ズガーン!!ひさびさの眼鏡ネタ。TOM FORDとくれば今をときめくモード系メンズデザイナーの筆頭。現行のジェームズボンドのスーツを提供したのが私のキヲクでは目新しいところですが、グッチのデザイナーを経てのち、独立してからの経歴は華々しいなんてえもんぢゃないっす。さいきんぢゃ、映画まで撮っているらしいですが、どうなりますやら(爆)。
想像するに、極上のパトロンがついたと思われるのですが、きょうび、未曾有(みぞうゆう)の不景気でそのパトロンも数人は代わったのでわないか、と邪推する昨今(爆)。でもカッコいいね(きつぱり)。
さて、そのトムフォード・デザインの眼鏡は眼鏡マニヤのあいだでは以前より注目の的っす。眼鏡のデザインはそれこそミリ単位。色、カタチはもちろんですが、サイズもそれこそキリがなくて、無限の愉しみということもできる世界。トータルのフンイキをとらえてお気に入りを常に探し続ける、というのが眼鏡の愉しみですが、そんななか、トムフォードのデザインは出色。オーソドックスなんだが、どこかにキョーレツなインパクトを持たせてオーナーを選ぶ仕組みが施されている。私の場合、今年の秋にリリースのTF5116というモデルに釘付けとなってしまいますた。
小ぶりなボストン、あるいはウエリントン・・・っていずれもニッポン国内のみ通用する眼鏡用語ですが、ようはトラッド系。ただし、ごく、太目のフレームにこれまた太目のテンプル。さらに裏地にはオレンジ色といってよい木目調を張り巡らせてゴージャスなフンイキも漂わせる・・・ディテイルはネットでご覧いただくとして、このクセのカタマリみたいな1本を買ってしまいますた。
ううむ、わたしの東洋ルック(いわゆるモンゴリヤンですね)でこいつをかけてしまいますと、どこから見ても「ミスターオクレ(爆)」系となってしまい、まことにつらいのですが(意気消沈)。まあ、ムリヤリ似合せる、というか馴染ませる、ということにいたしましょう(爆)・・・それにしても小ぶりでかっこいいぞ!
おかげさまで眼鏡コレクションもいよいよ増え、このようにアクの強いモデルにも挑めるようになりました。今後も精進して参ります。要はセンスですね(説得力まるでなし)。