嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 ちょいと八ヶ岳に登ってみるー2 

2013-04-17 20:53:11 | 加齢なる遠足(爆)
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現代版「高原へいらっしゃい」はこちら・・・モダナイズ、というには憚られる昭和モード(爆)。山岳ホテル、ということで上高地の帝国ホテルや赤倉観光ホテルなどにも通じる意匠がそこかしこに見られますが、どうやらバブルのモウドをひきずっておられるようで、通された一番古そうな棟はもろにバブル時にはびこったリゾート規格のお部屋ですた。

館内にはモダン風な高級客室棟もありましたが、まあ推して知るべし。小鳥のみなさまが入れ替わり立ちかわり訪れるのがウリのようですが、じつはエサめあて(爆)。いつでもお召し上がりください、とばかりエサ食べ放題、常時開催中!な関係で、八ヶ岳中からトリが集まってるんぢゃねえか、というくらい飛んでくる。

それこそ色とりどりで、カワイイ小鳥ばかりですから微笑ましいが、これでカラスなんかきた日には撃退されちゃうんだろうな(爆)。

夕方にはにわか雨、と思ったら積雪!どひゃあ、さすが1680mというわけです。すぐに晴れて、

こんな感じ・・・ううむ、ナガノはいいところだぁ~(爆)


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加齢なる遠足 ちょいと八ヶ岳に登ってみるー1

2013-04-17 19:22:40 | 加齢なる遠足(爆)
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え?アンタ、登山のシュミがあったのかい?って、ないない(爆)。クルマで近くを掠めるのがせいぜいでございます。そんな体力ないし。

春先の八ヶ岳は、じつは難所。偏西風が吹き荒れる関係でしょうか、油断した中年~後期高齢者が山に入っては大騒ぎです。下界で20~25度程度まで気温が上がっても、ほぼ中腹に当たる標高1600m界隈では2,3度まで気温が下がります。こんかいはこの中腹エリアに突入してまいりました。

小雨もひっきりなしに降っては、乾き、を繰り返すのですが、その小雨が雪だったりもして、3~4月にクルマでこのエリアに入り込みますとほんとうに厄介です。
GWにチェーン装着した、というサンプルなんか極フツー。為念。

というわけで、あまりにも厄介なので(爆)、八ヶ岳高原ロッジに宿泊してみますた・・・だって~楽天トラベルのアフィリエイトで、1泊5500円よりだったんだもん~(爆)。夏場のピークには1泊32500円(2食付おひとりさま)のホテルが、ですよ!!

TVドラマでもおなじみ「高原へいらっしゃい」の舞台となった八ヶ岳高原ヒュッテは、このロッジの別館。ロッジの敷地内からは、歩道を伝ってゆうに一山を登るハメになりますが、15分ほどで到達いたします。

真冬にこれやると、まあ大抵は遭難するだろうな、という立地なので、冬山の苦しみを味わいたいお方は1月~2月の厳冬期に宿泊すると良いでしょう(良くないって)。

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こじんまりして、よくまとまった外観がとにかく印象的。オリジナルのまま使われてきた建物はいまだに現役ですが、さすがにヤレは隠せない(隠さない)。ホテル機能はロッジに移行済み。現在はイヴェントスペースと夏場のティールーム利用だけらしい。

ドラマ自体はじつは小学生の頃に田宮二郎主演のオリジナルをきっちりみておりました。じつは当時、ちょうど私の親父がホテルを開業したばかりだったので、ホテルの仕事がどのようなものか、というのをショーゲキをうけつつ毎週固唾をのんで見守っていた、というのも今は思い出。それだけにこの建物は印象深かった・・・

佐藤浩一主演のリメイク版のほうも欠かさずにチェックしておりました関係で、一度は訪れてみたいなあ、と思いながらなかなか果たせず・・・そりゃそうです。自宅から1時間かからない場所ですしね。散歩の途中に毎日拝んでいる山でもある・・・

以下痔号



ちょいと上京してみるー4 

2013-04-17 16:36:14 | 加齢なる遠足(爆)
Dsc07715さあ、復路は逆方向からの週末名物中央道上り線渋滞を尻目にすっとばします。Dのまま、TIPの中に住んでいる、という(爆)4人目あたりの方を選び出して巧妙なシフトチェンジをオマカセしながら巡航。ものすごく横風の強い日でしたが、フシギなほど無問題。気がつけば須玉ICを通り過ぎて小淵沢ICが近い(そんなわけはないだろう)。

そう、八ヶ岳横断道路、それも貸し切りネライでございます(爆)。時計を見れば日曜日の午後5時。鹿が出没するのにはまだ少し間がありますし、行楽のみなさまは中央道の登りの渋滞の真っ只中なお時間・・・

