嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

TT3・2ドライビングマニュアル 新提案!レザーシートのお手入れ2010-完結変

2010-09-01 19:42:42 | TT3・2ドライビングマニュアル

000207_012 さて、ここまでひっぱってきたのには理由があるのです。ほぼ10日前に施工した、レザーシートのマジックリン処理・・・ドアを開けてみたらいきなりインテリヤ全損、という事態だってないわけぢゃない・・・あくまでも試行錯誤の一環。誰かに言われてやってるわけでもないし、単なる個人的な興味だけでやってるまさにドーラクなわけで・・・そんなドーラクをこうしてブログの一記事として発信するからには、ある程度の経過も確認してからでないと、と責任感を帯びたわけです(爆)。

結果、いや経過は、まあよし。モンダイは発生していないが、それでもクルマの使用を続けていった今後のことはわからない、そんな段階。

だが、マジックリン自体はすでにロングセラー。用途さえ間違えなければオ000207_011 ッケイでしょう。以前にガラスマジックリンはバンパーの虫落しに最適だ(本当です)と某MLに投稿したところ、メンバーさんがなにを勘違いなさったか、レンジ用マジックリンを吹き付けてしまい、ボディーコート全損とした事例がございましたが(苦笑)、用途さえ間違えなければ、というのはそういうことです。

さて、本題の施工方法・・・ポイントはひとつだけ!マジックリンを 対象に直接吹き付けないこと、これです!他のマジックリン(ガラス、お風呂用)は直接吹き付けですし、レンジだって掃除の時にはまあ直接吹き付けが多いでしょう・・・Dsc01328が、レザーインテリヤに使う場合には「必ず」アクリルたわしに吹き付けたうえで使います。

アクリルたわしは手編みのアレ。当たりが非常に柔らかく、レザー表面にはもってこいです。画像をご覧ください。万が一直接吹き付けをおこなった場合にはソクそこだけがシミになり、まあ「全損」といってよいくらいにタイヘンなことになります(きつぱり)。はっきりいって落ちないっす。

また、シート表面にペイント補修がなされてあったり、ヤレが酷い場合にも塗装そのものが剥げ落ちてこれまた全損となりますからご用心。中古車業界ではシート補修の意味でまるまるペイントを吹き付けてリフレッシュさせる方法が現在も行われていますから、クルマの履歴が不明な場合にもこのシート洗いは厳禁ですね。QBを使っても同じことが起こるはずです。

マジックリンのあとは水分大目に絞ったスポンジタオルでシートを洗い上げ、そのあと乾拭きをヤサシーク行います。しつこいテカリにはこれを繰り返す。シートを構成するパーツごとに仕上げてゆくとさらに良いでしょう。けしてオススメはいたしませんが(きつぱり)、新車痔となんら変わらないマットなレザー表面が戻ってくるハズです。

なお、以上のお話は2005イヤーモデル・アウディ・TT3・2、ブラックレザーインテリヤバージョンに限定したお話ですので、あくまでも参考事例にとどめておかれますようお願い申し上げます・・・


発掘!くるまにあ 2003-12 福野礼一郎 クルマにいいこと無駄なこと

2010-09-01 18:46:36 | 本と雑誌

Dsc01325 ぎゃはは~、ねたばらしご容赦(爆)・・・というか、押入れの整理をしていたところが奥の奥から発掘されてしまい、整理どころぢゃなくなってしまい(いつものことですが)、ついつい読みふけってしまうハメに・・・

サブタイトルには「あなたの手入れ常識は30年古い」と書かれています。2003年当時で30年古い、ということはすでに40年近い古さなのか、と(爆)。さて、肝心の内容・・・塗装面の補修履歴の見破り方にはじまり、オイルの選定、純正ケミカルの謎、エアコンのお手入れ、GT88(懐)の使用記などなどに混ざって革シートのお手入れのページがしっかりありますぜ・・・ご他聞に漏れず、QBの使いたおし以外には別段語られておりませんが、キホンお手入れなんてするものぢゃない!やればやるだけムダになる、というのがどうも新常識のようです(きつぱり)。

工業製品として完成され、UD化されている現代のクルマになんにもせずに5、6年乗ったところでどこもなんともならない、ってのはまあ理解しやすいわけですが、だからといってスキモノはアレコレやりたい(←ばか)わけで・・・

とまれ福野センセの勤勉ぶりにはまったく頭が下がりますが、いかんせん、クルマ本来の姿を知らずしてああだこうだいわれても、まったく説得力を帯びてこない、というのがトクイチの一顧客としてのコメントっす(完全意味明瞭)。くやしかったらアトムブリッジをヒョーロンしてみろ、と。


牛しゃぶ 2010

2010-09-01 18:03:39 | 突撃!おいまつえんの晩御飯(爆)!

Dsc01312 しゃぶしゃぶ・・・牛肉料理の代表格といってよい一品ですが、火の通し加減はなかなか難しく、お客様にとりましては、のんびりおしゃべりしている間にせっかくの極上ニクが・・・といったことにもなりかねないお料理です。

ヤキニクも同様ですね。

さて、その火加減をいっそこちらにお任せいただき、80度に保ったコンソメに投入。最適の火加減でロゼとしたものを冷やし、さらに煮詰めたコンソメも急速冷却。今夜は素揚げの夏野菜を添えておりますが、クレソンと山葵なども添えて供します。

夏の一皿・・・ご予約は 0267-62-0251 おいまつえん までどうぞ!