嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

許せ懐古もうど全開!80年代のオサレをふりかえってみる(爆)-3

2013-05-28 09:39:24 | コスメ・ファッション
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昨日の九州四国地方に続き、今日は近畿東海も、といわれる梅雨入りですが、毎日雨か、というとそうでもない。

特に沿岸部からは200kmほど内陸に位置する関係で、こちらでは、だいたい初期には晴天が連続して拍子抜けするのが常。
で、どんよりと推移するうちに7月後半になってから大雨警報級のやつがどーんとやってきて、降り続いたのちに、場合によっては災害をもたらす、というのが恒例のパターン。
今年は小雨傾向が強かったので、恵みの雨ということもできます。

そんななか、しまい込んであった80年代に購入の一連のコレクションを着続けているのですが、想像以上に傷みや汚れが発見されてしまい、服も消耗品なんだなあ、と痛感することしきり。ま、当然ですけどね。
ですが、スタイルが変わらない、というか30年前のものを現在でもそのまま着られる、というあたりには価値を見いだすことができます。大切に保管さえしておけば、という前提つきですが、そこがなかなかタイヘンときている(涙)。

さて今日はご存知、ブルックスブラザーズの通称「ポロカラー」でござる!これはもう定番中の定番。いわゆるボタンダウンシャツの元祖で、使われている生地は微妙に光沢を帯びた極上のオックスフォード。その昔はこれ着るだけでモテると信じられていたのです、はい(まじ)。ちなみにこれはR246青山通り沿いのブルックスブラザーズ本店に出向き、10500円(驚愕の定価)で買ったもの。売り場には袋に入っていない状態で、積み重ねた状態でディスプレイされており、ヌワー、アメリカ流、というわけで、しびれまくったものです(爆)。まさに聖地でございますた>青山店。

有名なお話ですが、創業者がポロ競技の最中に、プレイヤーのシャツの襟が風にはためくのをうざく思い(爆)、襟の先端にボタンを付けたらどうか、という発想が元である、という誕生秘話がまことしやかに語られておりますが、納得しやすいか。

その元祖の着心地はとくれば、これがまた襟芯、ならびに前立ての芯なしという仕様。つまり、洗うとペナペナになっちゃう頼りなさ。着心地が柔らかいのは良いのですが、しゃきっとしたいときにはきつめにノリを使ったり念入りにアイロンがけをしないとなりません。その点、ユニクロのBDなんかはしっかりしているんですけどねえ---

ちなみにブルックスではこの元祖ポロカラーはそれこそ特別ライン。通常のラインにはそれこそノーアイロンやもっとしゃきっとしているのがわんさかあって、販売中。そう、このポロカラーはいわばブランドアイコン。趣味のアイテム、というわけです。だってさ、アメリカ人の女房がこれにアイロンかけるか、と逝ったらノーでしょうよ!「弁護士を通してください」みたいな(爆)

ジョンロブのダブルモンク、ラコステのポロシャツ、JMウエストンのローファー、浪速やの柿の種(爆)と同列にとらえるべき一枚。それがブルックスのポロカラーなのです。(爆)。

「正統服飾論」を著したアランフラッサーは「街のどこで着ていても自慢になる」と書いておられましたが、わかるような気もする(とほひめ)。

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