嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆) 2011最終変 クリスマス湯けむりツアーー8 別府

2011-12-26 18:53:30 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04184 Dsc04179 九州へ上陸、それも温泉目当てで、となった場合には別府をはずすことわできまっしぇん(爆)!

かねてより懸案だった別府の中心街にあるこちら「山田別荘」で平日のみ可能な夕食なしというやつを選択させていただき、別府の高温泉も楽しみます。

こちらのお宿は昭和の建築をそのままガラス板一枚に至るまでオリジナルで使い続けているので有名。そのかわりすきま風ぴゅーぴゅーですぜ(爆)。

そもそもシーサイドで温暖な別府ならばそれもよいか、とも思うのですが、訪ねた日は平年比マイナスDsc04189 5度にもならんとする寒波襲来中でちょいときつかったかな、と。アルミサッシの気密性能に慣らされてしまったカラダは情けないです。

それでも随所に施された非常に凝った意匠はわざわざ訪問して鑑賞する価値おおありです。30代かな、と思しき経営者夫婦のセンスのよさがにじみ出ており、これですと夕食もかなり期待できそう。次回はお願いしてみたいものだ、と。

この日は僕のほかにお客さまはひとりだけ。それも男性だったので、女湯にもご自由にどうぞ、といわれて両方にはいってみましたが、さらに露天風呂もあDsc04191 って素晴らしい。別府らしい高温の源泉かけ流し、というか例によって滝落としが景気よくされており、タマランチ会長。ジンワ~、としみてくる41~2度近辺のアツアツのお風呂につかったあとに昭和もうど全開のお部屋でビールをキューっと、なんてえのは旅情の極みでなくて一体なんでしょう、と!部屋の窓からは別府タワー。しんと静まり返った館内を板張りの廊下をきしませながら何度となくお風呂に向かっておりますと、思わずタイムスリップが起きる、というものです。以下痔号。


加齢なる遠足(爆) 2011最終変 クリスマス湯けむりツアー(爆)-7 九重界隈

2011-12-26 18:30:06 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04151 画像は九重界隈、黒川温泉さきの満願寺温泉にある、「華坊」の露天風呂。こちらも当然のように貸切でございました。このエリアに特有のインクブルーのなんともいえない色合いと独特の温泉アロマにつつまれて、川のせせらぎをきいておりますと、ああ、帰りたくねえ~、となります(爆)。

長湯界隈では特に有名なラムネ温泉にも寄り、身体じゅうにビッシリ泡がつくのを楽しんだり(BBCに宿泊の場合には100円ではいることができます)、長湯からはクルマで10分程度で到達する「七里田温泉」にも寄りました。こちらもものすごい濃度で、湯の華満開(爆)。ともに休日には来客が1000人を数えDsc04162 ることもある、という超人気温泉を独り占めすることができて、まったくタマランチ会長。

こうなりますとやはり痔回の九州もまばらな痔期を選びたいものですのう・・・以下痔号


加齢なる遠足(爆) 2011最終変 クリスマス湯けむりツアーー6 阿蘇カレンダー道路

2011-12-26 16:58:28 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04144地元のみなさまにはおなじみでしょうが、阿蘇山中、「瀬の本(せのもと)」と呼ばれる交差点から阿蘇神社方向へと向けて山を駆け巡るあたり、圧巻のワインディングが存在いたします。距離にしてだいたい20km。独特のパノラミックな風景が展開したあとに、外輪山手前の平地に向けてイッキに下るワインディングが組み合わされていて楽しい。交通がまばらなこともあり、この界隈に行った折には必ずクルマを進めては楽しんでおります。シーズンには観光道路となって、それどころではないのですが、 こんかいのクリスマスツアーではほぼ貸切のクリヤラップ(サーキットじゃないんだから)。

また画像のような景色が延々続くので、自分のクルマなどでいった折にはクルマをバックに記念撮影、などというのはまるでカレンダーみたいに決まるのでいうことなしでございます。ボクスターで行った折には、あまりの速度で通過してしまい、止まる暇なんざなかった、といいたいところですが、本当のところはドラDsc04142 イビングがあまりに楽しく、おもわず2往復もしてしまい、撮影のことなど忘れていた、というわけです(ばかだねえ)。高低差が非常に大きく、攻め甲斐のあるコーナなども連続するのでポテンシャルを見るのには絶好・・・ですが、デミオのベーシックバージョンでわねえ(涙)。ボクスターあたりですと床まで踏んでちょうどよい速さ。旋回そのものが楽しいあのクルマにとりましてはまさに独壇場となりそうな条件が揃っています。 以下痔号。


