ご存知、GQ日本版が秋口におこなう(やらかす)ファッソン特集。今年はなんとトムフォードさまが表紙を飾っておられます。
ついつられて手にとったところが非常に内容が濃かったので、前記事の眼鏡のムックとともに買ってしまいますた~・・・じつに5年ぶりのザッシ購入か、と(爆)。最後に買ったのはMEN'S EXだったかな?あ、いや、先日の旅先で買ったTarzanもあったか・・・
だいたいザッシなんて買ったが最後、ぺら~んとめくって重量を確かめておいて(なぜ)、美しい広告写真にトローンとなったあとは拾い読みがせいぜい。実際に買ってみても2割も読んでいないのでわないか、とそれくらいなものです(だったら買うなよ)。買うだけで満足してしまう。読んだ後はゴミ箱行き確定なのがザッシの宿命なわけですが、本を捨てるのを極端に嫌う私の場合(爆)、完読してしまわない習性が無意識のうちに身についているのかもしれません。80年代のBRUTUSなんて100冊くらいありますが、時々ひっぱりだしてはニヤニヤ眺めております(紙が好きなのか)。
さて、well dressed manの提案がなされているというわけでめくってみるわけですが・・・トムフォードからユニクロの+Jまで、たしかにセンスのよい紙面づくりがなされていて、眺めるだけでよいキブンになれる、というのは事実。が、やはり買ってまではどうなのか、と思わせてしまうあたり、所謂、非常にあざとくて気がつきにくいタイアップ記事の濫発とおそらく執筆陣が貧弱なのでしょう。一連のクルマザッシではこの傾向が特に強いですが、ザッシの廃刊がつづくなか、根源的な問題はこのあたりでしょう。つまりは記事の質!せっかくセレブをとりあげてんだから、もっとがんばれよ~、とも思うが、このまま読んでは捨てられる、を繰り返す宿命のザッシもまたよし!アマちゃんの主義主張はいいから、オサレな情報提供に徹して欲しい昨今。が、たとえアマちゃんぽくても、このGQの580円という価格は内容、手にとったときの重量感、写真の美しさ、紙質(爆)などを考えますと非常にザッシらしいぞ、と!んま、220円くらいの価値しかないが、オサレなリビングにトムフォードの顔写真入りの(爆)こいつが置いてあるのはそれなりの眺め、さらにトレンドに「一瞬触れた」と読者に錯覚させてくださるザッシの役割はそれなり、、かもしれないが大きい・・・。
肝心のwell dressed manですが、どうみてもサラリーマン・ルック(爆)。良いものを着てるのは年収ゆえ、あるいは取材に当たってスタイリストがいじった、というのが真相でしょう(爆)。(ファッション方面の)スタイルを持っていたから成功した、というのとはずいぶん違うと思ふ(完全意味明瞭)。んま、んなことに時間を割いていたのでわこんにちの成功もなかったか、と。