嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

007 Quantam of Solace

2009-02-02 17:31:40 | 映画

2101201 みなさまご覧になりましたでしょうか?007最新作。さいきんではネットのおかげでネタバレがはげしく、おおまかなところはおさえた上で映画館に赴く、という方も少なくないでしょうが、私はなるべく「素」のままでむくように心がけております。

ダニエルクレイグさまはこれで2作目のボンド役。撮影に手間と時間がかかりまくるので主演男優には迷惑がられるので有名な007シリーズですが、現行ボンドがいつまでもつのか(爆)?そのあたりもひとつの見どころでしょうか(爆)?なかには1作のみで降りてしまった男優さんもいましたしねえ(ティモシーダルトン)・・・

さて、冒頭のカーチェイスに始まって一連のハデハデなアクションはたしかにスゴイ!すごいんですが、007シリーズの文法にはまったく沿っていない。こりゃ「ジェイソン・ボーン」かと思いますた(爆)。60年代から連綿とあった、ある意味水戸黄門みたいな(爆)安心感がなく、ムリヤリボンドを名乗らなくてもただのゴーカアクション巨編ということで納得できてしまいます。

Qが提供してくれるはずの新兵器もなければ、ボンドガールもイマイチ(オヤジの意見)。グッチにいたトムフォードのスーツとサングラスできめたボンドはめちゃくちゃカッコよいがゴツ過ぎてボンド得意のジョークがまったく似合わないのは致命的な配役ミスか。かんじんのストーリーも凝りすぎというのかなんだかわかりにくくてスッキリしない。こちとら007みにきてるのに、ニンゲンドラマやってどうすんだよ、と(完全意味明瞭)。倉本センセかよ、と(爆死)・・・観終わっても、アレー?なんだかわからないし、どうにもスッキリしない、ニンゲンドラマだしぃ~しかたないか~、で帰る羽目になる(理解力が足りずにスマソ)。

30年後に観ても見ごたえのある作品にしたかった、と、件のクレイグ氏はコメントしていたが、そんな必要はまったくない(きつぱり)。007なんて常に最新作のみ話題になればそれでよい。個人的にはたんなる娯楽作品に特化して定番のみで押しまくるボンドシリーズの復活を望んでやみません。007シリーズは「男はつらいよ」でよい(一部意味不明)な★。レンタルDVD化を待て、の19点(100点満点評価)。

ところで冒頭159にせっつかれるアストンがでてきますが、あのシーンも反対車線に目を向けると失笑を禁じえない(一部意味不明)。トンネル内追越しのスリルはわかるがどうみても停まってんぞ>反対車線(爆)。アストンを何台も壊して制作費のかなりな部分を使い果たしてないか、と心配になる昨今(余計なお世話)。純正にはない装備がてんこ盛りの一台だったはずだがそれらの解説は一切なされていないし、ボンドカーというのは活躍しまくりの準主役だ、というのが文法ですぜ・・・というわけでカントクさんはダブルオーへの理解がまったく足りていないとの結論。観客サイドに立ってないというのが伝わってくるわけで、こいうのは長年のファンとしてはツライです(爆)。

ちなみに今日づけの読売新聞によれば前作と今回のこれのカントクさんは次回作への製作依頼を固辞なさったとのこと。あんだよ、ボンド使い捨てですかい。どうもおかしいと思った。このままではシリーズの存続は怪しいわけで、はやいとこ次のボンドの配役だけでも発表してつないでおかないと、この不景気でスポンサー皆無な昨今、ファンとしてはシリーズの存続そのものが心配っす(まぢ)。


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