フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月20日(水) 晴れ

2021-01-21 18:43:11 | Weblog

9時、起床。

トースト、たらこパスタスープ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

10時40分から学位委員会(オンライン)。

会議を終えて、昼食は近所のコンビニから調達してきたおにぎりと2個とコロッケ。

「キッチンカー住宅に進出」という記事を興味深く読んだ。脱店舗ということだが、考えてみると、昔、おばさんが曳くおでんの屋台や、おじさんが曳くラーメンや焼き芋の屋台が近所によく来ていた。あれの現代版ということだね。

外に食べに出なかったのは2時から教授会があるから。

教授会は5時前に終了。

講義資料を作成し、アップする。

日が沈んでから散歩に出る。

駅ビルの書店で『NHK俳句』2月号を購入。

 三寒の四温を待てる机かな 石川桂郎

『小説トリッパー』秋号を購入。本当は冬号を購入するつもりだったのだが、昨日購入した金原ひとみ『fishy』について著者へのインタビューと江南亜美子の評論「『fishy』における、「おしゃべり」の社会性」が載っていたのと、片岡義男の連作短編「食べものが物語を生む」を読みたくて購入することにした。

アマゾンのお急ぎ便で注文した松田美佐・土橋臣吾・辻泉編『ケータイの2000年代ー成熟するモバイル社会』(東京大学出版会)が届いた。修論を読んでいて、参考文献に使われていたこの本(の中の浅野智彦の論文)を私は読んでいなかったので「読まなくちゃ」と思ったのである。さっそく読む。

夕食はカレイの煮込み、サラダ、茄子の味噌汁、ごはん。

カレイは北海道で獲れたナメタガレイ(滑多鰈)。卵がたくさん。

食事をしながら『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』の第2話(録画)を観る。妻の好みに付き合う。

食後、早めに風呂に入ってから、修論を読む(3冊目)。

読み終えてから、『ジェットストリーム』をタイムフリーで聴きながら今日の日記とブログ(の下書き)。

2時、就寝。


1月19日(火) 晴れ

2021-01-20 14:00:00 | Weblog

9時半、起床。

あんバターパン、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

朝刊の文化欄に金原ひとみの最近の小説について紹介されていた。興味深い。

昨日のブログをアップする。

放送原稿のパート1を仕上げる。

今日は雲一つない晴天だが、風がある。

昼食は「喜楽亭」に食べに行く。昨日の人間ドッグが済むまでは高カロリーの食事を控えていたのだ。

風で入口前のホワイトボード(おすすめメニュー)が外れている。店主さんに教える。

客は私一人。「今年もよろしくお願いします」の挨拶。

いつものチキンカツ定食(ごはんは少なめで)。

店内の本棚に巻の不揃いのコミックと並んで、文庫本も一段分ある。

安岡章太郎、北杜夫、山本周五郎、尾崎士郎、大江健三郎、遠藤周作、丸谷才一・・・いろいろある。古本屋の店頭の一冊50円とか100円とかの箱から選んだもの多いようである。

しかし、最近の客は人で一人で来てもたいていスマホをいじっているから、本に手は出さない。本棚があると、「めずらしいですね」と懐かしがる年配の客もいるそうだ。

食後のコーヒーは「喜楽亭」の向かいのビルの2階にある「ハッピー珈琲」で。

ブレンドを注文するとお替り分も一緒に出てくる。

『池波正太郎の銀座日記』もそろそろ読み終わりそうだ。

帰りに駅ビルの本屋に寄って、池波正太郎『鬼平犯科帳』1(文春文庫)と『文豪ナビ 池波正太郎』(新潮文庫)を購入。『鬼平犯科帳』は全24冊。私はもっぱら池波のエッセーの愛読者で、彼の本業の時代小説はあまり読んでいないのだが、『鬼平犯科帳』はTV(主演は中村吉衛門)ではよく観ているので、原作も読んでみようという気持ちになった。文庫本一冊に10話収まっている。連作短編小説集のようなものだから、読みやすだろう。『文豪ナビ』は池波自身の著作ではなく、編集部が作成した作家ガイド(人と作品)である。

