嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 2010秋ー最終変 夏のTT

2010-09-15 18:23:08 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc01360 こうして日本3大名湯のうちのひとつ「といわれることもある」下呂温泉を制覇したのちにはひたすら国道をたどって、中央道中津川ICを目指します。

50kmほどの一般道ですが、山岳地ということもあり、速度は大体70kmhあたりがマキシマム。圏外ナンバーの枯葉マークを張った個体などが30kmhで先導してくださったりもするのですが、うまくかわしてやり過ごします(爆)。イラつきながら運転してもせっかくのドライブが台無しですからね!

さて、このような酷道ではニンゲンはもとより、文字通りクルマにも「酷」な環境。3台前に右折車がいて、ブレーキングしながら接近、停止直前に右折が終わってそこから加速、みたいな事が延々2時間も続くわけで、アウトバーンの国から来たTTにとりましては過酷なことこの上ない。気温も30度近辺で推移中。平均速度は30kmh近辺が良いところ。ドライバーとしてはもっともキツいシーンなわけですが、極上のインテリヤと巧妙に切られたウィンドウグラフィックを愉しんでいる限り、TTならではの演出を味わうことができる。ここがR32あたりとは圧倒的に違うポイントでしょう。いわばクーペの味わいですね!

普通のATでもマナーが乱れそうになるところをうちのTTのDSGのマナーはまったく驚くべきでございます。間違いなくミッションオイルなどは超高温となり、どうやってもギクシャクしがちとなるはずなのにそいつが一切ない(きつぱり)!アトムブリッジの勝利である、とだけ申し上げておきましょう。

Dsc01368_2 アウトバーンに流入してからは油温を下げる意味でも本国並みの速度を維持しておきましたが、これがまたヨイ!このインテリヤにこの外観。あきらかに最新型にはない設えとフンイキだけでも維持する価値があるか、と惚れ直したことよのう、と(爆)。

アトムブリッジ、ならびに関連テクノロジーに関しましてはトクイチオート 0583-70-4848までどうぞ。

というわけで通いなれたルート上に点在する温泉のなかからテキトーなのを選び出してさらにつかりつつ(まだやってるのか)、「加齢なる遠足2010秋」も満足度これでもか!マイルもたまったし、次は久々の欧州方面でしょうか(完全意味明瞭)。


加齢なる遠足 2010秋 遅すぎないなつやすみー4 下呂温泉に突入する

2010-09-15 16:57:02 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc01367 下呂温泉は日本3大名湯にかぞえられる「こともある(爆)」湯治場。この「3大」なんとか、というときにはまったく人それぞれでみんな言うことが違うあたり、ニッポンの観光資源の豊かさが出ているといってよいでしょう・・・ただしみーんな使い古されてスレてるのがアレですが(爆)。

下呂は観光地ではなく、温泉地ですが、そのわりに公共のお風呂が少ないです。お宿のお風呂はどちらかといえば特徴に欠けるのが多く、まばらなのはよいが、個性にイマイチ欠ける点や、通常でも1000円程度は支払わないと入れてもらえない、という面で後回しになりがちっす(ケチともいう)。

今回はクアガーデンという河川敷に面した公共のお風呂をチョイス。平日の午前中ですから最初から最後まで完全貸切の上、秋の空気に支配された感じの乾燥度合いはまことによし!

Dsc01371 泉質はぬるぬるした「美人の湯」系で満足度も高いが、忘れ難いほどでもないか(爆)・・・九州の阿蘇火山帯の一連の名湯を知った現在、本州の年季はいりすぎな有名どころにつかったところで、評価は辛口にならざるをえないのです。

画像はえもいわれぬ電柱広告・・・(爆)。他にもいろいろとございましたが、ランチタイムに集客しよう、との試みでゲロランチとはいわずにGランチ、と苦しまぎれになったり、下呂のグルメを略してゲログル、だなんて呼び習わすのはかえって逆効果な気も・・・

名古屋方面からはほんの100kmちょい。件の東海北陸自動車道の全通は実は裏目に出るのでは、との個人的憶測ですが、クルマの性能はじめこの交通手段の発達ぶりではもろに日帰り圏となってしまい、宿泊需要も高山あたりに持っていかれているのでは、と。

まったく余計なお世話でしょうが、下呂ブランド(爆)の維持、ならびに向上はハンパなことでは成し遂げられないでしょうねえ・・・(とほひめ)。ちなみに「3大名湯」とは他に有馬、道後で、これで私もすべてつかったことになりますた!いかにも古い温泉地ですけどね。

ところでスーパーなんかでは「下呂牛乳」や「ゲロヨーグルト」なんて売られてるのかな・・・ゲロカレーやゲロピザ、ゲロラーメンもいいかも(いいかげんにしなさい)?


