シリーズ第2弾はこれ!そう、テイジンメンズショップ(テイメンと略して呼んでおりましたねえ)での展開のほかに、西銀座デパート1Fの一角にこじんまりとした専売の店舗を上品に構えていたか、というキヲクですが、どっこいここのファンは多い。
80年代なかば、当時はブリトラ全盛のところへさらに他人と同じでは飽き足らない、という方々向けにメディアというか業界が仕掛けたのが、BCBG(Bon Chic Bon Genle)の波です。つまりおフランス流のトラッドを無理矢理上陸させてしまった、というわけですがな(爆)。おフランスだけあって、どこか上品。お坊ちゃんテイストか、と思わせておいて、お値段の方もしっかり高かった(爆)。お坊ちゃんでもないくせに坊ちゃんヅラしたいんだったらカネ払いな、とそういうわけですよ(爆)。
その代表ブランドがこのファッソナブル。もうね、ブレザー一着とってもアメリカ由来のブルックスやポールスチュアートがイモに見える、そんなシャレっけ満載のプレゼンテーションにシビレたもんです、はい。なんの変哲もなさそうなネイビーブレザーなんですけど、ボタンがスターリングシルバーだったり、ボタン位置が巧妙にずらされていたり、袖口の切羽に4つ並んだボタンのうちのボタン穴がひとつだけ赤糸だったり(涙)などなど、遊び心満載!
ほんとうにくすぐるのがお上手なブランドでした。私もくすぐられるあまり買ったシャツがこれ(ばかだねえ)素材はなんてえことない高番手のコットンなのですが、そこはかとない洒落っ気満載のBD。やはり着心地はタイトなのですが、袖が巨大。いまだにかっちりしているなあ、と感心しております。
シリーズはまだまだ続きます(爆)。懐古もうどご容赦!