金原ひとみ『fishy』(朝日新聞社)

 コロナの感染騒ぎの前に書かれた作品なので、朝刊で紹介されていたものではないのだが、3人の女性たちが互いのプライベートには踏み込まない距離感を保ちながら、この場限りの「ともだち」として付き合い続けていという、「女性の生きづらさと新たな連帯の形を届ける」金原ひとみの小説的達成、といううたい文句に惹かれて購入。

吉本隆明『ひきこもれ』(SB新書)

 2002年に出版されたものの新装版。副題は「ひとりの時間をもつということ」。

帰宅して夕食の時間まで修士論文を読む。

夕食はフライ盛り合わせ、薩摩芋の甘煮、味噌汁、ごはん。(ごはんと味噌汁の配置が逆です)

ウィンナーフライとカニクリームコロッケ。昼食とフライかぶりである。

食事をしながら日曜日に録画した『モヤモヤさま~ず2』を観る。今回は柴又。年末に収録したものですとのテロップが出ていた。だんだんコロナの感染状況が悪くなっている状況での収録だったのだろう。ようやく場所が23区内に戻ったと思ったら、また郊外の方に戻るか、再放送かになるのだろう。

修論を切りのよいことろまで読んでから、オンデマンド授業のコンテンツの収録に入る。

「ライフストーリーの社会学」の第15回(最終回)の講義を2本収録する。パート1は33分。パート2は37分30秒。どちらもワンテイクでOK(を自分で出す)。

風呂を浴びてから、『ジェットストリーム』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記とブログ。

3時、就寝。


1月18日(月) 晴れ

2021-01-19 11:57:01 | Weblog

9時半、起床。

今日は午後から人間ドックがあるので朝食はなし。カップに白湯を入れて書斎へ。

昨日のブログをアップしてから、修士論文を読む。木曜日に修論の面接(口頭試問)があるので、それまでに1日1本のペースで目を通しておかなくてはならない。

12時に家を出て大学へ。久しぶりの早稲田の街。

閉店した「天や」の跡には「丸亀製麺」が入ることになったようである(オープンは1月21日)。

穴八幡神社に寄って行く。

一陽来復の去年のお守りを収める。

南門前商店街を行く。駅の周辺はそれなりの人出だったが、こちらは人通りはまばらである。

先日の新聞記事「早稲田 消えた活気」の中でカフェバー「早苗」のマスターがインタビューに応えて言っていた。「以前は授業のない休日でも、もうちょっと人がいましたよ。」大学は新年度から対面授業(教室での授業)を7割にすることを目指して準備しているが、「その時に『たまり場』になれるように営業を続けたい。」

「たまり場」という言葉を久しぶりに聞いた気がする。いまは「居場所」という言い方が流行っているが、私の学生時代はそういう言い方はなくて、「たまり場」だった。マスターは62歳。私とは同世代だ。しかし、「たまり場」と「居場所」にはニュアンスの違いがある。「たまり場」は「仲間」と結び付いた言葉だが、「居場所」は一人の時間を過ごす場所でもある。個人化の進行が「居場所」という言葉が広まった背景にはある。

人間ドックを受診するクリニックは大隈庭園に隣接したリーガロイヤルホテルの中にある。

1時半に受付をして、終わったのは3時半。いつもより時間がかかった。ホテル内で使える飲食券(1500円)でパンを購入してから、昼食を食べに「早稲田軒」に行ったが閉まっていた。「閉店」の噂は本当だったようだ。

「メルシー」へ向かう途中の道に大きな「タリーズ」が出来ていた。

早稲田にはラーメン店はけっこうあるが、私が行くのは「メルシー」と「早稲田軒」だけだった。とうとう「メルシー」だけになってしまった。

遅い時間のせいもあり、店内に客はまばらだった。

チャーシューメンを注文。空腹だったのでペロリと食べてしまった。バリウム検査の後ということもあり、スープは全部飲んだ(水分をたくさん取らねばならないのだ)。

「メルシー」の向かいの早稲田高校の通り沿いの校舎が取り壊されていた。

文キャンへ。まだ学期の最中だが、閑散としている。

第二研究棟に灯りはない。私も今日のようなついでがなければ、わざわざ研究室には来ない。

机の上のカレンダーは12月のままだ。

ホテルの売店で購入したパン。角パン(470円)、クリームコロネ(280円)×2、あんバターコッペ(320円)、あんぱん(270円)。合計1620円(税込)なり。ホテル価格である。