加齢なる遠足(爆) 驚愕の2011年末!コストコ探訪記(爆)

2011-12-26 10:17:25 | 加齢なる遠足(爆)

Ny_071 さて、12月25日、クリスマス!ニッポンではむしろ「事後(爆)あつかい(完全意味明瞭)」というわけで、まことに白々しい連休の最終日に、HPの製作を依頼しているZ氏とともに打ち合わせを兼ねて群馬県前橋市にできているという「コストコ」に視察を兼ねて逝ってまいりますた(打ち合わせだったら家でやれば、という突っ込みはお受けいたします)。

以前より興味津々だったのですが、いかんせん完全会員制のこちらへはメンバーさまに連れて行っていただくか、年会費4200円を支払わないと原則入場不可、ということで機会を逸しておりました(どうでもよかった、ともいふ)。

なにを今更、というお方もまあ多いでしょうが、この「アメリカそのもの」の販売方法を半ば強引に日本国内で展開しておられるその「強さ」にはとにかくびっくり。アメ車みたく取り回しに四苦八苦する巨大なカートにこれまたアメリカンサイズのドリンクをぶったてて、店内を練り歩いてみれば、そのあまりの大きさに辟易とするわけですが、いちばん興味深いのは他人のカートの中身です(爆)・・・そんなに買ってどうすんの?と、飲食業を営むこの私が心配になるほどの量をドカンドカンとカートにいれてプリプリ闊歩するさまはまさにアメリカの東洋系の移民(爆)。おまいらいつからアメ人になったんだい、とツッコミたくなるというものです(爆)。

もう、ダイエットだのメタボリックだのは関係ない。全員内臓脂肪最悪水準マチガイなしか、と錯覚するほどの高カロリー食品群がドカンドカン売れてゆくのにはまったくヤラレますた(爆)!出色だったのは「スシ」です。日本人が握る「寿司」ではなく、「スシ」!つまりはサイズもネタもすべてアメリカ流のアメリカン・スシが群馬県前橋市で堂々と作られ、北関東の人々(いなかもの)がドカドカ買ってゆくこの異様な光景にまたしてもちびりそうになりますた(最近ユルいんぢゃないか)!

小1時間も店内にいるうちにはこちらもすっかりアメリカ人、ぢゃなかった、アジヤ系移民みたくなってきて、Z氏と英語でやりとりする始末(うそです)。名物だ、という180円ただしLサイズドリンクフリーフローつきのホットドッグなんてNYの路傍の味そのものですぜ(ほんとうです)。

ううむ、まったく異様。ですが、これは現実です。おまけに商圏はざっと周辺100km以上にも及ぶというではありませんか(驚愕)・・・あまりの過剰カロりーな空気に帰宅して思わず運動に禿げむ私なのですた(ホットドッグ食っただけでしょ)。

画像はNYのSOHOで買った「スシ(爆)」です。コストコとはなんら関係ございません。


加齢なる遠足(爆)2011最終変 クリスマス湯けむりツアー(爆)-5 たびのお供

2011-12-26 09:26:45 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04173 こんかいのたびのお供はこれ!そうです。5年前のパリもうでにも出動したジョンロブのdebee。モデルサイクルが極端に短いロブではとっくにディスコンティニュー扱いのこれですが、機能美というのでしょうか、レザーのカッティングとステッチの美しさにダブルソールとはとても思えないお洒落なスタイル。そこへ相変わらずの厚化粧で(爆)、今回立ち寄ったお風呂やお店、お宿でもよく話題になり(爆)、ホメられたのはうれしかった~(爆)。そもそもは型押しのレザーのはずなのですが、長年のお手入れのおかげでワックスで部分的にこのシボが埋まり、独特の風合いを醸しているのがお判りでしょうか?

