嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

祝!衣替え2010(爆) 今年は着るぞ!マキシ丈コート(爆)

2010-09-25 12:39:07 | インポート

Dsc01425 件のTHE OUTERWEAR、サブタイトル=「コートの教科書」からの抜粋・・・コートの丈は長ければ長いほどドレッシーとされています。

ファッションなんてユルいほうがカッコよい、とされる現代にあってはまさにショート丈がもてはやされるのは時の流れかもしれない。仕方がない、・・・がどっこい、それでは寒いでしょう、と(きつぱり)。

スタイル優先で機能がついてこないコートなんてのはモデルさんにでも任せておけばよい。だいたい、今風のああいうのが似合うのは1万人に2人程度。白人の9頭身モデルが着ているのを東洋の4頭身半が真似しても笑いものにすらならない(完全意味明瞭)。オトコはマキシ!これでしょう(更に違うか)。

ま、熱帯、あるいは亜熱帯化いちぢるしいニッポンの都市部にあっては冷暖房完備がデフォールトとなりつつありますから、コートの着丈など云々しても始まりませんが、こと海外、あるいは日本でもそれなりの格式を持った場所に出入りする場合にはコートの着丈、ならびに素材感は実は大いに効くのです。

Dsc01420 ヨーロッパのカフェなどでは東洋人がペナペナのレインコートを着ていたのではまあトイレ前、あるいは気温零下でも外のテラス席がデフォルト。甚だしい場合には入店拒否だ(まじです)。ところが何人だろうとキャメルヘアーあるいはカシミヤのマキシ丈でも着ていて御覧なさい、店内を睥睨できる極上席へとごあんなーい、となること必定なのです(経験に基づいております)。ま、そんないいメを見るために良いコートを購いなさい、などというつもりはありませDsc01421 んが、コートの金額はある意味投資である、と覚えておくと良いでしょう(きつぱり)。

で、画像の「投資」チェスターフィールド・コート(爆)だ!1cmにも達しようかという極厚のフランネルにまさかのピークトラペル(驚愕)。上襟には文法どおりのブラックベルベット張りだ!着丈きいて驚けの128cm・・・173cmの私が着た場合にはマキシをはるかに越えてスーパーマキシ・レングスとなります(汗)。

背中には70cmに達しようかというベントが切られていて、これがまたカッコよいこと夥しいぞ(自画自賛)!当然、地下鉄の階段なんぞでは裾こすりまくり(爆)。

厚さ1cmものフランネルがほぼ全身にまとわりついたのでは屋内にはいったとたんに滝の汗だ・・・(爆)。コンケーブドショルダー、つまりはいかり肩を演出する肩の造形とこれでもかと絞られているウエストが見どころなのですが、間違ってセレクトショップなどに入店しようものなら店員が追いかけてきて質問攻めにあうので用心が必要です(実話に基づいております)。

さて、このコート、今年は登場の機会があるのかないのか、非常に楽しみなり。ちなみに同様の生地で作られたダブルのチェスターフィールド(色:ほとんどベージュに近いライトグレイ=ここ4年着ていない)も所有しておりますがなにか(←ばかです~)。


祝!衣替え2010(爆) ドレーパーズベンチコレクション増える!

2010-09-25 11:19:17 | コスメ・ファッション

Drape3_2  某オークションにはたまに極上ものが出品されることもあるご存知、サーティーズスタイルの名店ドレーパーズベンチ。知る人ぞ知る、のまさに幻ですが、閉店からはすでに10年・・・が、ここへきて当時の顧客だったと思しき方々からの出品が相次いでおり、まったく目が離せません(ばか)。

36(=Sサイズ)や38(=Mサイズ)の出品がほとんどなのを見ておりますと、おそらくは皆様、当時は80cm以下で推移していたウエストの維持が困難になったか、と推測されるのですが(爆)、36でぴったり、38だとサスペンダースタイルでさらにヨシ!の私の場合にはまさに「マイサイズ」。片っ端から落札か、と思いきや、すでに持っているスタイルだったりする場合が多く、いよいよ私のコレクションも煮詰まってまいりました(爆)。それでもスタート価格はなぜか弱気の「捨て値」ですから、ついポチったりしてるあたり、救いようがないです、はい~。

Drape1 春夏あわせてスーツで15着、パンツも10本以上、なぜかすべてプルオーバーの高番手ドレスシャツ(驚愕)、さらに現状では考えられない「マキシ」と呼ばれる着丈の極端に長い極厚フランネルコートが3着と・・・

まあ、新品ではゼッタイに買えない価格で店頭に並んでいたものでしょうから、まったく有難い話ですが、ここへきて渋谷のお店で手にとってみて、一瞬迷った挙句、買わずに引き返し、次の来店時に見たらすでに無くなっていた、という(よくありますよね)「思い出の品」がなぜか今回出品されており、めでたくご落札となりました。

価格4800円(狂喜する)!これたしかキヲクに寄れば店頭小売価格90000円程度はしていたはずで、カウハイドが袖口に貼られているのとクルミボタンがアクセント、というだけのコットンカバーオールにしちゃあ高いな、というわけで、もっと高いフランネルコートを買ってしまった日なので記憶に残っているわけです(ばかですね~)。いやあ、それにしてもよく出てきたもんだ!こういう邂逅は非常に嬉しいものです。大事に着なきゃ~、ってそろそろこれでも肌寒いくらいの陽気となりました~それにしてもほぼ20分の1の価格とは・・・タグのA TOUCH OF ELEGANCE の文字が泣かせてくれます(とほひめ)。


祝!衣替え2010(爆) THE OUTER WEAR「コートの教科書」を読んでみる

2010-09-25 10:56:35 | コスメ・ファッション

Dsc01416 おや?穂積和夫センセの「絵本アイビーボーイ図鑑」の復刊か!と思い、あわててアマゾンから購入してみたのですが、なんのことわない、ただの肖像権貸しらしい・・・サブタイトル「コートの教科書」。メンズファッションの教科書シリーズ第5巻なのだそうで、この他にスーツを初め、シューズ、シャツなどなど・・・

絵本アイビーボーイ図鑑は講談社刊だったのにたいしてこれは学研ムック。内容の割りに高価なので有名ですが(爆)、今回のこれはモロにそのパターン(脱力)。

が、季節感をプラスした着こなしの提案や今風な細身のアウターの紹介などもあってそれなりに勉強になります。トレンドを追いかけるトシでもないが、あんまりアナクロなのも、と(いってみる)。

気がつけば9月もそろそろ終盤。今朝の気温12度(!)。こりゃあコットンセーターなんか着てる場合ぢゃないぞ、と(爆)。

夏物のクリーニング屋行きを取り出してみたのですが、今年はあまりの暑さでTシャツ一丁でことが足りてしまったせいでしょうか、一度も袖を通していないジマンの夏物多数・・・白いリネンなんてえのは1シーズン空けてしまうと黄ばんでしまう場合もあるので寒いのをガマンして袖を通しておくか、とそれくらいの気配りは必要というものでしょう。

嗚呼、リネン尽くしで、まだ夏の気配が残る南の島へでも出かけたいなり、とモーソー果てしなく・・・(有り得ないから)。