さて、GT2のコクピットは意外なほどに快適!・・・そりゃあそうだ、2600万円ですもの(完全意味明瞭)。キホンはポルシェお得意のフルレザーインテリアにアルカンターラを組み合わせたコンビ内装・・・木目貼っちゃったりするじじいモードも看られず、要所要所にスポーティな演出、ただしとびきり高価なやつがあしらわれていて、まあ一言で逝って「タマランチ会長(ひさびさ)」でございます。が、連綿と受け継がれているポルシェターボの「イモっぽさ」もしっかり健在。さすがドイツでございます(爆)。
もう、一生降りたくない、と(爆)、なりそうになるのですが、なわけにはゆかず(あたりまえだろう)、さるみち2012へとクルマを進めます。
ペースカーが現れにくい、というのが最大の特徴のこの「さる道」ですが、今日は特にまばら!
ただし路面はお世辞にもよいとはいえない道ですからして、GT2では強めのショックを警戒して「すわブレーキか」となるのですが、飛んだり跳ねたり、ということにはならず、路面からのショックは覚悟していたほどではない。オーナー様はこのようなパターンの場合だと2で愉しむ、というのですが、北海道のU教授から伝授された、トルクの立ち上がる近辺の回転域を積極的に使う走りを試してみます・・・というか、2速だとターボブーストの立ち上がりがあまりにも急激で目がついてゆかないだけ(じじいモード全開)。
運転中に注視する、というか、見ることができるのは中央に鎮座ましましている、回転系のみ(きつぱり)!周囲に備えられている残り4個はまあキホン関係ない、と来ている(爆)。油圧、油温はもとより、水温なんてのも他人事。が、タイアの内圧を表示できたり、ブースト圧を眺めていられるデジタルメーターはこれまた秀逸・・・ってそりゃそうだ!仮にボクスターの3連メーターがひとつ200万円とすれば、こいつの5連メーターはおひとつ、ざっと520万円という計算でございますよ・・・ああ、いやだいやだ(爆)。