カモミールティーを煎れ、あんぱんを食べる。形がいい。

小豆もいい。

6時頃まで修論を呼んだり、事務的な書類を書いたり。

7時、帰宅。

昼食の時間が遅かったので(しかもあんぱんまで食べたので)、お腹がまだ減っていない。

食事をする妻と一緒に(しかし私は食事をせずに)「天国と地獄」の初回(録画)を観る。警視庁捜査一課の刑事(綾瀬はるか)と連続猟奇殺人犯(高橋一生)と心と体が入れ替わってしまうという話。『転校生』以来、ドラマでときどき見る仕掛けだ。女刑事が連続猟奇殺人犯を追い詰めていくというストーリーでも面白いと思えたが、それにしては早く追いつめてしまって、これだと単発の2時間ドラマで終わってしまう流れだったが、心と体が入れ変わることで話が複雑になる(それが面白いのか、面倒なのかはわからないが)。

ドラマを観終わってから、ようやく夕食。里芋を使った和風クリームシチュー(味噌が隠し味)。軽めにしておく。

食事を終えて、放送原稿を書く。12時までかかってほぼ書き上げた。「ほぼ」の部分は明日手を入れて、収録だ。

今日提出されたれレビューシートに目を通してから風呂に入る。

風呂から出て、「トーキョー・スピークイージ」(今日の対談はテリー伊藤とアコーディオン奏者のコバ)をライブで聴きながら、今日の日記とブログ。

昨晩に続いて今日も夜食を食べる。ホテルで買ったクリームコロネと紅茶。禁断の夜食ではあるが、今日は朝食を食べていなかったからそれで帳尻は合う(という私なりの論理)。クリームコロネは生クリームかと思ったら、ホワイトチョコレートだった。「禁断」感がいやまして、素敵だ。

2時過ぎに就寝。


1月17日(日) 曇り

2021-01-18 11:49:51 | Weblog

9時半、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログをアップする。

レビューシートのチェック。

オンデマンの講義の最終回の原稿を書く。後半を書くつもりだったが、気が変って、前半に手を入れる。

昨日とは一転して今日は曇り日。そして寒い。

3時を回った頃、遅い昼食を食べに出る。

「マーボ屋」の前を通ったら、休業の貼紙が出ていた。

年末の『モヤさま』で取り上げられた「志美津」も休業のお知らせの貼紙が出ていた。

例の「もしかして蒲田で一番餃子が『まずい』(180度回転)かも」の貼紙。

「吉岡家」へ行く。先客は一組だけ。

稲庭うどんを注文。いつもの蛸の唐揚げは付けなかった。この後、「スリック」でシフォンケーキを食べるつもりなので。

「スリック」へ向かう(御成り橋通り商店街)。

「スリック」は昨日から店内営業をしている。3つあるテーブル席には先客がいたので、テイクアウトの注文をして、テラス席で待っていたら、先客の一組が出てテーブルが空いた。

ダージリンを注文。

白味噌素を使ったシフォンケーキを注文。

生クリームと賽の目に切ったフルーツゼリーが添えられている。カラフルでかわいらしい。去年とは違うトッピングだ(去年はアイスクリームと小豆だった)。

「うちみたいに元々6時閉店で、アルコール類を出していない店は時短営業協力金の対象外なんですよ」とぼやくマダム。都知事が「外出自粛」を声高に叫べば、当然、そういう店にも影響は及ぶ。叫ぶのであればそういう店への損失補填も考えていただかなくてはならないだろう。

