嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

華麗なるギャツビー2013の衣装提供はなんとブルックスブラザーズらしい!

2013-05-21 20:14:58 | コスメ・ファッション
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いよいよグレートギャツビー2013が公開となるようですが、そのスポンサー(というかサプライヤー)にブルックスが名乗りを上げている、どころか衣装提供がブルックスそのものらしい!

前回のロバートレッドフォードバージョンでは、ラルフローレンが担当した、というのが話題、というか伝説になっているわけですが、80年代ファッションのファンとしては「エエッ、ブルックスっすか?ちょいとテイストが違うんぢゃ...」というのが本音。

ギャツビーのファッションのモードは一言で逝ってエレガンス。ブルックスはその対局、つまりは実直でまじめ、すっきり、清潔感たっぷり、なイメージです。表現を変えると「ビジネスモード」または「イモ」なわけです。
ギャツビーでいえば、語り手役のニックキャラウェイがまさにブルックススタイルそのものなわけで、主人公のギャツビーは今でいえばトムフォードあたりがやらないと、というのが私の意見。デカプリヲさまが演じるのでしたら尚更です。

ブラックフリースなる新ラインを投入したのは良いのですが、プラダみたいなモード系まるだしの、くるぶし丈パツパツスーツをブルックスみたいな古典ブランドがリリースしてみてもはっきりいって「イタい」だけ。なにトチ狂ってんだ、てのが正直な感想。国を代表するブランドがモードに走っちゃまずいでしょう、というわけです。

で、グレートギャツビーで30’sを展開、というかアーカイブから取り出してエッセンスをご提供、というわけですが、まずはお手並み拝見。このコラボレーションが今後リリースされる商品に反映されるのかどうなのか、興味の焦点はそこ。なんでも丸の内のお店にはギャツビーコレクションが並べられて、じっさいに売られるそうですぜ。これはいってみないと~...って、ブーブー言ってる割には鴨(爆)?



80’Sのラルフローレンを引っ張りだしてみる

2013-05-21 19:34:29 | インポート
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先日おこなった衣替えでは、80年代初頭のシャツ類が大量に発掘されてしまい(汗)、いったいいつ着るんだ、となりそうになったのですが、いちいちコダワリ抜いて買ったシャツなだけに思い出深い。丁寧に扱っていたので、コンディションは良いと思うのですが、そこはそれ、なにせ30年ものですからして、そこかしこにヤレがみられるのはご愛嬌。

細番手の極上コットン100%がデフォルトなので、酸素系漂白剤をつかうことができるのを幸い、襟や袖周りの黄ばみを取り除くことができる関係で、破れなどがない限り復活が可能です。


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書籍と同様、服もまた捨てられない性格なおかげで、楽しませていただいておりますが、30年経っても当時の着心地を維持しているクオリティはやっぱステキ。ちなみに画像の一着は82年の夏にオハイオのラルフローレンで買った一着。当時のお値段でも120ドルだったか、というキヲクなのですが、なにこうして今でも楽しめることを考えると非常にリーズナブル。件のポロ馬がロバにみえちゃうあたりがご愛嬌。ですが、これこそがアメリカ製の純正ポロのBDの証である、と逝って当時は珍重されたものです。
まだ中華への委託が始まっていない頃の良き時代の遺物。前立てや襟に芯がいっさい入ってない関係で、洗うと、このようにクタクタになっちゃうのが本物の証でもありました!

このあとこのブランドは日本へのOEMを強化、品質はピークを極めるのですが、お値段もピーク。このモデルでも店頭小売価格15000円程度で売られておりました。オンワード樫山や東京スタイルなんかが下請けってましたっけねえ~、(OEMものは馬の刺繍ががきれいにできてます)。で、日本のバブルの影響で、あまりの生産コストに見切りをつけたのは、経営判断として当然。当たり前のように中華生産へと移行して、クオリティがどんどん落ちていったわけですが、30年後のここへきて当時のものを羽織ってみますと感慨深いっす。ううむ、これ、まだ着られそうなんですけど~(けちともいう)。


会計監査を切り抜ける!

2013-05-21 07:45:44 | 今日の逸品
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非常に爽やかな天候が続くこの季節なのですが、私にとりましては全然爽やかぢゃない出来事が続くのもまたこの季節。別に嫌ってはいないのですが、かといって早く来い、と待ち望むわけでもない(爆)。

そう、今日はホテル旅館組合の恒例、会計監査の日でございます。総会に臨むにあたって、前もって会計監査を受けた上で承認をもらい、異常なしと認められてはじめて会計報告を行うことが許される、というまったくもって回りくどいプロセスがあるのです。

うう~会計責任者の私といたしましてはここ数ヶ月、これさえ乗り切れば、というわけで目標にして参りましたが、今日がその日。

グランドトータル(ホテルなだけに)を集計しなけりゃならないのに、関係各方面出していただくはずのすべての経費の数字が出そろったのがなんと昨日、と!!全く信じられないのんびりぶりですが、ま、会計担当以外の方々なんてこんなものです。キホン他人事、と。いい加減慣れましたともさ。

かんじんの監査はとくれば、これはなかなか緩くない(汗)帳簿の数字と領収書をきっちり辻褄合わせて、といいたいところですが、拍子抜けするほどあっけなく承認していただきました。まあね、ここまで苦節5年。なれ合いともいいますが(爆)、信頼関係がなせるワザとでもいうのでしょうか(違うから)。

というか、マチガイが起きるほど複雑な経理処理ないし~、とタカをくくっていると総会で足下をすくわれる、という前例がございましたので、あとは事務局に慎重な資料作りをお任せして総会に臨む、という段取り。ああ~、すっきりしたっす~!!