嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆) はしり納め2009 その4 さぬきうどん

2009-12-26 19:43:30 | 加齢なる遠足(爆)

Sanuki1 キター!!四国名物の代表格。坂出周辺のうどん屋さんにはギョーレツも珍しくないとは言いますが、今回は高松の中心街をお昼時に散策しつつ、観察してみますた。

そこらぢゅうにあるうどんやはどこも大盛況・・・とみえるのはじつは錯覚。対人口比でみると異様なうどんや密度のこの街では「セルフ」と呼ぶ、客がうどんのスタイルをきめるシステムのせいでまごつくことが多く、ギョーレツができやすいメカニズムとなっております(まぢ)。

通常のかけうどんの他に汁なしに醤油をぶっかけたのや釜玉と呼ぶ、中心に生卵を安置したもの(爆)、さらに「およがせ」と呼ぶ「釜揚げ」スタイルなどなどなんでもお好きにどうぞ、という感じ。気安い感じがなんともよいのですが、それにしてもうどん屋さんが多いです。これらがそれぞれに共存している、ということはレベルもそれなりに高ければ、お客様も多いのでしょう。

2軒ほどをハシゴしてみましたが、細めの麺に上品なダシを効かせたスタイルは飽きやしないが、すでに「讃岐うどん」は全国区。実は普段から食べているスタイルなわけで、冷凍うどんと大きくは違わない(マニヤの皆様ごめんなさい)。

細打ちが主流の麺も目新しさはないものの、なにより安価。ここでは冷凍うどんのポテンシャルを改めて知る、ということにもなるわけですが、なに、店内ライブで手打ちされるうどんは最高。揚げたてとはいかず、とっくにしなびた(爆)天麩羅を好きなだけどんぶりにのっけて思うさまズルズルすするうどんに勝るものはございませんて。

滞空時間ほとんど3分程度で、お客様の回転が凄まじく、このあたりでも旅情を強く感じるひとときでございました。個人的にはゆでたての生醤油うどんに一票!!


加齢なる遠足(爆) はしり納め2009 その3 鳴門の鯛を食す

2009-12-26 19:12:37 | 加齢なる遠足(爆)

Naruto1 鳴門海峡大橋をわたりつつ、海面を眺めてみますと明らかに渦を巻いているのがみえてカンドーします。

この水流でもまれりゃ、さぞかし、と期待しつつ、宿の近所の居酒屋風海鮮料理店で「鯛づくし(完全意味明瞭)」を敢行いたしましたが、食べ応え十分。わざわざ産地に出向いた上で味わう海の幸は最高でした。なにしろ歯ごたえが絶品。ここまで身の締まった鯛は名物と呼ぶに値するというものです。塩焼きもよろしければ、シャブシャブもまたよし。なにやっても美味しいのは素材頼みということもできますが、それでよい。

さて、このエリヤにはかの大塚製薬が運営するパークヒルズなるリゾートがあります。都内で料理人ならぬただの経営者となって嫌気がさしていたと思しき小山裕久氏@3重アゴ(爆)を担ぎ出して敷地内に鯛料理専門の「古今青柳」、のほかにレストラン、さらにリッジなる超高級グレードのホテルを設えて、「ある顧客層」を呼び込んでいます。ホテルリッジにはぜひとも宿泊したかったのですが、おひとりさまではあまりにも高額すぎて(爆)、撤退を余儀なくされますた。せっかくだからモウド(爆)でもやはり高い。アクオス一台買えますから(爆)。たぶん大塚製薬の株主様ご優待プランなどを使うと現実味を帯びてくるのでしょうが、まあ、カンケー者だけでやっていけるのでしょう>パークヒルズ。一般向けとはとてもぢゃないが、いえないクラスでございます。

日没前に近所まで到達しましたので、ガーミン君の案内で訪問いたしましたが、こじんまりしているのかと思いきや、山ひとつフルに使った壮大な規模。リッジは高額だし、青柳だって推して知るべしですが、キャパを考えますととてもぢゃないがペイするわけがない(他人事)。風光明媚な地に創出された極上リゾートの採算は大塚製薬が一手に引き受けているとみた。 

羨望のまなざしのまま痔号へ。


加齢なる遠足(爆) 走り納め2009 その2 冬本番?

2009-12-26 10:45:01 | 加齢なる遠足(爆)

0001225_003 さて、私が住む長野県中部は降雪こそないものの寒さは厳しいです。北海道の民家にはサッシその他、暖房設備を抜かりなく施してあるのに比べて、こちらはその点、非常に中途半端で、気密を置き去りにしておいて、暖房をガンガン焚く、というまことに効率の悪い昭和初期のスタイルのままきております。ある意味、日本一寒いのは長野県の一般民家でわないか、というのが私の意見です(爆)。

さて、そんな痔期に旅をするとなれば、少しでも温暖な地方へ、となるのは人の常(爆)。四国を選んだのもその辺がおもな理由ですが、出発日には折悪しく上空5000mでマイナス43度という一級の寒気団襲来~(涙)。それもしばらく居座る、というでわないですか(爆)。迷わず一級装備(完全意味明瞭)を一揃い持った上でのんびりと出発したのですが、中央道は予想通りの大混乱。

伊那~中津川間がチェーン規制だ、というわけで、そろそろとすすんだのですが、規制の検問を過ぎてみても一向に白いものがないぞ??というわけで徐々にスピードを上げつつ恵那山トンネルの前後に差し掛かっても路面はウエットなまま。たしかに雪は「舞って」いますが、気温もプラス4度前後ですし、橋梁部分でも凍結は観られない。ノーマルタイアでもべつに支障ないレベル、と見えました。そのまま中津川まで下っても路面かわらず・・・ううむ、律儀にチェーン巻いて60kmそこそこで走るクルマと冬装備ながら結構なハイペースで流すクルマが一緒に走ることのほうがよほど危険にみえますた。チェーン規制、となったときにはノーマルタイア車の場合には素直に「引き返す」勇気が必要とも思えた経験でございました。しっかし、NEXCOのみなさまは路面状況をしっかり観察して、もうちょいと柔軟にやらないと恨まれるぞ、とも・・・

非常に歯切れ悪く、以下痔号