嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

履き道楽 2013 靴クリームを変えついでにクツも変えてしまふ(爆)-11 JOHN LOBB 2010

2013-02-06 20:22:40 | 履き道楽
Dsc07442節分が過ぎたと思ったら、いきなり春の低気圧が南岸沿いを東進・・・まったく暦というのはミゴトというしかない。考えてみますと、こうして毎年季節が巡ってくるのもフシギといえばフシギですね。

さて、いよいよイヤーモデル2010がご到着~!、でございます。ジョンロブのそれも新品(爆)、さらにイヤーモデルとくればこりゃ大事件。ブラウンのボックスに入ってる時点ですでにスペシャル・・・通常カタログ掲載モデルはたとえプレステージラインでもイエローです。シューツリーも特別色なら、シューバッグも特別色とキタ!!

が、そのなかみ、2010の第一印象はひとことでいって、シンプル・・・まったく拍子抜けするほどですが、そこがどうやら持ち味らしい・・・うう~、ハードル高し!もしかしてとんでもないものを買ってしまったのではないか、と(遅いって)。

と、足入れを行うまではそんな印象なのですが、履いてみてびっくり!いまやジョンロブを代表するモダンなロングノーズラスト(木型)#7000のフィッティングがすばらしい!初日とは思えないほどのファミリアといえばよいのか、フレンドリーというべきか、とにかくはじめて足入れしたというのに、まったく違和感のない履き心地にまずは驚きます。ビスポークなんていらない、と思わせるココチよさがウレシイ!

ミスティカーフというC:名称の極上カーフは、画像のように霧を吹いたみたいな風合いが持ち味。ペカペカに光らせちゃうのもカンタンなのですが、そうはせずにこのマットな感じを味わってくれよ、というのがジョンロブからのメッセージでしょうか?経年変化がどうでるのか、もタノシミなんてえもんぢゃない!

チャペルと同様の手法でもって一枚革を贅沢に裁断したうえに、スキンステッチという超絶技巧を凝らして一箇所のみ縫い上げてあるのが、手術痕(爆)みたいでステキ!!

#7000を所有するのは初体験ですが、なんというか味わい深い。が、本来の履き心地を味わえるのは、まあ頑張って履いたとしても3年後あたりでしょうか・・・というわけでいよいよ履き始める前の「儀式=プレメンテ(爆)」は次号で(めちゃくちゃもったいぶる)!それにしても2足目の黒靴がこれとはねえ~・・・(しみじみ)。