いやはや、いきなり夏日が連続して、全くたまげますがしゃーない。身体を合わせてゆくしかないわけですが、早朝にウール、昼過ぎにリネン、というのはなかなか贅沢な衣生活というものでございます。
先日正調衣替えをおこなっておりました関係で、今シーズン中に袖を通しておかなければならないシャツが100着、セーターは30着ほどある関係で、着替えに忙しい昨今。これぞ着道楽~(うち50パーセントがユニクロですがね)。改めて見直してみますと、やはりユニクロのクオリティもコストダウンがいちぢるしく、ほんの5年ほど以前のものでも、明らかに糸の質が良い。安く買ってるんだから、あまり文句もいえませんが、ショーバイてのは厳しいですねえ~。
さて、そんななか画像のコンバースオールスターハイカット...半世紀を優に経過しているはずのロングセラーなのですが、こいつに近所の100均で買った110cm丈のブーツ用ゴム紐を採用してみますた。
オールスターはご存知の通り、ホワイト系だと2種類あって、ピュアホワイトとベージュ系のレトロな色づけから選択可能。
私の個体はベージュ系でしたけれど、100均ものはピュアホワイトのみでした。が、気にせず採用。や、なに100円ですし、ダメもとというやつですよ。
結果、これが良い!ハイカットの脱ぎ履きには、まじめにやると3分はかかるところが、ワンアクションで済んでしまう関係で15秒。しかもゴム由来の均一テンションのおかげで各ハトメ穴の長さ、つまり開き加減はほぼ均等。まったくニッポンのライフスタイルならではの悩みですが、こりゃ、しゃーない(爆)。
また、最後の足首近くの結び目である程度締め上げて、全体をまとめようとするあまり、どうしても結び目をきつく締め上げる関係で結び目直下にあたる部分が締め上げられてイタイ!
で、それらがこのゴム紐ですといっさい「なし」になるのは画期的。ハイカットでは足先から足首まで均等に締め上げる、というのは通常のスニーカー紐ではまず無理。
そこをゴム紐ですと、「均等テンション配分」がデフォルトとなる関係で当たり前にやってくださる。
さらに歩けば歩くほどこれらフィッティングが全体的に改善されて、足のシェイプや歩き方に応じて各部テンションがゴムの力で調整されてしまう、という副産物がついてくる(驚愕)。
私自身、このオールスターはハイカット、それにOXと呼ばれるローカットともにゆうに30足以上は履きつぶしておりますが、これまで味わったことのないレベルのフィットが実現されておりまして、こりゃすごい、いままでなんだったの、となってしまいました。オールスターの本当のフィッティングを知らずにここまできてしまった、というわけです。なんかものすごくもったいないことをしてきた気分っす。
ひも付きのブーツ並びにハイカットスニーカーご愛用者のみなさま、ゴム紐なんてほんっとにダサいんですけど、だまされたと思って(爆)、一度はどうぞ。おいちゃん、ウソいわないから(爆)!