嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

更新ゼッコーチョー!Barbour にわかインプレッション-3

2014-07-15 19:58:21 | 今日の逸品
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話が長くなりますた。ようは、このTOKITOデザインのオリジナルモデルが、オークションに出品されてきてしまったのです(モンゼツ)!それも新品未使用。

妙なプレミヤムなしの、ほぼリーズナブルな価格。日本円換算で70000円強。

復刻版のお値段が関税込みでざっと65000円超だったのを考えれば、十分に有り得る。おまけにこれ、英国内からの個人出品でしたから、VATと呼ばれる、物品税20%を賦課された上での購入だとすると、ほぼこのままの価格で買っていることになる。おまけにこのアイテムにはBuyItNowというアイコンがついており、即買いが可能ですよ(悩ましい)。さあてどうする>自分。

というわけで、ほぼ15分、ディスプレイの前で悩んだ挙げ句にポッチリでございますよ。じつに出品からは30分。英国との時差で考えると、ものすごいことですぜ。1watcherでしたから、世間様にほぼ公表されないまま、私のものになったことになります。

まあね、復刻版はさらに洗練されているわけだし、キホン同じものが2着あってもいいぢゃないか、と自分に言い聞かせながらの苦行ではございましたが(勝手にしてくれ)、早速国内向けヤフーオークションの相場を調べに回ったのは内緒というものでございます(完全意味明瞭)。

今後の展開はさらに次号



Barbour にわかインプレッション-2

2014-07-15 16:11:00 | 今日の逸品
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さて、このモデルには実のところ、オリジナルが存在いたしました。2009の秋冬から立ち上げられた新シリーズ、
Barbour Beacon Heritage Rangeの中にあったSport Jacketがそれです。デザイナーなんと日本人。
その名をTokihito Yoshidaとおっしゃいます。ブランド名TOKITO。
Men's BIGIからBRUTUS編集部のファッション担当を経て、異例に渋かった英国調バイクウエアブランド=ハロルズギヤをはじめ、各ブランドのデザイナー、ディレクターを経て97年に自らの名前を冠したブランドTOKITOを設立。

アマゾンで探し当てた、コート系専門のムックに吉田さんのコメントがあるのを偶然発見したのですが、それによれば、Barbour の膨大なアーカイヴに敬意を払いつつも、着用目的に合わせて進化させてあるのがこのラインだそうです。
Barbourとしての味わいはそのままに、機能性が向上すればよい、とそんなコンセプト。

このシリーズは実に2012年の秋冬をもって、終了。限定ラインということもあり、発売と同時に完売、というのも珍しくはなかったそうな。

というわけで、私が気づいたときには、時すでに遅し。koshinyaさんが着ていたのもこのシリーズなのでした。どうりで、Barbourならではの雰囲気の中に、ヒトクセあるなと思わせるディテール満載だったわけです。

このシリーズの存在は知ってはいても、買おうかという今になって、絶版ぢゃあ仕方ない。オリジナルを横目で眺めつつ、本国の販売店から定価で買ったのが前記事のジャケットです。
到着から2週間ほどたった頃、いきなり関税の請求が届いたのも、今となってはニガヒ思い出というものでございます(涙)。

TOKITOラインのオリジナルは限定制作。ところが、その限定版が、あろうことか映画007Skyfallにご出演!しかも当代一のカッコ良さを誇る、現行ジェームズボンドがご着用、ということで話題一瞬にして沸騰!
オリジナルモデルの新品には、現在でも天井知らずのプレミヤムがついております。

Barbourとしても、このブームといってもよいくらいの盛り上がりを、指をくわえて眺めているわけにもゆかず、なんと別ラインをあらたにこしらえて、巧妙にいじった復刻版を急遽販売、という異例の事態を招いたわけでございます。それがこんかい買ったこれ。
が、その復刻版にしてからが限定モデル。しかもショップさんによれば、入荷と同時に売り切れ、という異常事態を繰り返していて、すでに各所で希望のサイズが手に入らないという事態が起きている、というではありませんか。

どうです、ケチなこの私がイギリス本国とはいえ、定価購入の上に関税まで支払って買ってる(爆)。いかに盛り上がっていたかがお判りいただけるでしょう(爆)。TOKITOデザインのオリジナルに比べますと、ぜんたいにスッキリと洗練されていて、着回しやすそうなのと、Barbourならではの防水性能や耐久性能が期待できそうなので、十分に満足していたのですが、とある晩に、店番をしながら覗いた某海外オークションサイトがいけなかったっ(以下次号)!


夏野菜がいよいよ!

2014-07-15 09:50:31 | インポート
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梅雨明け間近でございます。みなさま、夏休みの計画は立ちましたでしょうか?

おいまつえんにもたくさんのご予約、お問い合わせをいただいております。お客様、誠にありがとうございます。

いよいよ夏本番に向けて、夏野菜が収穫されております。近所の売り場に毎朝出向いて、物色してくるのですが、献立に落とし込むのに困るくらいにあれこれ出荷されてくるので、まったく悩みます。

味もいよいよ濃くなって、食べる前から彩りに圧倒される仕組みでございます。

ご予約は

おいまつえん

0267-62-0251

oldpine@seagreen.ocn.ne.jp


Barbour にわかインプレッション

2014-07-15 09:41:22 | 今日の逸品
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気がつけば、今年も後半。ここまで、毎年恒例の年中行事が目白押し。公私ともに楽しみながら過ごして参りました。

さて、個人的に今年前半の大事件がこのBarbourの購入でございました。長年憧れ続けたのはよいが、そもそもが高価なのと、身近に所有者が少なく、いても着ているシーンにであうことがなかった、というわけできっかけに乏しかったのが原因ですが、私のスタイルもじつはアウトドアーとはご縁がなさそうなのが一番の原因。

911関連での大親友=koshinyaさんが無類の服好きで、お出かけの折にbarbourの超限定モデルを羽織っていたのが運の尽きだったというわけです。

一連のBarbourは、本来ファッションとは無縁なはず。防水に機能を特化してある、作業着、というのがおそらく正しい捉え方なのか、と思うのですが、なに防水だ防寒だと騒いではみても、現代の、それも都会生活ではあまり深い意味を持ちません。
伝統に裏打ちされたアーカイブには無数の型紙が揃っていて、それら一部を製品化したラインナップはくすぐられるものばかりですが、現実にはオーバースペックなものばかり。が、そこがキモ。
400hpだ、500hpだというクルマが売れちゃうのと一緒です(少々違)。

さて、そんなBarbourのラインナップから私が選び出したのは、ご存知(でもないか)Commandar Jacket だったわけですが、このテイラードジャケットの要素を巧妙に織り込みながらも、Barbour名物の防水性能と、モダンなシルエット、着回しの効きそうな雰囲気まで備えている点で、シリーズのなかでは異色ともいえる存在。
ジェームズボンドも気に入るわけだわ(笑)というくらいに洗練された一着がこれ。

たまたま入梅の時期にあたったおかげで、その防水、防寒性能を身をもって知ることになったのですが、たしかにいい!ほとんど最高。3ワラント(後述)ダテぢゃない。
こうなりますと、私のクセでBarbourそれ自体にも興味が及んでしまい、各種文献なども読みあさるうちに進むべき道が見えてきてしまうのでした、嗚呼(詳細さらに次号)。


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