たしか交通事故の保険金で買ったキヲクがあるので(爆)、入手からはそろそろ10年になるか、というところですが、イギリス靴の10年なんてまだほんのナラシ。ようやくダブルソールの返りがよくなってきたか、といったレベル。

ジョンロブのお家芸といってよいダブルモンクの造形も定番のウイリアムや最先端もうどのチャペルなどとは文法は一緒ながらそれぞれダイタンに違えてあり、味わい深い。

Dsc04072 今回のように何日間も旅先で履きっぱなしになる場合にはシュートゥリーの持参が望ましいのですが、極端に重たい(爆)。なもの使ってられない・・・が、ジョンロブの造りは非常に堅牢ですし、雨などに遭わせても、もちろんびくともいたしません。画像でお分かりのようにハニカムワックス+パレードグロスをきっちり塗りこんである場合には1週間程度放置したくらいではこのコワくらいのツヤ(爆)が失せることはまずありませんて。温泉から上がって、さて帰るか、というときに旅館の玄関先にこいつがドドーンとあるさまはなかなか違和感たっぷりでよし、と(爆)、いわばギョーザの中にステーキが置いてある状態か、と(うぬぼれがつよい)。以下痔号。


加齢なる遠足(爆)2011最終変 クリスマス湯けむりツアー(爆)-4 菊池温泉まで

2011-12-26 09:04:41 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04091 さて、激安プランだったとはいえ手元にはレンタカーがあります。長湯で文字通りの長湯を愉しんだあとには、遠征いたします。

今回は阿蘇の向こう側、熊本市に程近い、菊池温泉、さらに山鹿温泉、そしてその近くにわく平山温泉まで出向いてまいりますた。往復で300kmを越えるロングドライブなのですが、これがまたタノシ~。

九州のよいところは北海道と同じく、街の区切りがハッキリしている点でしょう。街の入り口と出口がちゃんとあって、それぞれの街のあいだには何もない、ただ自然と道路があるだけ、というメリハリがあるのです。本州ですとなかなかこうはいかず、街並みがダラダラ続いてしまい、必然的に交通の流れもゆっくりになりがちですが、こちらではパッタリと家がなくなったかと思うとみなさま思い切り踏んでおられます。ほんとにいいのか~、というようなイキオイで地元のみなさまに先導していただき、ガーミン君(ポータブルナビの名称です)のお手伝いもあってディープアソ(爆)を巡りました。

Dsc04097 途中、もはや個人的に九州の定番となった、うなぎのせいろ蒸しを食したり、晩御飯にちょうどよいか、と思われる極上の馬刺しを仕入れたりしてドライブを楽しみます。

上の画像は菊池温泉、「清流荘」の露天風呂。あたりまえのように貸切となっておりますが、実は人気のお風呂で、満員でお断りすることも多い由。湯口からドバドバかけ流されている泉質をしれば、それも当然、となります。

下の画像はさらに進んだところにある、平山温泉の「ほたるの長屋」露天風呂・・・どうです!源泉かけ流しの露天風呂になんとテーブルが設えられているぜ(絶句)!

きけばみなさま文庫本など持ち込んで、入浴しながらの読書(珍)を楽しまれ、喜んで帰ってゆくそうな・・・ここまでいろいろとお風呂には入り倒してきたこの私も、さすがにちびりそうになり(ちびるなよ!)ましたが、一言でいってユニーク。泉質も申し分無しのトロトロの美人の湯系。ほとんどもうすぐ有明海に突き抜けちゃうか、というエリアまで進んでまいりましたが、さすがの九州の温泉地帯もどうやらこのあたりが境界線みたい。大好きな阿蘇火山帯を文字通り縦断してどうだったのか、って?・・・いやあ、もうフラフラでございますよ。これだけキョーレツなのに続けざまに浸かったおかげで所謂「湯あたり」も当然あって、長湯のBBCに戻ったのち爆睡+爆酔(爆)・・・目覚めれば深夜・・・なのですが、ここは旅先(狂喜)!深夜に及ぶ馬刺しと蒸し地鶏に安ワイン(けち)、さらに対岸の温泉に浸かったりして(まだつかるのかい)、長湯の夜は更けてゆくのですた。以下痔号。