嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

休日のカレー道楽(爆) デリーのマイナーカレーを試してみる

2008-05-19 10:25:58 | 食・レシピ

000519 文京区湯島に本拠を置くカレー、つうかインドパキスタン料理の老舗「デリー」。カシミールという呼び名のエクストラホットの一品はとみに有名ですが、それ以外にも名品多し、というわけで近所のスーパーになぜか並んでいたので買い集めて試食してみました。

「家カレー」という表現はまだ定着はしておりませんが、どこのご家庭にも存在する「うちのカレー」。これでなきゃあ、というこだわれる要素が盛り込みやすく、話題には事欠きません。調理志向が強いダンナさんが「キッチン入門」となったときにもまずはカレーから、となるのもむべなるかな。インド風よし、田舎風よし、スープカレー風またよし(爆)。作ったら日持ちもするし、冷凍保存だって簡単。そのうえ材料費も知れてるうえにみんなが好き、とくりゃあ国民食だ、といっても過言ではない。カレーを夕食に食べた翌日の朝ごはんに冷たいままのカレーをご飯にのせて食う、などというアラワザを繰り返していた高校時代が懐かしいでつ(爆)。「オレはカレーだったら3日続けて食ってもいい」だなんていってた人、身辺に3人くらいはいませんでしたか(爆)?ああして朝になるとかたまっていたのは「ラード」の仕業だったのだ、と気がついてもあとの祭り。メタボが社会悪だ、となるなか「インスタントカレー」も罪つくりっす。最近は低カロリー仕様のインスタントも出回っているようですが・・・

かくいう私は特に「自分カレー」を持っているわけではありませんが、外で食べたものを寸分たがわずコピーして、というのにヨロコビを見出すタイプです(爆)。これまでにもシーフードやスープカレーなどに挑戦して参りましたが、やはりいろいろとあるなか、たまにはデリーのような老舗のものを食してカレーを計るものさしは磨いておかねばなりますまい(爆)。というわけでまずはシリーズ中最高価格・・・といっても700円切るくらい(ほぼ2人前入りです)で売られているデリーのコルマ。鍋で沸騰させすぎてしまうとスパイスの香りがどんどん飛んでしまうのがデリーのカレーですからとろ火で「温める」くらいがよいでしょう。風味とともに滋味、辛味がおしよせてタマランチ会長。カシミールとともに具のいらないカレーとして秀逸。あれば素揚げの野菜がピッタリでしょう。もう一品、ベンガルはシーフードや野菜が具として推奨されておりますが、なもの調理するくらいならこんな高価なカレーソース買いませんて(爆)。やはり鍋で「温めて」そのままご飯にのせます。トマトの甘味と旨味が前面に出ていてこれまた秀逸。そのあとにスパイスのフクザツな波が押し寄せる。ステーキ+クレソン入りガーリックライスに添えて、という感じで今晩お出ししてみましょう(爆)。というわけで休日のカレー道楽・・・ってこれもシゴトということにしてしまいましょう(爆)。たまにはこうして他人の調味したカレーを食してリセットするのも必要っすね。