嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

真夏の夜の夢ー6 GT2コクピットにて

2012-07-26 20:55:29 | 

Dsc06459_2 さて、GT2のコクピットは意外なほどに快適!・・・そりゃあそうだ、2600万円ですもの(完全意味明瞭)。キホンはポルシェお得意のフルレザーインテリアにアルカンターラを組み合わせたコンビ内装・・・木目貼っちゃったりするじじいモードも看られず、要所要所にスポーティな演出、ただしとびきり高価なやつがあしらわれていて、まあ一言で逝って「タマランチ会長(ひさびさ)」でございます。が、連綿と受け継がれているポルシェターボの「イモっぽさ」もしっかり健在。さすがドイツでございます(爆)。

もう、一生降りたくない、と(爆)、なりそうになるのですが、なわけにはゆかず(あたりまえだろう)、さるみち2012へとクルマを進めます。

Dsc06477 ペースカーが現れにくい、というのが最大の特徴のこの「さる道」ですが、今日は特にまばら!

ただし路面はお世辞にもよいとはいえない道ですからして、GT2では強めのショックを警戒して「すわブレーキか」となるのですが、飛んだり跳ねたり、ということにはならず、路面からのショックは覚悟していたほどではない。オーナー様はこのようなパターンの場合だと2で愉しむ、というのですが、北海道のU教授から伝授された、トルクの立ち上がる近辺の回転域を積極的に使う走りを試してみます・・・というか、2速だとターボブーストの立ち上がりがあまりにも急激で目がついてゆかないだけ(じじいモード全開)。

運転中に注視する、というか、見ることができるのは中央に鎮座ましましている、回転系のみ(きつぱり)!周囲に備えられている残り4個はまあキホン関係ない、と来ている(爆)。油圧、油温はもとより、水温なんてのも他人事。が、タイアの内圧を表示できたり、ブースト圧を眺めていられるデジタルメーターはこれまた秀逸・・・ってそりゃそうだ!仮にボクスターの3連メーターがひとつ200万円とすれば、こいつの5連メーターはおひとつ、ざっと520万円という計算でございますよ・・・ああ、いやだいやだ(爆)。


真夏の夜の夢ー5 911 GT2の世界(爆)

2012-07-26 18:15:03 | 

Dsc06471 さて、なんとダイヤル式でリクラインするバケットシート(!)に身を沈めて、クラッチをひさびさに踏み、アイドリングでクラッチミート・・・あっけないくらいにGT2は走り出します。3000rpm程度までユル~リと回して、ブーストがかからないように2へ。ここまでジェントル至極。11年にも及んだ964時代に培ったアクセルキープで回転を落とさずに2につなぐワザもしっかりご披露して(爆)、本当に大丈夫なのか、といぶかるオーナー様を安心させるべく、まずはソロソロとおとなし~くころがします。

予想通り964の5割増程度の重さのクラッチを踏んづけて、手首の返しだけでゴキゴキきまるシフトをあやつりながら、高速道路の無料区間へと侵入 進入。2速ではじんわり踏んでいるとブーストの気配くらいでしたので、ホッと一息、となりそうですが、3速の4000rpmからがすごい!DVDプレイヤーでたとえますと(チンケなたとえご容赦)4倍速、いや8倍速程度のコマ落し感覚がやってきて、ターボパンチをくらいます。イッキにレッドめがけて回りきろうとするフラット6ですが、あまりの加速Gに早くも脳髄が置いてゆかれるあの感覚が後頭部を襲います!

3速のままチョーシこいてアクセルを開けてゆくと「シュワワワ~」とも「キイ~ン」とも聴こえるタービン音とともに後輪から「シルル~」という音がきこえてきますが、そいつがホイールスピンだと気がつくのは15秒後だ(ダメダメ)。あっというまに大台に乗ってしまい、衝突しそうなイキDsc06500_2 オイで先行車に追いついてしまうのですが、ここでPCCB登場!

もうね、大台からのフルブレーキング、というイメージですからステアリングを握りしめて覚悟するわけですが、私の想定よりも20mほど手前で減速を終える、というよりも「停止してしまう(脱力爆)」。予想をはるかに超える減速Gで、普段の拘束道路で想定されるブレーキングでしたらそれこそ「チョンとペダルに触れる」程度で減速終了~、とそんな感覚でございます。ものすごい、とそれしかいえない(なさけなや)。

このブレーキがあるうえに、さっきから後ろで吠えまくっているフラットシックスをこのあと唄わせられるのか、とカンドーにふるえつつ、いよいよ「さるみち2012」に突入いたします!詳細次号・・・瞠目して待て!