TARZAN最新号で「細マッチョ」特集(爆)

2010-09-15 16:30:14 | 本と雑誌

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思うさま飛騨牛を食べておいて、まことにアレなのですが・・・(爆)、40代に突入したその誕生日に決心をして、ほぼ毎日続けてきたジム通いも、思い出してみますと丸10年(驚愕)!

それまでは非常に疲れやすく、腰なども500kmも運転を続けますとヘロヘロだったものですが、10年たってみますと、持久力のようなものがついた気がいたします。気にしていた腰痛のほうも腹筋、背筋を鍛えまくったおかげか(爆)、まったくなくなり、イッキに1000km程度走ったくらいではびくともせず(そんなに走るなよ)。

なんといっても助かるのは体型が変わらないこと・・・むろん私程度の体型で「細マッチョ」である、などとホザくつもりはございませんが、それでも「ミスターユニクロ(お店に飾られているトルソー君のことです)」のあの上半身を標榜すること10年(爆)。目標は高く持つのです(爆)。

さて、旅先でふと入ったコンビニに並んでいたTARZAN最新号。体型作りの最新事情を学ぶべく買って見ましたが、んま、キホンなどそうそう変わるものでもありませんて。それでもキホンの筋トレのパターンを見直すにはちょうどよいタイミングか、と。日本人に特有の骨格ならびに筋肉構成に適した独自の「細マッチョ」が提起されているのは画期的。これからはじめようか、というお方にはまさにオススメ。ぜひとも読んでおきましょう。

私にとりましては、大台に乗ろうとしている昨今、どんどん落ちてくるはずの基礎代謝をいかに維持するか、今後のテーマはそのあたり。少なくとも「ガリ」は克服できたとして、今後はちょいプヨ(爆)や、ちょいポチャ(爆)を防ぎつつ、めざせ!ミスターユニクロ、と(爆)!


加齢なる遠足 2010秋 遅すぎない夏休み(爆)-3 飛騨牛おひとりヤキニク

2010-09-15 11:46:23 | 加齢なる遠足(爆)

01123_005 さて、飛騨牛にしか興味のない私(爆)のことですからして、観光方面はまあこちらへおいといて(だめぢゃないか)、ニクを求めてさまよいます、といいたいところながら、今回は宿を出たとたんにものすごい出会いが(爆)!

なんと高山桜庵のすぐ隣に「味蔵」なるヤキニク屋さん発見!そもそもニクの焼き加減ときた日には秒単位の見極めが必要(爆)。ニクの厚み、温度、部位などなどの観察力、判断力、決断力(爆死)などが同時に要求される非常に高度なワザを要求してくるのが「ニクヤキ」という作業なのです(オーバーだって)。

こちら高山では千年一日のごときに供されては有難がられている、「牛肉の朴葉味噌焼き」なる珍品(爆)がございますが、んま、牛肉と味噌との相性が良いのわ言わずもがなとしても、芸がなさすぎる・・・といって、バリエーションも創りにくいし、肝心の牛肉の味、ときた日には甘~いネギ味噌で加熱しただけの牛肉に過ぎないわけですから、ぼんやりしてしまう。ゴハンやサケに合う、ってだけで騒ぎすぎ、と思いますがなにか。

と、そんな焼き加減を云々したい私には、宿の目の前のヤキニク屋さんだなんて、まさに「渡りに船」だ(爆)。

早速入店いたし、メニューを拝見いたしますとイキナリ「飛騨牛プレミヤム5点盛り=14900円」とキタ!・・・ぐはあ、スゲー、と腰を抜かしそうになるわけですが、どっこい、ワイン欄にありましたベリンジャー・カベルネソーヴィニオン=2500円(フルボトルで、っすよ!)などやっつけながら(爆)詳細に観察いたしますと上等の飛騨牛カルビやロースが1470円。まあ、安くはないでしょうが、ヤキニク屋のメニューとしては至極真っ当なレベル。肉質いうことなし!A-5ランクのみ使用に偽りなし、と見ました!

