嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 天竜川右岸の温泉群

2010-09-24 06:57:03 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc01385 中央道の下り線というのは諏訪ICから恵那山トンネルまでの区間、諏訪湖を源泉とする天竜川の右岸を走る位置関係となります。恵那山トンネルでイッキに木曽谷に抜けて中津川ICとなり、そこから名古屋に向けて進んでいくわけですが、この天竜川に沿って走る区間の山側の斜面にはとにかく温泉が多いです。ほとんど各ICごとにそれぞれ趣向を凝らした日帰り施設が目白押しとなっており、どこに寄ろうか迷うほどの密度(爆)。

大体が河岸段丘の高い位置にあって、南アルプスを遠望できる露天風呂を備え、泉質がぬるぬるの美人の湯系である、ところまでは共通ですが、設えなどはそれこそさまざまで各施設ごとに熱狂的な(それほどでもないのか)ファンがいるのが特徴。つかっている爺さんなどをつかまえて評論させたらそれこそ小1時間語りまくります(爆)。

今日はせっかくなので(なにが)、松川IC下車、ののち5分ほどで到達する町営「清流苑」にお邪魔いたしました。平日の夕方とくれば、まあほとんどの日帰り施設には常連さんと思しき後期高齢者の皆様方が押し寄せて活況を呈するものなのですが、こちらは非常にまばら(いいのか)。3人ほどお客さんがいたな、と思ったら1730頃なのに完全貸切となってしまいますた・・・あれ?町営だし、もしかして1800閉館なのか?と不安になり、チェックしたのですが、2200までの営業である由・・・ううむ、まあいいや。こDsc01395 れも僥倖、とばかり思いっきりエンジョイしてしまいますた。贅沢な空間を独り占めするのは本当にステキです。

今回の車検詣での旅も総走行距離は600kmを越えるものだったわけですが、カラダが全然疲れていないのは不思議なくらいです。高速道路だけならばともかく、一般道、それも平湯までの山岳区間など非常に神経を使うはずのルートでもEBS装備のクルマでの移動ではまったく疲れない。クルマ全体が落ち着き払っているおかげでドライバーへの負担が軽くなっているのでしょう、きっと。こりゃ引き取りも安房ルートか(←ばかともいう)。

というわけで、トクイチオートへと出向く際にはひたすら最短ルートをとって、時間を節約するのもありなのですが、今回のこれのような「旅」仕立てとするのもあり。せっかく遠いところ移動するのですから愉しまないでどうしますかー(C:フランソワ・モレシャン)。