嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 ロンドン2016-6 Strolling in the CITY of London

2016-02-24 15:24:36 | 加齢なる遠足(爆)

画像は、CITYの中心部にそびえる保険会社のビル。配管むき出しの斬新なデザインが印象的で、いちど眺めてみたいと思っておりました。

John Lobbの不朽の名作の一足にCITYという Cap toe Oxfordがあるのですが、まさに虎屋の羊羹(爆)。時代の変化に応じて巧妙かつ微妙に変化を続けつつ、王道であり続ける。という靴の1モデルとしてはまさに奇跡のようなモデルですが、今回ひきとる一足も実はCITYのバイリクエストでしたので、出向きました(ターンジュン)

いうまでもなく、金融の中心ですから、街行くメンズは全員スーツ姿。楽しみにしていたのです。がっ、これぞというお方には滅多にどころか全くすれ違わないのがフシギなほどっす。あ、そいうのは平日の昼間にブラブラなんてしてねえのか(爆)。

金融で思い出しましたが(爆)、今回はレートが比較的マシ。羽田空港の出国後の両替屋で10000円がコミッション込みで60GBPほどになりました。50にしかならなかった去年とは大違いです。

ちなみに街角の人通りの多い場所には必ずATMがあって、デビット対応のクレジットカードなどを持ってさえいれば、事前の両替の心配はまずいりません。現地通貨で自分の口座から引き出すことがロンドンでしたら、どのエリアでも可能。でも現金でないとダメなシーン、てのは今やほとんどないんすよね。パブくらいか(爆)。

去年の英国旅行の直後に温泉に出向いた折にコンビニでたまたま見つけたBRUTUSのロンドン特集の1ページにこの界隈の情報が少しあったので、そいつを元にこちら

に出向きました。Fenchurch St.20。なんとも異様な外観は遠くからでも認識できるのですが、あだ名がウォーキートーキー。つまり無線機のような外観だ、というわけです。実はこのビルの屋上に無料開放の屋上庭園がある、というでわありませんか。このロンドンで無料だ、ってのは貴重だ、とばかりネット予約をかまして出向きます。テロ防止で事前申込みとパスポート提示に金属探知ゲートをくぐる必要がありますけど、一度行っても後悔はしないかも。すくなくともLondon Eyeに大枚はたく(5000円強。グラスシャンパンつき)くらいでしたら、こちらでも、と考えるのは私だけではなかったようで、ものすごい大行列でした。平日の朝イチなのに。

Thamesを挟んだ向こう側が一望できる立地に、高級レストランとバーが付属しているあたり、ニクい!ちょいと一杯、とも考えたのですが、お値段もにくい(爆)ので、やめにして、観光に徹します。とかいっても15分くらいいればもう満腹(爆)。

屋上庭園だなどといまさら驚きゃしねえ、というわけでまことにイヤな時代でございますが、しかたがない。

窓外からは

ロンドンの名だたる名所が一望できます。

夜景なんていいだろうな、と思いはするのですが、わざわざひとりで登ってもねえ、と。

いうわけで、早々に撤退。無料というのはありがたいですけど、屋上庭園てのはどうにも白々しいっす。たしか大阪にも空中庭園てのがありましたけど、あちらのほうがもっと斬新な造りだったかな?

このギャップがたまらないんですよ。新旧の色合いが全く違うあたり、興味深いです。

CITYも、通り一本入るとこのようなクラシックなアーケードが待ち構えております。このアーケードはcityで働く人々のランチスポットなのだそうで、すでに一服、という方々で混雑していました。まだ11時前だってのに、ビール飲んでるやつも珍しくないです。おまいら、ちゃんと働いてるのかよ、と(爆)?

ホッとして私もパブに駆け込みそうになりますけど、いくらなんでも飲みすぎ。午前中からやっていたのでわ身が持ちませんて(爆)。

さて、cityで散々、激写したあとは(爆)バスの特等席に陣取って郊外というか中心からちょいと西寄りのところにあるショッピングモールへ向かいます。バスなんて長くても5分に一本はきちゃう。画像のようなこんなパノラマが50分ほども続くんですから極楽。地下鉄に乗っても良いのですが、2階からのこの眺めがあると思うとどうしてもバス優先になっちゃう。雨が降ろうがなにしようが関係ない。ロンドンはこうでなくちゃ。ちなみに混雑する道路にはかならずBus Laneが確保されており、ルールを守らないやつはいません。移動も常にスムーズに確保されます。

Westfield Londonと呼ばれる、こちらにやってまいりますた。とにかく広大。1日あっても半分も回れないはず。が、こんなのをみてもまた驚きゃしねえ。ほんとうにイヤな世の中です。というか馴れ合ってしまっている自分も困りもの。

英国版イオンだな、と気がついた瞬間に萎えちゃう(爆)。ありとあらゆるブランドに各国料理のレストラン、買えないものはなにもない、といいたいところですけれど、ここはロンドン。仮にエルメスをイオンで買えるようになったとして、だれが喜ぶと言うのでしょう。そいうことでしょう(若干違)?

Westfieldで買えるものはトーキョーやサイタマ(爆)でも買えるんです。ロンドンでしか買えないものを探しにやはり出向く先は他にあるとみました。