ルイ君が顔を出した。トリミングの後らしい。トリミングは3週間に一度だそうである。人間の散髪より小まめである。

5時半に店を出る。

夕食はサーモンのムニエル、海老のアヒージョ、玉ねぎと卵の味噌汁、炊き込みご飯。

食事をしながら『書けないッ!?~脚本家吉丸圭佑の筋書きのない生活~』の初回(録画)を観る。妻が売れっ子小説家で夫は売れない脚本家で主夫。そんな彼にゴールデンタイムの連ドラの仕事が突然降ってくる(もちろん訳あり)。「明日までにストーリー案を出して」「初回の分を2日で書いて」とか無理難題を押し付けられる。「楽屋裏ドラマ」として『共演NG』に通じるところがある。初回は1時間だったが、次回からは30分。

放送原稿を書く。

風呂を浴びてから、『山下達郎のサンデーソングブック』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記とブログ。

明日は午後から人間ドッグで、それが終わるまで食事ができないので、トーストとホットミルクの夜食をとる。朝食は7時半までなら食べていいと言われているが、私の生活習慣ではそれは無理。

2時過ぎに就寝。


1月16日(土) 晴れ

2021-01-17 12:36:07 | Weblog

9時15分、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

新聞の都民版のページに「早稲田 消えた活気」という見出しの記事が載っていた。「オンライン授業 学生まばら」ともある。それはそうだろう。学生街に学生の姿がまばらなんですから。東京に大学はたくさんあるけれど、「学生街」という呼び名が相応しい街はそんなにはない。たとえば渋谷は若者の街ではあるが、学生街ではないだろう。学生街はその「中心に」大学がある街だ。ちょうど門前町における寺のようなものである。

昨日のブログをアップして、さて、放送原稿に取り掛かろうとしたが、体調がいまひとつ。もしかして風邪の引きはじめかと検温をしたが、36度なかった。一週間の疲れが出たのかもしれない。少し横になってから、いきなり原稿にとりかかるのでなく、レビューシートのチェックをする。準備運動にはちょうどいい。

昼食は食べに出る。今日は暖かい。春のようである。

「燈日」に電話をして、「いまから伺いたいのですが、ご飯は食べられますか」と尋ねる。前回行ったとき、店の前までいって「ごはん終わりました」という張り紙を見てがっかりしたので、同じ轍を踏まないためだ。「はい、あります」とのこと。

壁際のカウンター席と4人席が空いていたので、カウンター席に座る。

鱈の和風出汁かけの定食を注文する。

これは美味しかった。鱈がふっくらと(表面はカリッと)焼かれていて、上品な味わいの出汁がかかっている。

鱈は4切れあったのだが、1切れ、箸で運ぶときに床に落としてしまった。痛恨の極みだった。計算が狂ってごはんが残りそうだったので、出汁をごはんにかけて食べた。これがまた美味しかった。

食後にフルーツロールと紅茶を注文する。

生クリームにフルーツの酸味がいいアクセントになっていた。

近くの「まぐろ屋」の店先にまぐろの佃煮が出たいた(しかもセール)ので1つ購入した。

熱々のごはんにのせて食べたらさぞかし美味しいだろう。

「リヨン」で食パン(ボンジュール)を購入。

今日は一粒万倍日(毎月2回ある)。一粒の籾が豊かな稲穂に育つという意味で、一般に何か新しく物事を始めるのによい日とされるが、宝くじを買うにもいい日とされている。コロナで宝くじの売り上げがアップしているらしい。閉塞感を打破したいという気分の表れだろう。

夕食まで原稿書き。

陽の沈むあたりはきれいな茜色である。

夕食は広島菜チャーハン、サラダ、茄子の味噌汁。

食事をしながら『ブラタモリ』をライブで観る。瀬戸内しまなみ海道の島々を歩き、村上水軍(海賊)についての話。

デザート代わりに薩摩芋の甘煮。

放送原稿を書く。1本分をほぼ書き終える。

風呂から上がって、「福山雅治 福のラジオ」をタイムフリーで聴き、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をライブで聴く。

2時過ぎに就寝。