嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆) インペリヤルバイキング・サールに突入してみる

2009-12-07 19:54:33 | 加齢なる遠足(爆)

Sm_sal タイガーウッズの絶倫ぶりが光る師走(爆)。まことにウラヤマシイかぎりですが、生涯収入900億ときた日にはケッコンだのリコンだのいってないで「ひらきなおって、とっかえひっかえ(一部意味不明)」というのが王道というものでしょう(違)。

そんな世界に縁のないわたくしも、イイ思いをさせるからぜひとも来なさい、とのホテルメンズアソシエーション(仮称)からのヲサソヒに抗えず、恒例の忘年会に出席して参りますた。ちなみにこのホテルメンズアソシエーションの会は毎月行われており、前回はなんと「バロン・オークラ(完全意味明瞭)」で敢行されたのでした(驚愕ののち抜腰)。ひとりというか、個人ではなかなか敷居の高い名店を中心にここ15年ほど探訪を続けているのですが、まさに他人には言えないゼータクの極み。だいたいが、超一流どころに突入して4~5万円の会費でとことん食を愉しむ、のも目的のひとつですが、センスを磨く、というのでしょうか。所謂勉強会の名目で、「経費で落とせる(一部意味明瞭)」性格を帯びているのも特徴のひとつです(いいのか)。また、ホテルメンズばかりが集合してレストランに入店した場合には独特のフンイキというのか空気感を帯びるのが常ですから、迎える店側も瞬時にそれと悟ってイッキに「バトルモード」に突入する(爆)あたりも見どころです・・・

ワインリストからして所謂「別物(完全意味明瞭)」が出されるわけですが、べつにソムリエいぢめが目的でわありませんから、「ハウスワインをボトルで出してください」というのが常套(爆)。ソムリエにとってこれほどコワい注文はありません(爆)。

と、そんなシュミの悪い訪問はやめにして、年末くらいはリラックスしようよ、というわけで12月の会は有楽町の帝国ホテル「インペリヤル・バイキング・サール」に突入だ!

いうまでもありませんが、ニッポン語でいう「バイキング=食べ放題」というのは造語で、そいつを考案なさったのが、インペリヤルホテル=帝国ホテルの村上シェフでございます。数々の伝説を残しながら亡くなられて久しいですが、バイキングのオリジナルは村上「天皇」が考案なさった由。そのオリジナルバイキングに敬意を表して、というわけで訪問して参りますた。

ワインリストから数種類選び出しておいて、デキあがりつつ(爆)、さらにバーからエクストラドライマティーニを人数分取り寄せて(どうやって運んだのでしょう)、8名ほどのメンバーで50種類もの料理を平らげまくるわけですが、まあどれも普通においしい。手抜きなしのシゴトは見事のひとことですが、これら一連の「バイキング料理」が1330~の「レイトランチ」で4000円(税込み、サーヴィス料別)でふるまわれているのは驚きに値します(きつぱり)。料理そのものはともかく、皇居を見下ろすあの立地でこの値段というのは、はっきりいって狙い目。

メインに据えられているのがローストビーフではなく、ポークだったのには落胆いたしますたが、他に牛フィレのパイ包みがあったのでバランスは取れていたか、と。デザートは出色。1ピースあたり1Fのガルガンチュワ(一部意味明瞭)で400円は逝くかというレベルの高いケーキ類はどれも素晴らしくうまい。閉店時間の15時となってもばばあたちが一向に席を立たない理由がよおくわかります(爆)。キホンのショートケーキのレベルの高さと、バニラアイスクリームにアツアツのダークチェリーをかけて食す「チェリージュビリー」がバイキングで再現されていたあたりは感動もの。

というわけで楽しき哉人生!願わくば血糖値とコレステロールに注意>自分(爆)