別府から湯布院へのワインディングや、阿蘇山中のワインディングはそれこそボクスターにとっては桃源郷というものでしょう。おまけにお天気がものすごい(爆)!こんなのあるか~、というくらいな快晴でございますた!
MTモウドの2→3→4を使い分けて、待ちに待ったフラット6、それもツインカム(チビりそうになる)さらに水冷(!)のフィーリングをあじわいます。空冷時代にはシングルカムでこのフィールなんだから、ツインカム化したらさぞかし、と夢想しておったわけですが、阿蘇のこの道路環境でフラット6を床まで踏む(ダメでしょう)日が来る、だなんてまったく想像もしておりませんでした。
トクイチオートからはまず、しばらくは4000rpmまでで様子を見なさい、とキツークいい渡されているのですが、いや~、このパノラミックな眺めに、非常にまばらな交通環境では4000ごときで、こらえられるわけもございませんて(爆)。だいたい、このエンジン、4000からが本領。音が劇的に変わって、トルクが盛り上がるのが体感できる!!さらに6000からの雄叫びと逝ってよい鋭さがツインカムならでわ(きつぱり)。いかんせんTIPなので、低いギヤでドバー、と踏んでしまいますと6500くらいでシフトアップがおきてしまうので、3あたりでエンジンと「ご相談申し上げながら」じんわりアクセルを開けて参りますと、きっちり7000まで回って、コワーン、ともプワーンともきこえるミゴトな咆哮を聴くことができます!
また、その過程では乗用車のエンジンではまず感じることのない「トルクの山」が押し寄せてくるのが音とGで感じられる。さよう、きっちり「ポルシェの演出」が効いているのです。しかもその大音量がコクピットのすぐ後ろからドライバーに向けてダイレクトに届きます。このときのアクセルレスポンスにはMTもATもございません。もちろんロックアップクラッチのおかげですが、ミリ単位のアクセルワークに応じて「コォンコォン」吹けるさまは、まあなんというのでしょう、快楽機械、とでも表現できるでしょうか?
路面の荒れた道路も多いのですが、EBS装備のこの個体では「絶対に」クルマがはねない(きつぱり)ことがわかっておりますので、旋回初期より思い切り早めのアクセルオンを行い、良いペースで流します。トラクションが抜けない、ってのはこんなに安定感があることなのか、と改めて思い知るのですが、とにかく車両全体がターンインの段階から落ち着き払っています。私ごときがイパーン道で試せる油温では余裕がありすぎて退屈なくらい・・・ですが、これには、トクイチオートで施されたアライメント調整が効いているのです。商品名「クレイドルアライメント(トクイチオート0583-70-4848)」っ!
コーナリングからの脱出でトラクションこれでもか。床まで踏んでちょうどよい(完全意味明瞭)、この「素の」ボクスターの程よさを思い知る初秋の午後でございますた(まったりと以下痔号)。
masa@calibraさん、ごめんなさい。今週末はZUMIは鈴鹿通いなんです。
また九州・大分行きたいです。
oldpineさん、来月楽しみにしてます。