嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

レスザンヒューマンの大正ロマンポルノに手を出す(爆)

2008-05-27 19:51:55 | うんちく・小ネタ

000527 キター!!一部顧客のみなさまにはおなじみながら、私、去年の暮れから眼鏡愛好者となっております。

年齢からして老眼か~、と騒いだのですが(完全意味明瞭)、まだ大丈夫だったようで、軽度の乱視で済んでおります。「夜間の動体視力の衰えを感じる瞬間が増えてきた」ので、ムリして「つかまって10マソ払う(一部意味明瞭)」よりは(爆)、と考えて素直にメガネ道を楽しむことにいたしました。

いろいろと文献(爆)を漁って自分に合いそうなモデルを探すのですが、なにぶんにも眼鏡初体験でしたので、試行錯誤の連続。近所の郊外型眼鏡店の品揃えは最大公約数。シュミ的なのがないし、だいいちコダワリが伝わってこない。均一価格もいいけれど、そんな消去法で物を選んだのでは大切に扱わないのに決まっています。眼鏡は嗜好品だと考えている私の場合、このあたりは慎重に行います。

というわけで試行錯誤を繰り返した挙句、ほんの5ヶ月ほどで3本目(ばか)となったこの眼鏡!レスザンヒューマンの大正ロマンポルノ・シリーズ・・・調べますと大正時代の文豪のイメージをそのままフレームデザインに反映させたものらしいのですが、これぞ完全意味不明!HP(http://www.lessthanhuman.co.jp/index.html)からしてアヤシイなんてもんぢゃないブランドですが、冷静に観察してみますと突拍子もないモデルはひとつもなくて、全モデルがごくごくオーソドックスにまとめられているブランドです。ケースのデザインや品番にキツイ洒落がかましてあって、このあたりも非常に楽しめる仕組みとなっております。画像に見られるような漆塗り(驚愕)のケース入り。そこへどちらかといえばオーソドックス一本槍でなんとも美しいセルフレームが鎮座している。

モデル名「尾崎紅葉(爆)」、シリーズにはこのほかに二葉亭四迷、森鴎外、江戸川乱歩、などがあったそうですが(すでに全モデル完売とのこと)、ブラックセルがキホンでそこへ極少数クリアーや色つきのセルモデルを生産したそうですが、スクエアでエッジの効いたデザインをとって「尾崎紅葉」にしました(爆)。クリアーモデルは最後のメーカー在庫だったそうです。特徴ある眼鏡ケースは3色の中から選択可能。この他には白と赤が存在した模様(爆)。まあそこはかとないシャレにやられて買った、というわけですが、眼鏡選び初心者の私の場合、買うのにはこのモデルのような強いヒキが必要なようです・・・ううむ、今後もコレクションが増えそうなヨカン・・・あ、消費税払わないと(悶々とする)


祝!衣替え2008(爆)吉田スーツのリネン

2008-05-27 19:23:26 | コスメ・ファッション

000527_007_2 画像は2004年の真冬にふとビスポークした吉田スーツのリネンスーツ。リネンのスーツだ、というだけでかなりゼータクだと思うのですが、なに盆栽ですから(一部意味不明)。

盆栽といいつつもシーズン中には毎週のように着て、今ではだいぶ身体のセンに沿った感じが出て、優しげな雰囲気を醸しています。心配していたリネン特有の縮みもたいしたことはなく、寸法直しも必要なさそう。

画像ではわかりづらいですが、小豆色に近いブラウンで、ポケットがスラントさせてあるのが特徴。ボタンにブラウンマザーオブパールを使ってさらにゼータクしております(爆)。が、この一着もサーティーズスタイルにだいぶ慣れてきたいま、着て見ますと まだまだ中途半端な印象は否めません。

お笑い芸人、あるいは道化となるのを恐れて(なってるし)、各部分のディテールを一般的なもののそれの寸法に若干近づけてしまったのが敗因ですが、それはそれで登場回数が増える結果ともなっております(爆)。つまりは着易い!こんな田舎町でもオフィシャルの場に着ていける!これは得がたいことです(爆死)。000527_008 どこが一般的なのかと申しますと、まずは2番目の画像のパンツの裾幅。ここの寸法でだいぶ悩んだキヲクがあるのですが、ハデーなサーティーズですとゆうに30cmいっちゃうか、というくらいなところを靴のサイズやその他オケイジョン(爆)を考慮して26cmにおさえてあります。通常は22cmくらいが限界といわれておりますからそれでもかなりキテるわけですが(汗)

結果、パンツのシルエットがテイパーが強めなものになり、歩行中にパタパタ(爆)ということが少なくて履きやすい。履き心地も一般的なスーツのそれと変わりません。股上は限界まで上げてあるので、それこそアバラ骨の直下までせりあがっていますが、それが履き心地のよさに直結しています。現在主流のスーツではこのあたりがローライズ気味、つまりは股上浅めとなっていて、履いたときに腰の辺りのなんともいえない落ち着きのなさとスリーピースとなったときにベストとの兼ね合いが「絶望的」となってしまうのが弱いところです。まあ来年には「いなくなっている」スタイルですから心配することもありませんがね。

さて、何度か洗って素材が落ち着いてきたところで、上着のフィットももうちょいとタイトに詰めたかったり、着丈も若干短めに詰めるとカッコよさそう。さらに2パンツスーツ(爆死)として、同素材が手に入るうちにもう1本今度はきっちり30cmのパンツ(完全意味明瞭)を仕立ててしまうのはアリだなあ、と妄想する毎日(ばか)。Vゾーンにもうちょいと余裕があれば3ピース化も、と考えたですが、これも吉田スーツさんのご意見を伺ってみましょう(爆)、というわけでビスポークをさらにビスポークするセカンドステップに突入すね>今シーズン・・・いざ店頭に出向くといい生地があって、それでもう一着(完全意味明瞭)というワナにはまらないようにしないといけませんが、ビスポークのタノシミは「着込んでからさらに手を入れる」、この辺りにもあるのでしょう。ううむ、タノシミだ~

嗚呼、物欲かぎりなく・・・ところで消費税おさめないと(撃沈)