真夏の夜の夢ー4 ポルシェ911 GT2ライドにボクスターもお供する???

2012-07-26 17:44:18 | 

Dsc06462_2 ドカ~ン!!この愛嬌あるマスクをご覧くださいな(爆)!どこか笑っているようで、まことにブキミですが、こんなのが後ろから迫ってきたらイヤですね~・・・

さて、GT2で地元のワインディングへ出向くとなれば、まあ極力路面がよく、道幅にも余裕がある道へ、と考えるのは至極当然。タイアハウスギリギリまで落とされた車高や、19インチホイールからいっぱいいっぱいまで詰め込まれた信じられない大口径のカーボンブレーキなど眺めておりますと、なんだかとんでもないことになった、とあらためて気がつくのでした(遅いって)。

幸い、オーナーのN木さんには私の学友が付き添っており、おでかけは3人。ということはボクスターが同行すればさらに楽しそう、ということになり、私以外はボクスター未経験だった、ということもあってプランはすぐにまとまります・・・

まずは給油、というわけでウォームアップがてら近所のスタンドに出向きましたが、ターボ車なだけに排気音は意外なほど静か。取り回しももちろん911のそれですし、クリアランスもほとんどの場所で問題ない。タンクには80リットルほどのガソリンを飲み込むそうですが、まあ必要でしょうなあ・・・というわけで、いよいよドライバーズシートを任されます(ガクブル)


眼鏡道 Vue DC インプレッション!

2012-07-26 17:29:07 | 眼鏡道

Dsc06512 紆余曲折のすえ、つい先日手元にやってきた、この1本・・・そう、Vue DCのJIM50 というモデル。

ハンドメイドがウリのこのブランドですが、まずは存在感抜群、というかありすぎ(爆)。厚手のセルロイドを使っているためか、眼鏡本体が重たく、西洋人の骨格でしたら(つまり彫りが深く、ハナが高い)そのままでもかけこなせるのでしょうが、いかんせん私は典型的なモンゴロイド(号泣)。ぜんたいにフラットな造りにひっく~いオハナ(更に号泣)。

そこでご近所の眼鏡屋さんに依頼して、ノーズパッドを装備していただき、さらにJIN’Sで買ったウエリントンの大きめなやつで、さいきん第一線を退いていた(飽き易いともいいます)一本からJIN’S自慢の非球面UVカットレンズを移植!これがJIMのフラットな表面仕上げに抜群にマッチ!極上の仕上がりを得ることができました(工賃無料)!

慣れるまではこの特有の重さが気になるか、とも思いますが、どちらかといえばかっちりした格好に似合いそう。間違ってもTシャツ1枚に短パンだ、などというカッコでは浮きまくりますが(そりゃそうだろう)、リネン・シャツいちにチノ地のショートパンツくらいだったらオッケイ。ダークブラウンの他に色番号726ももうすぐ上陸の見込み(完全鴨)!


真夏の夜の夢ー3 GT2ライドの前に洗車させていただく

2012-07-26 09:37:49 | 

Dsc06469  GT2に乗る前に、フロント部分にベッタリ張り付いた虫の死骸を取り除くべく、洗車をばさせていただきました(それかい)。

なに、洗車することでまたとないGT2のディテールを観察してやろう、との試みですが、PCCBと呼ばれるオプション価格153万7000円と言われるカーボンブレーキがシリーズ中ゆいいつこのモデルには標準装備となっているさまや、これまた初採用で純正のチタンマフラーの焼け具合、ミシュランのカップタイアの状態などなど、もう眺めるだけでアップアップ・・・これたしかChristphorusに載ってたよなあ、と嘆息することすうたび(爆)。

ボリューム的にはボクスターと変わらないか、むしろ小柄なのですが、Dsc06454 鳥居のうえにさらに物干しでもぶっ立てたように聳え立つGT2専用ウイングの機能美やフロント周りの造形などにはもろに2000万円級の迫力があって、その高密度な仕上がりにおもわずチビりそうになります。

また、ボクスターなどとの共通部品が散見されたかと思えば、そこはそれきっちりリアルカーボンパーツもそこかしこにちりばめられており、所有欲を満たす仕組み。

みれば走行7000kmちょぼ。ほとんど首都圏の高速道路ばかりを流しているらしいのですが、なんでもワインディング遠征はこれがはじめてなんだそうです・・・以下痔号