画像は、当ホテルの24号室と呼んでいる、長期滞在向けの客室です。このたび、内装工事が完了いたしました。ご覧のようにすでにお客様が滞在中。
ダークな木目にライトグリーンを組み合わせた色合いで、シックな中にも爽やかな感じを狙ってみますた。
ホテルの客室としては珍しい組み合わせですが、このコンビネーションには確たる色彩サンプルがあったのですたw
ドーン!john lobb 2012。イヤーモデルとしては初のブーツ。このスペシャルモデルのリリースは10年ほども以前の出来事ですが、いまだにキヲクに新しい鮮烈なコレクションでございます。というかいまだに欲しいだけ(爆)。
その中のローデングリーンという色にダークブラウンを組み合わせたモデルの印象がいまだに残っていて、というわけで今回の内装工事につながりました(どうして?)
自称(勝手に)、ローデングリーンの壁紙は耐水タイプ、木製に見える床材も樹脂製のものとして、頻繁な液剤による消毒に耐えるように仕様変更をおこなって、今後の20年に備えます。
このタイプはあと2室。現在、工事が進んでいますが、それぞれ違う色で室内を貼り直しております。年内に全て完成の見込み。
さらにレストランスペースにずっと欲しかった動力電源を生かしたハイパワーのエアコンを設置いたしました。
念願の、と申しますのはレストランに鎮座ましましておられた40年間稼働のエアコンならぬ動力電源「クーラー」に引退ねがって、既存の動力電源を生かしたエアコン、それも最新の暖房強化型を導入するというものでございます。
いかんせんこのモデルは高額で、なおかつ現状あるガスファンヒーターの使い勝手がそこそこよく、瞬間暖房には好適なことから買い替えを控えていたものです。
動力電源のあつかいは、かねてからの懸案でして、8月のほんの1週間程度しか稼働しないクーラーのためだけに高額な基本料金を1年間払い続けるのがくやしかったのですが、暖房強化型エアコンの導入となれば、動力電源特有の安価な電気代と相まって年間通した稼働が期待できます。
パワーがあるぶん、たとえば換気後の室温回復にも有利なはずで、長年の間にはコスト減に寄与すると期待されますw(期待にすぎません)。
ガスファンヒーターの導入からもすでに10年が経過。機器もオーバーホールの時期か、という感じになってきたのと、コロナ禍での公共スペースにおける頻繁な換気の推奨という流れがあって、パワフルなエアコンの導入が急浮上したのです。
おりしも、県からの補助金のニュースも流れたのも影響しておりますw。が、これも補助事業の予算ワクの関係で実際には県への補助申請を行わず、ただのキッカケでした。が、このような設備の充実はけして無駄ではなかったと思います。
このエアコン導入部分だけ国の小規模事業者持続化補助金というやつに併願しておりました。県の方は、ほんの3日で採択だったのですが、国のほうは去年のコロナ特別対応型に一度採択されてしまっているのでまあ望み薄でしょうか、と思っていたら案の定(爆)今回は不採択となりました。
が申請せずに後悔するよりはマシ。そもそも補助金なんてダメ元なんですからw。というわけで、こちらもさっそく「自腹」工事に踏み切りますた。
結果、ものすごいパワー。ほんの1基の設置で、スペースすべてをまかなえる他に、設備屋さんのアドヴァイスでサーキュレーターと呼ばれる扇風機を2台設置して暖気の循環を図りますと、足元まで快適そのものでございます。
が、こうなるとレストランの内装も気になってきて、となるわけですが、こちらは正のスパイラルです。おかげさまで稼働もなんとか回復基調ですからこのまま踏ん張るといたしましょう!というわけで、実弾を撃ち尽くした、というお話でした(爆)。
このクリスマスからはフルに新装なった設備で、お客さまをお迎えいたします。みなさま、ご予約お待ちしております。