こうして日本3大名湯のうちのひとつ「といわれることもある」下呂温泉を制覇したのちにはひたすら国道をたどって、中央道中津川ICを目指します。
50kmほどの一般道ですが、山岳地ということもあり、速度は大体70kmhあたりがマキシマム。圏外ナンバーの枯葉マークを張った個体などが30kmhで先導してくださったりもするのですが、うまくかわしてやり過ごします(爆)。イラつきながら運転してもせっかくのドライブが台無しですからね!
さて、このような酷道ではニンゲンはもとより、文字通りクルマにも「酷」な環境。3台前に右折車がいて、ブレーキングしながら接近、停止直前に右折が終わってそこから加速、みたいな事が延々2時間も続くわけで、アウトバーンの国から来たTTにとりましては過酷なことこの上ない。気温も30度近辺で推移中。平均速度は30kmh近辺が良いところ。ドライバーとしてはもっともキツいシーンなわけですが、極上のインテリヤと巧妙に切られたウィンドウグラフィックを愉しんでいる限り、TTならではの演出を味わうことができる。ここがR32あたりとは圧倒的に違うポイントでしょう。いわばクーペの味わいですね!
普通のATでもマナーが乱れそうになるところをうちのTTのDSGのマナーはまったく驚くべきでございます。間違いなくミッションオイルなどは超高温となり、どうやってもギクシャクしがちとなるはずなのにそいつが一切ない(きつぱり)!アトムブリッジの勝利である、とだけ申し上げておきましょう。
アウトバーンに流入してからは油温を下げる意味でも本国並みの速度を維持しておきましたが、これがまたヨイ!このインテリヤにこの外観。あきらかに最新型にはない設えとフンイキだけでも維持する価値があるか、と惚れ直したことよのう、と(爆)。
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というわけで通いなれたルート上に点在する温泉のなかからテキトーなのを選び出してさらにつかりつつ(まだやってるのか)、「加齢なる遠足2010秋」も満足度これでもか!マイルもたまったし、次は久々の欧州方面でしょうか(完全意味明瞭)。