今年初のエンジンの火入れ。いつもながらキンチョーする一瞬(それほどでもないが)ですが、あっけなく始動。
トクイチオート発行の「車にちょっといい話」をご購読の方々は先刻ご承知でしょうが、イグニッションオンの状態でキーをいったん止め、各種警告等が点灯するのを確認、ビミョーな作動音が収まったところで始動。というのがゼッタイのルールです!ようは一呼吸おいて、エンジンスタート位置までキーを回してやるわけです。別にやらなくても、と思われる方はまあよろしい。5年でクルマ売っちゃう(通称ディーラー鴨)お方にもまったくカンケーない。とまあその程度のことですが、少なくともクルマに「やさしく」乗りたい場合はぜひとも!
さて、今日の外気温、車内温度計によればマイナス2度。快晴で路面はドライですが、始動直後に走り始めてのち、なるべく周囲、特に後方からのクルマにメーワクがかからない範囲でじっくり暖気いたします。徐々に速度を上げてゆきますが、30分ほど走るうちにはタイアのフィールも明らかに変化して、暖気の進み具合がしっかりとステアリングやシートを通じて伝わってまいります。40分、距離にして20kmほど走るうちにはすっかり暖まって、クルマ本来のコンディションが見えてきます。
さて、ここからがオタノシミ(爆)。実は11月の中旬にはスタッドレス装備、その直後に、トクイチオートのエンジン内部最適化テクノロジーを施してからははじめての夏タイアドライブなのです。アクセルを開けられる環境が整ったところで「S」にシフト(笑劇がはしる)!・・・すると、なんということでしょう、湧き上がる怒涛のトルクにつられて件のエンジン音が盛り上がってもうタマランチ会長(本年初出)。
ころがりたがるタイア、回りたがるエンジン・・・というわけで知らぬ間に車速が~、となります・・・ううむ、個人的な印象に過ぎませんが、どうも50000km越えたあたりからクルマ全体がしっとりと落ち着いた半面、エンジンやサスペンションがスムーズとなって非常によい上り調子なのを実感する昨今。また、かねてより話題のEBSテクノロジーを施すうち、ダンパーのやれがほとんど意識されなくなり(速度域によります)、非常にフシギな昨今。さよう、新車整備がここへきて効いてきているのです!つまるところヤレが非常に少ない!
3年だとか5年だとかのサイクルでクルマをコロコロ乗り換えてゆかれる所謂「鴨」のみなさまには誠に申し訳ない事実ですが、それですと多分、「乗ったことがある」、もしくは「持ったことがある」程度の味わいレベルなのでわ、と思われます。
クルマの本質を見極められるのはそれ以降の距離、ないしは時間であると断言しておきましょう。あ、もちろんこれ、個人的な感想に過ぎませんし、みなさまの飽きっぽいのは直らないしねえ(爆)。だいいちビンボー人のヒガミでしかない(脱力)。「女房と畳は・・・云々」のたとえ通り、乗り換えのカーライフもまたよし、というものでしょう・・・キモチは判る(うらやましくわなひが)・・・などとエラソーにいえるのも、実はトクイチオートのおかげ!出庫のたびごとにコンディションが「かならず」上がってゆく(きつぱり)この事実。あたかもクルマが育ってゆくかのような、トクイチでのこの体験をしてしまったが最後、よほどのことがない限りこの個体を他に譲ってはならじ、となるのもまたホンネでございます。
ま、鴨のみなさまには、かかる良質な個体を今後も引き続き「排出(つかいすてと読みます)」なさり、わが国、特にディーラーの営業さんの経済発展にご尽力くださいますようヒラにお願いいたします(爆)。