嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

履き道楽 2013 靴クリームを変えついでにクツも変えてしまふ(爆)-10 2足目の黒靴

2013-02-02 10:24:58 | 履き道楽
Tumblr_mh32lugg0g1rhrz0io1_500靴マニヤにもいろいろといて、ブラックのみにハマる人もいるし、特定のたとえばストレートチップやローファーばかり集まっちゃってる人もいる。かと思えば、馬革つまりコードヴァン好きでそればかりというのもいれば、ブランドにはまるのもいる・・・

まさに千差万別で、じゃあ私はといえば、じつはファッションの一部として靴をとらえている関係で、「あの服に合う、コレ」のような靴選びを重ねてきた結果のコレクションなのでした。特徴はといえば、統一感がないことでしょうか(爆)。ただし、耐久性にすぐれていて、すくなくとも40年はすたれないスタイルも兼ね備えること・・・とくればおのずと限定されてくるってなものです。英国靴にたどり着くのは時間のモンダイでもありました。80年代にはそれでも3万もだせば国産でしたけど、ラルフローレンのスタイリッシュなやつが、7万円で英国靴のトップエンドに手が届いた、というキヲクがありますからクツもずいぶん高くなったものです。

20代の頃は10年も履ければ、と考えていたのですが、ちょこまかお手入れを重ねるうちに使用30年超などという個体がでてきてしまい、さすがにヤレは隠せないし、新しいやつも欲しいのですが、捨てられない。おかげで靴はこうやって履くのか、のようなこともわかってきた!少々遅かったか、と思わないでもないのですが(爆)、仮に少なくともあと20年くらいは生きることを考えると(甚不確定)、50代に突入したここらで耐用40年クラスの靴を買ってもまんざら贅沢とはいえない、というワケです。ヘタするとあと4~50年生きちゃうかもしれないしね~(爆)。

さて、イヤーモデル2010のお話です。毎年10月25日に1モデルづつ発表される話題のモデル、というわけですが、バイヤーさんに寄ればいままでに歴代イヤーモデルの各色(素材違いなどを含めると4,5色にもなる)にことごとく接してきたなかで、今年のイヤーモデルにはこの色、というハマリのパターンが必ず存在する由。
アレコレいわずに2010にはブラックだがや~、というわけですがな(爆)。

じつは黒靴は長い履き道楽の中でもこれが2足目!1足目は学生時代に買ったリーガルのローファーですぜ(いまだに現役)。礼装はどうしてたんだい、って?ベルルッティのオルガ3茄子紺でまかなっておりましたがなにか(あきれつつ、いよいよ次号では2010納品の模様)。







履き道楽 2013 靴クリームを変えついでにクツも変えてしまふ(爆)-9 サフィールのクリーム

2013-02-02 09:11:34 | 履き道楽
Dsc07419今朝の気温なんと5度!それもプラス!!・・・いよいよ春の「気配」というのにふさわしい気温でございます。いや~、これくらいになると非常にラク。なんといっても、覚悟なしに外に出られる(爆)。このヨロコビ!寒冷地の住人でないと理解できないことでしょうねえ~(涙目)。

さて、ジョンロブイヤーモデルがアメリカから届く前に、ということで早速書店に走り、先日立ち読みしたMen’s EXのクツミガキ読本をふたたび立ち読み(爆)・・・いい加減に買えば、とも思うのですが大体知ってることだし、と思うとつい・・・となりそうになりましたが、ここはイヤーモデルを買うくらいの紳士としては(違うだろう)いっちょかったれ、ということになり大枚1400円をはたいてしまいますた~(そんなに騒がなくても)。

で、精読!してみますとナカナカな内容でして、中3の頃から父に手ほどきを受けながら磨いてきたワザがことごとく否定されてしまっているのにアゼン!!こりゃあ大変だ、というわけでさらにサフィールの新しい頂上ワックス、サフィールノワール・クレム1925なる仰々しい名前の高級WAXを入れてみました。1ビン1785円と、なかなかな高価格ぶりですが、昨今話題のプロの磨き手さんたちがこぞって「これ使わなきゃ」的なコメントをされているのにヤラれ、ついポッチリしてしまいますた。

顔料ではなく、染料を含む、というあたりに惹かれたのですが、これですとブラックの肌に微妙な風合いを付加できるだろう、とのヨミから。シリーズにはルイヴィトンのヌメ革にも使えると思えるお手入れクリームもあって、興味深い。解説によればビーワックスのほかにカルナバワックス、さらにスキンケアでおなじみのシアバター配合で、保湿と浸透にすぐれる、って化粧品並み?

以下痔号