9時半、起床。
今日は午後から人間ドックがあるので朝食はなし。カップに白湯を入れて書斎へ。
昨日のブログをアップしてから、修士論文を読む。木曜日に修論の面接(口頭試問)があるので、それまでに1日1本のペースで目を通しておかなくてはならない。
12時に家を出て大学へ。久しぶりの早稲田の街。
閉店した「天や」の跡には「丸亀製麺」が入ることになったようである(オープンは1月21日)。
穴八幡神社に寄って行く。
一陽来復の去年のお守りを収める。
南門前商店街を行く。駅の周辺はそれなりの人出だったが、こちらは人通りはまばらである。
先日の新聞記事「早稲田 消えた活気」の中でカフェバー「早苗」のマスターがインタビューに応えて言っていた。「以前は授業のない休日でも、もうちょっと人がいましたよ。」大学は新年度から対面授業(教室での授業)を7割にすることを目指して準備しているが、「その時に『たまり場』になれるように営業を続けたい。」
「たまり場」という言葉を久しぶりに聞いた気がする。いまは「居場所」という言い方が流行っているが、私の学生時代はそういう言い方はなくて、「たまり場」だった。マスターは62歳。私とは同世代だ。しかし、「たまり場」と「居場所」にはニュアンスの違いがある。「たまり場」は「仲間」と結び付いた言葉だが、「居場所」は一人の時間を過ごす場所でもある。個人化の進行が「居場所」という言葉が広まった背景にはある。
人間ドックを受診するクリニックは大隈庭園に隣接したリーガロイヤルホテルの中にある。
1時半に受付をして、終わったのは3時半。いつもより時間がかかった。ホテル内で使える飲食券(1500円)でパンを購入してから、昼食を食べに「早稲田軒」に行ったが閉まっていた。「閉店」の噂は本当だったようだ。
「メルシー」へ向かう途中の道に大きな「タリーズ」が出来ていた。
早稲田にはラーメン店はけっこうあるが、私が行くのは「メルシー」と「早稲田軒」だけだった。とうとう「メルシー」だけになってしまった。
遅い時間のせいもあり、店内に客はまばらだった。
チャーシューメンを注文。空腹だったのでペロリと食べてしまった。バリウム検査の後ということもあり、スープは全部飲んだ(水分をたくさん取らねばならないのだ)。
「メルシー」の向かいの早稲田高校の通り沿いの校舎が取り壊されていた。
文キャンへ。まだ学期の最中だが、閑散としている。
第二研究棟に灯りはない。私も今日のようなついでがなければ、わざわざ研究室には来ない。
机の上のカレンダーは12月のままだ。
ホテルの売店で購入したパン。角パン(470円)、クリームコロネ(280円)×2、あんバターコッペ(320円)、あんぱん(270円)。合計1620円(税込)なり。ホテル価格である。
カモミールティーを煎れ、あんぱんを食べる。形がいい。
小豆もいい。
6時頃まで修論を呼んだり、事務的な書類を書いたり。
7時、帰宅。
昼食の時間が遅かったので(しかもあんぱんまで食べたので)、お腹がまだ減っていない。
食事をする妻と一緒に(しかし私は食事をせずに)「天国と地獄」の初回(録画)を観る。警視庁捜査一課の刑事(綾瀬はるか)と連続猟奇殺人犯(高橋一生)と心と体が入れ替わってしまうという話。『転校生』以来、ドラマでときどき見る仕掛けだ。女刑事が連続猟奇殺人犯を追い詰めていくというストーリーでも面白いと思えたが、それにしては早く追いつめてしまって、これだと単発の2時間ドラマで終わってしまう流れだったが、心と体が入れ変わることで話が複雑になる(それが面白いのか、面倒なのかはわからないが)。
ドラマを観終わってから、ようやく夕食。里芋を使った和風クリームシチュー(味噌が隠し味)。軽めにしておく。
食事を終えて、放送原稿を書く。12時までかかってほぼ書き上げた。「ほぼ」の部分は明日手を入れて、収録だ。
今日提出されたれレビューシートに目を通してから風呂に入る。
風呂から出て、「トーキョー・スピークイージ」(今日の対談はテリー伊藤とアコーディオン奏者のコバ)をライブで聴きながら、今日の日記とブログ。
昨晩に続いて今日も夜食を食べる。ホテルで買ったクリームコロネと紅茶。禁断の夜食ではあるが、今日は朝食を食べていなかったからそれで帳尻は合う(という私なりの論理)。クリームコロネは生クリームかと思ったら、ホワイトチョコレートだった。「禁断」感がいやまして、素敵だ。
2時過ぎに就寝。