プレメンテ・・・すなわち新品を使い始める前に行うお手入れ・・・って、そもそもそんなものが必要なのか?というのが私のレベルでございます。先日ようやく買った(爆)クツミガキムックによれば、履く前にお手入れを施すのとそうでないのとでは10年後のコンディションに雲泥の違いが出る由。靴というのは販売前の保管状態が千差万別。キホンほったらかしで、顧客の手元に渡った状態のままではまず履けない、というわけです。
そこで、まずは先日めでたくゲットしてあったコロニル・ディアマントに登場していただき、まずは栄養補給。ついでに手元にあった、靴底専用のクリームも塗りたくっておきます。そこまでさすがにカラカラに干からびていた印象の2010はにわかに柔軟性を取り戻し、その時点ではいてみますと、あきらかにしなやか。
踵部分のホールドが、ソールの返りがほとんどない関係で悪く感じるのが新品の証し!踵は1年も履くうちには1cm近く沈みますし、ソール全体も歩く間に反り返ってフィットが促進されるという仕組み。靴のナラシというわけですね。このあたりは木型こそ違いますが、1枚革のほぼ同じ構造を持つ、chapelでの経験が生きてまいります。初めて履いた人は、このクツ踵がミョーに浅い、と感じるはず。ですが、考えても御覧なさい、継ぎ目のない一枚の革でこのフィット感をだしているのはほとんど奇跡に近い!
アッパーに塗ったコロニルはみるみるその場で浸透していってしまい、「おどま~、もっと塗ってけろ~(ここおしん調)」、とクツにいわれているような気がしますが、ギトギトに光らせるのはこの2010にかんしては禁物であると理解しておりますので、控えめにしておきます。
さて、いよいよ乳化クリームを、となるのですが、黒靴を他に1足しか持たない私といたしましてはそんなもの持っておりません。落合センセの著作によれば、センセがイタリア人にきいた方法で、黒いクリームにプラムのジャムを混ぜる、ですとか、茶色のクリームにコーヒーの滓を混ぜて塗りこむ、ですとかいろいろなワザが披露されているのですが、そのあたり、結構自由にやれるらしい・・・
というわけで、2010にはブラックのワックスなど使わずにいろいろと試してみるといたしましょう(いいのか~)・・・詳細次号
そこで、まずは先日めでたくゲットしてあったコロニル・ディアマントに登場していただき、まずは栄養補給。ついでに手元にあった、靴底専用のクリームも塗りたくっておきます。そこまでさすがにカラカラに干からびていた印象の2010はにわかに柔軟性を取り戻し、その時点ではいてみますと、あきらかにしなやか。
踵部分のホールドが、ソールの返りがほとんどない関係で悪く感じるのが新品の証し!踵は1年も履くうちには1cm近く沈みますし、ソール全体も歩く間に反り返ってフィットが促進されるという仕組み。靴のナラシというわけですね。このあたりは木型こそ違いますが、1枚革のほぼ同じ構造を持つ、chapelでの経験が生きてまいります。初めて履いた人は、このクツ踵がミョーに浅い、と感じるはず。ですが、考えても御覧なさい、継ぎ目のない一枚の革でこのフィット感をだしているのはほとんど奇跡に近い!
アッパーに塗ったコロニルはみるみるその場で浸透していってしまい、「おどま~、もっと塗ってけろ~(ここおしん調)」、とクツにいわれているような気がしますが、ギトギトに光らせるのはこの2010にかんしては禁物であると理解しておりますので、控えめにしておきます。
さて、いよいよ乳化クリームを、となるのですが、黒靴を他に1足しか持たない私といたしましてはそんなもの持っておりません。落合センセの著作によれば、センセがイタリア人にきいた方法で、黒いクリームにプラムのジャムを混ぜる、ですとか、茶色のクリームにコーヒーの滓を混ぜて塗りこむ、ですとかいろいろなワザが披露されているのですが、そのあたり、結構自由にやれるらしい・・・
というわけで、2010にはブラックのワックスなど使わずにいろいろと試してみるといたしましょう(いいのか~)・・・詳細次号