嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 デコラ東京に出向く

2009-02-16 20:05:13 | コスメ・ファッション

20 デコラ東京・・・え?なに屋さんですか?って・・・そう、眼鏡屋さんなのです。

このところ眼鏡方面への興味がつのり、いろいろと調べ上げるうちにこちらへとたどり着きました。再開発がいちぢるしい東京駅前の新丸ビル2F。東京駅前でしたら迷わず行き着けるぞ、というわけでTTで出向いて参りますたが、地下駐車場の格納システムが近未来的でTTには非常に似合っておりますた(爆)。全幅が引っかかるんぢゃないか、と係員のにいちゃんが心配しておられましたが、なもの調べとかんかいわりゃ~、と(爆)。

デコラ東京の外観は画像の通り・・・ちょいと通り過ぎるぶんには肝心の眼鏡はいっさい視界に入らない独特のレイアウトというか店舗デザインが秀逸。おかげで通り過ぎること2回(いなかもの)。ヲヲ、ここかいな、といって入店しますと、うつくしひ女性が近寄ってきて相談に乗ってくれます。人物のかもし出す雰囲気や会話から窺われる好み、ファッション、輪郭、ヘアスタイルなどなど観察されながらの「面談」のうえ、こちらは眼鏡をあれやこれや見たいのに(爆)まずはおかけください、となります。なにやらおちつかない高さと寸法の画像のブラックのスツールに座って待っているとボックスに安置した「お店からの提案」をいくつか見せていただき、その中からお好みを、となるのですが、そんなに確固たる眼鏡方面の好みがあるわけでもないですし、買う気満々というわけでもないので困ってしまいますた。ぶらりと寄る、というノリには対応しにくいか。

000216 唯一のショップオリジナルだという「トランスファー」はやはりカッコよかったです。メディア露出が禿げしく、すでに売り切れかな、とも考えていたのですが、どっこい眼鏡の好みは千差万別です。トランスファーは若干小ぶりのウエリントン。黒と鼈甲調ブラウン。個人的にはハデーな鼈甲調が好みだったのですが、あるわけもなく、モルトブラウンというウイスキーの色のイメージで調合したというカラーを1本調達いたしました。だれだー!ミスターオクレみたいだといってるやつぁ~(爆死)

デコラ東京のラインナップは多種多様。基本的にはトレンドに敏感でオサレな顧客を取り込んでいるのが伝わってきますが、陳列される眼鏡の方向性はあいまいで、お店の「押し付け」、のようなものもあってよいのではないか(爆)とも感じました。様々な好みに対応する、というのは分かるんだが、これを売りたいが、どうだ、みたいな強さですね。ちなみに「ご提案」の中にあった小ぶりなボストンも試してみたのですが、30スーツの私にはもろにアナクロ(脱力)。やりすぎ感が強すぎて引かれまくるのが目に見えている。

ところでデコラのあと、近年雨後の筍状態の周辺の名だたるメンズブティックを総なめしたのですが(爆)、私のアナクロスーツをみて、客とあるいは店員同士で談笑していたみなさま黙っちゃうし・・・

くく~!タマランチ会長。「そのスーツ、きつくね?」とでも訊いてやろうかとも思ったですが、あちらも「今、道化みたいなの通らなかった?」とでも逝っているのでしょう(爆死)。嗚呼、愉しきかなスーツバトル・・・使い捨てスーツ VS 過去の遺物 というわけですが、ドレープの美しさと生地のボリューム+クヲリティではゼッタイに負けてないって・・・スーツをトレンドでしかとらえない浅薄な店員にはつま先鏡面仕立てのウエストンのバガテルをとくと拝ませておきました(ばか)・・・あ、わたしもろに「いなかっぺ大将2009」ですがなにか(一部意味明瞭)。


ベンジャミンバトンに感動する

2009-02-16 19:09:14 | 映画

Bbcc1 いやはや、GDP、35年ぶりの低水準に加えてみぞうゆうの内閣支持率、さらにうずちゅうがお好きな金融大臣さんと話題に事欠かない昨今(爆)、週末に時間が空きましたのでドライブがてら映画館にでむき、これまた話題の「ベンジャミン・バトン」を観て参りますた。

チケット購入段階ですでに最前列意外はスベーテ塞がっているという大盛況。ブラピにケイト・ブランシェットとくればモンクなしのゴールデンコンビ、加えて興味深いストーリーで満員御礼もむべなるかな。もちろん最前列のど真ん中で首をさすりながら(爆)涙いたしますた(一部謎)。原作者はあの加齢なる、もとい「華麗なるギャツビー」の原作者だと知ってまたびっくり。

画像のご婦人とは一時的に深い仲となるベンジャミンですが、このご夫人、英仏海峡の水泳での横断に挑戦した初めての女性という設定でした。このイベントにたしかロレックスがスポンサードしていて、どこかで資料をみたキヲクがあります。防水時計のPRにかんでいたというわけですが、ベンジャミンの実父の腕にもどこかで見た時計が・・・(一部謎)。詳しくは本編をどうぞ。

出演者全員がなんともいえないキャラクターの持ち主でキャスティング、脚本、カメラ、特撮、その他もろもろモンクのつけようがない。映画ってほんと素晴らしい、と思わせてくれる100点満点(すなお)の金字塔。絶対に劇場に出向くべし、の★★★★★。まちがいなくアカデミー各部門の独占となるでしょうねえ。まさにみぞうゆうだ、ウン(ここダミ声)!!