ここ2日ほどは、まさに亜熱帯の気候。タイ人の知り合いが、この気温やべたつき加減は、タイの首都バンコクのそれにそっくりか、むしろ勝っているのではないか、とおっしゃっていたのですが、標高700m弱を誇るこの地域でこれ、というのはまさに異常事態!
さいわい、夕方にはキョーレツな雷雲が発生して、警報が発令されるほどのスコールがやってきて外気温イッキに5度ほど低下。20時過ぎのディナータイムにはテラスでゴクラクという、理想的な環境が実現しております・・・夏休みのプランが未定である、とおっしゃるそこのアナタ。おいまつえんでのんびりと、というのはいかがでせう(爆)?
さて、かねてよりひっぱっておりました、この盛夏の「GT2事件」、その コーフンたるやすさまじく、ボクスターなんぞには触る気もおきないときている(現実みろよ)。なんといってもストレートでのあのターボブーストがもたらす風景のコマ落しは人生初体験の強烈なGショックだったわけで、地元のサーキットにナローポルシェをもちこんではオーバーステアを愉しんでおられる、というRRづかいのオーナー様のドライビングを体験するにつけ911ショックと逝ってよいほどの衝撃波に襲われて、深夜うなされる昨今。
普段、ボクスターなどでは3速で楽しめるハズのワインディングが前半で続出するのが「さるみち2012」なのですが、オーナーは2のまま、ストレートでのレブリミットまでのフル加速→PCCBの宇宙一減速→アクセルコントロールを行いつつリアを振り出しての旋回→2のままフル加速→PCCBでフルブレーキングという連鎖を愉しんでおられます・・・フツーの911でこれをやりますと実はおそいのですが、GT2のターボチャージがあれば、まあ無敵。
特に回転計のハリが5000rpmを越えるあたりからは尋常ではないGが乗員を襲うため、「グワワ~」とか「どっしぇぇ~」とか意味不明なうめき声がドライバー、ナビゲーターを問わず発せられる仕組み(爆)・・・や、これ事実です。ガマンしようとおもっても唸ってしまうのですよ。
さて、ここまでずっと後方を走ってきたうちのボクスター・・・じつはものすごいポテンシャルをお持ちのようで、このあと信じられない出来事が~・・・詳細次号(思い切りひっぱっております)