いよいよグレートギャツビー2013が公開となるようですが、そのスポンサー(というかサプライヤー)にブルックスが名乗りを上げている、どころか衣装提供がブルックスそのものらしい!
前回のロバートレッドフォードバージョンでは、ラルフローレンが担当した、というのが話題、というか伝説になっているわけですが、80年代ファッションのファンとしては「エエッ、ブルックスっすか?ちょいとテイストが違うんぢゃ...」というのが本音。
ギャツビーのファッションのモードは一言で逝ってエレガンス。ブルックスはその対局、つまりは実直でまじめ、すっきり、清潔感たっぷり、なイメージです。表現を変えると「ビジネスモード」または「イモ」なわけです。
ギャツビーでいえば、語り手役のニックキャラウェイがまさにブルックススタイルそのものなわけで、主人公のギャツビーは今でいえばトムフォードあたりがやらないと、というのが私の意見。デカプリヲさまが演じるのでしたら尚更です。
ブラックフリースなる新ラインを投入したのは良いのですが、プラダみたいなモード系まるだしの、くるぶし丈パツパツスーツをブルックスみたいな古典ブランドがリリースしてみてもはっきりいって「イタい」だけ。なにトチ狂ってんだ、てのが正直な感想。国を代表するブランドがモードに走っちゃまずいでしょう、というわけです。
で、グレートギャツビーで30’sを展開、というかアーカイブから取り出してエッセンスをご提供、というわけですが、まずはお手並み拝見。このコラボレーションが今後リリースされる商品に反映されるのかどうなのか、興味の焦点はそこ。なんでも丸の内のお店にはギャツビーコレクションが並べられて、じっさいに売られるそうですぜ。これはいってみないと~...って、ブーブー言ってる割には鴨(爆)?