした。

これがAさんの作成した注文票。抹茶寒天、抹茶わらびもち、抹茶ジェラード・・・ここからはAさんが抹茶好きだということはよくわかるが、食べるのは私だからね(笑)。

運ばれてきたパフェ。たぶん私が口を出さなければ白玉も抹茶白玉だったに違いない(笑)。杏の色がアクセントになっている。

飲み物は玉露にした。

あれだけパフェのアレンジに熱心だったAさんだが、自分の注文は既製品の白玉冷抹茶ラテ(中に抹茶プリンが入っている)。きっとアレンジ欲求は私の方の注文で満たされたのだろう。

店を出たのは4時頃、これからAさんは家に帰って家族とお盆の送り火を焚くそうだ。私のところは新盆で同じことをした。最近では迎え火や送り火を焚く家は少なく、近所の人たちが珍しいものを見るように通り過ぎていく。カルトな宗教にはまっていると思われているのではないだろうか。

Aさんは個性の強い5期生の中にあって水彩画のようにさわやかな人である。健康に留意して、長崎旅行を楽しんできてください。

蒲田に戻り、「シャノアール」で一服。これで3日連続の「シャノアール」である。

アイスティーとポテトのサンドウィッチを注文して、1時間ほど書きものをする。

6時、帰宅。

夕食はポークソテー。

デザートは桃(川中島)。


8月15日(土) 晴れ

2015-08-16 02:08:26 | Weblog

8時、起床。

トースト、目玉焼き、サラダ(パストラミハム、トマト、レタス)、牛乳、紅茶の朝食。目玉焼きはフライパンから皿に移すときに手元が狂って裏返しになり、目玉が破れてしまった。

昼食は息子と二人で食べに出る。駅前の「しのだ寿司」へ行く。回転しない鮨屋だが、庶民的な店である。

カウンターに座り、冷たいウーロン茶で喉を潤す。

スズキ、アジ、ハモ。ここは一個単位で出てくる。いろいろなネタを食べたい者にはありがたい。値段は高くても300円どまり。

生タコ、甘エビ。

エンガワ。

キンメダイとマグロ。

中トロ。

サーモン。

イクラ。

大トロ。

アナゴ。

そろそろ〆に入る。アサリのみそ汁。

ネギトロとお新香の細巻。これは息子とシェア。

ここでお勘定。息子もだいたい同じようなものを食べて、二人合わせて8千円ほど。この金額は回転寿司屋の二倍、一般の鮨屋の3分の2くらいだろう。

店を出て、息子とは別れる。彼はこれから大学時代の友人たちと会い、そのまま名古屋へ戻ることになる。

次は娘と来ようか。いや、娘はいまダイエット中だったな。

食後のコーヒーは閉店間近の「シャノアール」で。

アイスカフェオレを注文。

中央の大きなテーブル席は高さが日誌を書いたり、ポメラのキーボードを打つのにちょうどいい。そして幅広に使えるのでありがたい。

4月始まりのほぼ日手帳カズンもいい感じの厚味である。去年は夏の時点でもう鞄に入れて持ち運ぶには肥大になりすぎていた。

家路をたどる。夕方は風が心地良くなってきた。

ただいま。はるはいまエリザベス・カラーをしている。

お尻のあたりを切って、縫ったので、そこを舐めないようにするためである。

もう少しの辛抱だからね。

今日は六郷で花火大会がある。毎年、8月15日と決まっていて、今年は土曜日になったので、人出も多そうだ。

三階のベランダから見物する。昔よりよく見えるようになったのは、高く上がるようになったからだろう。

夕食は、妻がデパートでの講習会で生徒さんからいただいた富山の押し寿司。昼夜連続の寿司である。

昼に食べたのとはタイプの違う寿司だから、まぁ、いいかな。

マス。

サーモン。

タイ。

夏休みに入って、体重が2キロほど太った。授業の合間に研究室でコンビニおにぎりを食べていたような生活から、好きなものをゆっくり食べる(+昼寝もできる)生活になったから、当然といえば当然だが、運動も心がけねばならぬ。


8月14日(金) 曇り

2015-08-15 12:01:25 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ(炒り卵、パストラミハム、トマト、レタス)、牛乳、紅茶の朝食。

昼食はインスタントの味噌ラーメン。

J信用金庫に行って残高証明書を受け取り、その足で会計事務所へ行って、いましがた取ってきたJ信用金庫とO証券から郵送されてきた残高証明書、それからお寺から郵送されてきた葬儀のときの冥加料の領収書を渡す。ちょうどよいタイミングで司法書士の方が委任状を持っていらしたので署名捺印をする。

会計事務所から帰って、散歩に出る。

東京ステーションギャラリーで開催中の「交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開」を見物に行く。

東京ステーションギャラリーの年間会員になっておいてよかった。もし年間会員でなかったら今回のような地味なテーマの企画展をはたして観ようと思ったかどうか・・・。「おまかせ」ですべての企画展を観ることにしているので、思わぬ「めっけもの」もするのである。九谷焼の変遷を実物を見ながら辿るというのは実に興味深いことだった。

「古九谷」という言葉は『開運!なんでも鑑定団』で中嶋誠之助がよく口にするので覚えた言葉だが、実物を、それもまとめてたくさん観たのは今回が初めてだった。九谷焼の歴史は江戸初期に金沢藩の片隅で生まれ(誕生の地については諸説があるようだが)、しかし、50年ほどで姿を消した「古九谷」(この名称は後から付けられたもの)を、再現しよう、工夫を加えて継承しようという歴史だった。そこには職人たちの才能や努力だけでなく、藩の財政的問題や、商人(スポンサー)の思惑や、西欧からのまなざしがからみあった、ダイナミックはうねりが形成されていた。実に面白い。

焼き物は純粋な芸術品ではなく、生活の中で使われるものである。美的であると同時に実用的である。そこが焼き物を含めた工芸品の魅力であり、純粋な芸術品よりも値段が安いので、われわれでも購入可能というところもよい。

ギャラリーのショップでは九谷焼の小皿や箸置きが手頃な値段で売られていた。是非、購入したかったが、生憎と財布を忘れてしまった(定期券と年間会員証は持っていたのでここまではこれたのである)。幸い定期券(スイカ)には2500円ほどのチャージがあったので、図録は購入できたが、九谷焼のお土産は買えなかった。

企画展「交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開」は9月6日(日)まで。また来よう。

いったん帰宅し(野良猫のなつに出迎えられる)、財布を鞄に入れて、再び散歩に出る。

「シャノアール」でアイスココアを飲みながら、図録を眺める。

「シャノアール」の入口に8月下旬で閉店の告知がしてあったので驚いた。けっこうお客さんが入っている印象があったが、新興勢力に押されて苦戦していたのかもしれない。『ルノアール』よりも安価で、『ドトール』などよりもテーブルが広くて、「もの思いカフェ」として重宝していたのだが、残念である。 

夕食はジンギスカン。