という予測はミゴトに外れましたが(爆)、それでも早春の横断道路はクルマまばら。数箇所あるストレートで前車が見えてしまったらスピードダウン、ののちつぎの追い越しポイントまでを計算してテキトーに間合いを取って楽しむ、という高度なワザがないと、この道は楽しめません。それでも前走車は都合3台ほど(!)。

4000rpmから上で、性格が変わるエンジンを楽しみつつ、141への合流ポイントまではあっという間にきてしまいますた(涙)。いやあ、このタイア、ホンマにエエわ~!
U教授伝授の、トルクの立ち上がりポイントを多用しつつ、4速下りならびに旋回を集中的に練習したのですが、路面の荒れに乱されることなく、軌跡が保たれるおかげで非常にラク。春先のこのあたりの路面はまあはっきりいってサイアク。降り積もった雪が路面に浸透→凍結→アスファルトをバリバリに割る→表面荒れる→グリップ逃げる、というリクツですが、トクイチオートのエアソリューション+テクノバランスの組み合わせではそんな手ごわい路面を、コワいくらいにいなしつけます。

なんというか「駆け抜けるヨロコビ(ブランド違)」・・・もう一往復しようか、と考えた(←ばかやろう)のですが、そろそろ鹿たちの時間ですし、ご遠慮申し上げることといたしました。

画像は唐松のミゴトな並木に佇むボクスター近影。エンジン音がずいぶんとマイルドで乾いた音に変化してきたのが印象的。ベストコンディションでしょう、たぶん(あまり自信がない)。





ちょいと上京してみるー3 

2013-04-17 16:02:58 | 加齢なる遠足(爆)
Dsc07698クルマをとめたのは、銀座との境界にちかい京橋のコインパーキング・・・20分200円。ここからですと、ちょうどJohn Lobb マルノウチにも近い。もう通いなれた道でございますからして、最短ルートを歩いて15分ほどで到着。画像の奥は皇居のお堀・・・この近さをみよ、と!地代高そうでしょう~?すぐおくが東京會舘。黒塗りのセダンがひっきりなしに、といいたいところですが今日は日曜日。セダンの後席にふんぞり返っている方々は日本橋で駐車場待ちしておられる(爆)。

格の上では、日本国内でも最上級のお店ですからして、ヲタとしても聖地といってよいところですが、ここへはもうイヤになるくらい通っている関係で、店員さんも全員顔見知りでございます。ただ、顔見知り、というだけで「買わない」顔見知りなのがイタイか(爆)。

おりしも「バイリクエスト祭り」といって、色や素材をいぢりたいお客のために普段は定価の30パーセントのサーチャージをいただくところを、通常定価で注文を受ける、というフェアが近い、ということで伺ってみました。きけば実質的に今日から注文を受けている、とのこと。
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ガーン!これがジョンロブの革見本帳です。素材別にいろいろとあって、各モデルごとに受注の可否が分かれる、というフクザツなシロモノですが、小一時間かけて選ぶのは至福のひととき・・・ってそれは注文する場合には、でございます(爆)。なんといっても、
このお堀端という立地だけで、本国正規店価格のゆうに2.5倍をヘーキな顔してつけてくるこのお店のことですから、そのハードルは高い。そいつを乗り越えるだけの接客が望めるか、といえば・・・まあね~(一部謎)。すくなくとも僕は本国で買います、って(宣言したぜ!)

私のお目当ては、リザードの見本。ネイビーや、ゴールドなどなど全部で5色しかない、とのことであまり迷う余地はなさそう。

肝心のお値段はほとんど変わっていない模様(ショック)。なんとかいうローファーをネイビーリザードでバイリクエストしたものの現物がありましたので、見せていただきましたが、地味ですばらしい。やはりチャペルみたいなイキなモデルでやりたいものですのう・・・ううむ、円安よ、どこまでいくんだぁ~(血叫)。

というわけで、クルマに戻り、そのまま首都高に乗ります(また買わないのかよ)。都心の出入り口はタクシーの運転手並に(そこまではいかねえだろう)知り抜いておりますので、ギンザ界隈の駐車場待ち渋滞を巧妙に避けて日本橋の宝町からイッキに環状線に突入。5号との分岐で3秒ほど迷ったのですが、5号が少し混んでいたのと、往路は安全週間の関係で、押さえて走りましたので、復路はすす払いをば、と考えて4号~中央道ルートでございます。

え、なに?ギンザでランチしなかったのか、って?有楽町ガード下ヨシノヤっすよ(けち=リザード預金のためっすよ)。

以下痔号。