嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

最新コーティング事情

2004-07-26 22:02:01 | うんちく・小ネタ
「カーコーティングマニュアル」なるムックを買ってしまった(´・ω・`)
以前から塗装面フェチと呼ばれるほどの磨きマニヤな私には最新のコーティング材について網羅したこのムックは立ち読みでは済ませられない吸引力を持っていた(爆)

読んでみてもうビクーリ!
ワックスもコーティングもない。っつーか、ワックスのいいとこどりのコーティングが主流で、あの平たい缶に入ったいかにもワックスというたたずまいのものですら中身はコーティング剤。カルナバ100%だなんてもうどこを探しても見当たらなくなってしまった。

以前だと撥水を求めるならコーティング、ツヤならワックス、という不文律があって、それぞれにファンがいた。派閥さえあった。
裏を返せばコーティングにはツヤは望めず、ワックスには耐久性がかけていた。んが、ここへきてそれらはカンペキに両立されているようだ。しかも安い!

わたすが買って試したのは^^;、リンレイの「超写像コート」・・・なんか笑っちゃうネーミングだが、中身は凄かった。
とにかく映り込みがすさまじい。付属のタオルで塗り込んで、これまた付属の布で拭き上げるだけでポリラックとはレベルの違う超鏡面が至極簡単に得られてシマウマ(´・ω・`)

定価だと1缶3マソもするザイモールのコンクールをいまだに使っておったわたすは大ショック!
はるかにテカってるのだ!

これで耐久性も数ヶ月…こりゃ困った。他のも試してみたい昨今(´・ω・`)


安いお肉でいいんです!

2004-07-26 09:42:23 | 食・レシピ
今日の夕食メニュウから…ステーキ用に切り出した安い牛肉をローストビーフ風に仕立てる一品。
100グラムあたり200円前後で売られている「輸入牛ロースステーキ用」、みなさんもスーパーの店頭で見掛けたことがあるでしょ?あれ、そのまま焼くと結構カタイ。肉汁ない。味ももうひとつ。っつーことになりがちですが、値段が値段ですし、2000円/100gもしてるようなのはあぶらばっか(シモフリともいふ)で身体に悪いっす。そこいくとこちらはアブラは周辺にくっついているだけ、もろ赤身(T_T)。

さて、こいつをまず室温に戻します。ぢつはこれが一番肝心で、どんな高級肉でも冷蔵庫から取り出してそのまま焼きに入ったのでは全くの台無しです。すくなくとも今の時期で15分は室温にさらして肉の温度を上げましょう。そして焼く。え?塩コショウはどうしたかって?そんなものは肉に火が通るのに邪魔をするだけっす。片面焼いたらひっくり返して塩のみ振る。B面も同様です。焼き加減はそりゃもう勘の世界。ひたすら焼いて経験積みましょう(爆)。肉の厚みと火加減で激変するし、ガス火と炭火でも全く違う。これから頻繁に開催されるBBQなどは修行の良い機会。みなさん、すすんで焼き手を買って出てください。
イパーンには耳たぶ位の硬さに上がったら中身理想的なピンク色といわれてますね。わたすはベリーレア、っちゅーかロー(意味明瞭)が好きなんですが…ヤキニク屋でもおいしそうな上ロースとかはそのまま食って友人に気味悪がられてるし…

さて焼きあがった肉はこれまたすぐに手をつけてはイカン。「落ち着かせる」のです。
ステーキぢゃないんだから…すくなくとも15分。その間肉汁を閉じ込めるイメージで肉を何度かひっくり返すのもお忘れなく。
そしていよいよ切り出し!
包丁でも良いが、あればアーミーナイフでも気分出る(´・ω・`)、で薄くそいでいくイメージでいってください。
切り出した肉はほんの2~3分で赤みを更に帯び、見事なローストビーフ(風)の完成っす。

さて、もひとつ忘れてはならないソースですが、これは肉を焼き上げるのに使ったフライパンを洗わずにそのまま。
まだ熱いうちにオリーブオイル、醤油、日本酒、みりんなどで作ります。日本酒だけ煮詰めてもカナーリ美味なソースになりますが、このあたりはみなしゃんご自分で開拓してください。ポイントはフライパンにこびりついた肉の旨味をアブラなり、醤油なり、日本酒なりで回収する、ということです。

こいつに夏野菜の焼いたのでも添えて食べたらあーた、極楽っすよ。

というわけで今日の晩ごはんですた(´・ω・`)