イッキに飛騨牛の単品ばかりをやっつけたうえで、仕上げにカルビクッパ(歴代カルビクッパのなかでもニクの量がマキシマム。濃厚なスープは忘れ難いっす。)までいただいても5000円強でございました。ベリンジャーのフルボトルを含んでこのお値段、というのはまあ信じ難いお安さといってよいでしょう・・・って飲み過ぎだってば>自分(爆)。

画像はうちのお客様にお出ししたリブロースのステーキ(爆)。フォアグラのソテーとリンゴのコンポートが添えてあります・・・記事とは関係ございませんが、なにか・・・だって~おひとりヤキニクでデジカメ取り出してパチパチやってたらブキミぢゃないっすか(爆)。

以下痔号


加齢なる遠足 2010秋 遅すぎない夏休み(爆)-2 高山桜庵

2010-09-15 10:19:01 | 加齢なる遠足(爆)

200911042243046a8 さて、今回の加齢なる遠足の目的のひとつが、「日本三名泉」のうちのひとつ、「下呂温泉」につかることでございます(あほらし)。

アカカン経由で向かいましたので、ここは北陸道から東海北陸自動車道に乗り入れ、私にとってはなかなか機会のないルートをたどります。

飛騨高山ではご存知、共立メンテナンスグループのスパ宿「高山桜庵」に宿泊。駅近くの13階建てのビルというウツワから推測される通り、廃れたビジネスホテルを買い叩いて、全館畳敷きをはじめDsc01358 とする「和」の設えを施したうえで、最上階に展望風呂+露天、さらに貸し切り風呂を装備するというニュータイプ。こいつがたとえば富山にあったとすれば必然的に「ドーミーイン(共立メンテナンスのビジホブランド)」の看板がかかったはずのところを、観光名所「飛騨高山」、それも駅前ちかくという立地 を生かしてビミョーに高い値付けを行い、白人観光客をはじめ、山ガールのみなさまなどなどをひきつけてやまない(爆)。周辺のホテル、旅館勢力地図の塗り替え必至か・・・。8月の一ヶ月に来館者8000人超、というから推して知るべし、と(驚愕)。

旅館に付き物の部屋付きの女中さんの出入りを鬱陶しく思ったり、プライバシーを重んじるホテル世代にポイントを絞ったビジネスモデル。接客も和服こそ着ているがゼッタイにファミレス・レベルを超えないそっけなさだ。2食付の正規レートを考えるとまことにビミョーなわけですが、なに、私の泊まった素泊まり、ネット限定「ほったらかしレート」ですともろにビジホのそれなわけで、ああだこうだいえない・・・(爆)。むしろ貸し切り露天風呂などをひとりで占有してもだあれもモンクいわない環境に、ゼータクな和モダンの設えを考えますと御の字でございます。朝食のバイキングでいただいたコンパクト朴葉味噌と飛騨牛つくね串は極上!おもわずゴハンおかわり逝きますた(爆)。

ちなみに最上層に3つある貸し切り展望半露天風呂ですが、手前のふたつはただの間に合わせ(きつぱり)。目指すは奥正面の寝湯スタイルのスゴイやつ。脱衣場に装備のソファもつかえるので、傷まないうちにいっておけ、と(爆)。「まだ」汚れもヤレもきていませんから、書籍やドリンク(一部意味明瞭)などを持ち込んで、客室露天風呂並みに使い倒すのが吉(いいのか)。

飛騨高山、とくれば「古い町並み」をはじめとした観光方面がつとに有名。実際、白人、山ガール方面の目的はそちら以外にはなかった模様ですが、観光方面にはまるっきり興味がない私の場合、夕方に到着して、露天風呂でふやけたのちに(爆)目指したのは「飛騨牛」ひとすじなのでした、詳細痔号・・・(爆)